今季初物マイタケを採って食す

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マイタケ ごはん
急登の途中で見つけたマイタケ
奥多摩の某尾根で今季初のマイタケを見つけました。2025年9月某日のことです。
キツい急登の途中で足を踏ん張り、息を整えていると視界の隅に「ん!?」と感じるものがあり、視線を移すとマイタケです。ミズナラの大木の根元にぽこりと盛り上がった小さな株が2つです。にじり寄ります。バテ気味だし急傾斜だし歓喜の舞を舞う気にはなれません。
軍手を脱ぎ、株をすくい上げるように持ち、左右に揺らしながらメリッとミズナラから引き剥がしました。レジ袋に入れて口をゆるく結んでザックに収納。しばらく息を止めていたかもしれません。大きく息を吸って吐いてしばらく休憩しました。
マイタケ

採ったマイタケ。薄灰色の小さな株が2つです。多分、これからもっと大きくなると思うんですが、おいそれと来られる場所ではありません。採っちゃいます。

マイタケ

翌日です。軍手は大きさの目安です。いつも台所に置いてあるわけではありません。

マイタケ

天ぷら。最初の2つは衣が重くてぼてっとしたので後は水を足して修正。けれども食べ比べてみるとぼてっと天ぷらのほうがおいしかったです。衣にマイタケの旨味というか風味がしっかり含まれてすこぶるおいしかったです。今後、マイタケの天ぷらはぼて衣で調理します。

マイタケ

味噌汁。具はマイタケのほか、長ネギと「松山あげ」という油揚げ。「松山あげ」は愛媛県松山市特産のごく薄い油揚げです(円内。これは「きざみ」。ほかに「大判」「小判」「糸切り」があるらしい)。味は海老せんべいから海老の味を取ったようなさっぱり味。汁に入れるとマイタケや長ネギや味噌の味を吸い、とろっとした食感でとってもおいしかったです。

幸先のいいキノコシーズンです。今年もたくさんのマイタケに出会えそうな気がしてなりません。

お読みいただき、ありがとうございました。

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