■わたくし的、後日談
ピエトロやブルーノをはじめ登場人物はグラッパという酒を飲みまくります。グラッパはイタリア特産の蒸留酒で、ブドウの搾りかすを発酵させたアルコールを蒸留したブランデーの一種らしい。懐が寂しくても酔っぱらえる安酒、という位置づけでそれほど間違っていないと思います。もちろん、日本の焼酎のようにピンキリでしょうけれど。
ピエトロやブルーノをはじめ登場人物はグラッパという酒を飲みまくります。グラッパはイタリア特産の蒸留酒で、ブドウの搾りかすを発酵させたアルコールを蒸留したブランデーの一種らしい。懐が寂しくても酔っぱらえる安酒、という位置づけでそれほど間違っていないと思います。もちろん、日本の焼酎のようにピンキリでしょうけれど。
小説や映画でピエールたちがグラッパを酌み交わしながらベロンベロンに酔っ払う光景は、学生時代に下宿でよく飲んだ「サントリーウイスキーホワイト」や「宝焼酎」を思い出します。しようもなかったりあったりする話題にバカ笑いしたり口角泡を飛ばす、その泡の飛距離が衰えないまま空は白んでいくのでした。
そんなホワイトですが、じゃなくてグラッパですが日本で1瓶買おうとするとオシャレな瓶に入っていたりしてそれなりに高価です。けれども、わたくし、見つけました。イタリアンファミリーレストラン「サイゼリヤ」で飲むことができます。アマゾンなんかで1瓶(例えばこれ)を入手したほうが割安なんだけれども1口で悶絶するような酒かもしれません。まずは1杯です。
そんなホワイトですが、じゃなくてグラッパですが日本で1瓶買おうとするとオシャレな瓶に入っていたりしてそれなりに高価です。けれども、わたくし、見つけました。イタリアンファミリーレストラン「サイゼリヤ」で飲むことができます。アマゾンなんかで1瓶(例えばこれ)を入手したほうが割安なんだけれども1口で悶絶するような酒かもしれません。まずは1杯です。
制服姿のお姉さんに案内されて席に着きました。サイゼリア初入店です。初尾根で初岩崖にぶつかった気分です。メニューブックを開き、考えているふりをしながら予習してきたグラッパとエスカルゴの写真を確認。スマホかマウスみたいな呼び出しボタンで注文するんだけれど迷わずマウスをクリック。遠くでチャイムが鳴ってお姉さんが来てくれました。メニューには「これぞイタリア通のお酒。」と書かれています。ちっともイタリア通ではないけれど、「グラッパ、いつも飲んでるんだよね」みたいな雰囲気を醸し出す努力をします。

サイゼリヤのグラッパ。無色透明です。プラスチックのコップに入っています。よーく見ると小さなブドウの房がデザインされていました。1杯30mlで税込300円也。アルコール分は40%もあります。
グラッパは食後酒らしいけれどかまいやしません。まず一口。んっ? よくわかりません。もう一口。きました。カッときました。カカカッと。味? カッとしてスッとします、って味じゃないか。ブドウの風味を感じられるキツい甲類焼酎といった印象です。おいしいです。
もう一杯。酔眼の向こうに、須弥山は無理でもモンテ・ローザの山並は見えるかも。帰れない山へのルートが見えるかも。そしてもう一杯。

お読みいただきありがとうございます。

