今までに登った最高峰は2281mの剣ヶ峰でした【前編】

スポンサーリンク
剣ヶ峰,ヒサシゴーロ尾根 奥多摩じゃない山など
地理院地図

新型コロナウイルス感染症(武漢かぜ)対策の緊急事態宣言で尾根歩きもままなりません。そこでこれまでのアウトドア関連の記録をいろいろ漁ってみました。

わたくしはEvernote(エバーノート)とというソフトウェアになんでも記録を採っています。Evernoteはテキストや画像、Webサイトを「ノート」に記録し、関連する「ノート」を「ノートブック」にまとめることができます。たとえば、わたくしは「diary」と名付けたノートブックに、日付けをタイトルにした買い物メモやレシートの画像、やらなければならないことなんかをノートにして保存しています。ノートブックをさらに大きなカテゴリーにまとめることもできます。わたくしの仕事(書籍・雑誌の編集)関連の例をあげれば、「進行中プロジェクト」の中に「●●●●2020」や「●●●●●●で見る日本の歴史」なんかのノートブックがあって、その中に「スケジュール」とか「項目案」とか「構成案」とか「予算案」といったタイトルを付けたノートを付け加えたり、ときには削除したりしながら仕事を進めています。似たようなソフトウェアはほかにもたくさんありますが、数年前からなんとなくEvernoteを使っています。

前置きが嫌というほど長くなりましたが、Evernoteの「アウトドア」というカテゴリー内に貯まっている数年前からのノートやらノートブックを漁ってみてわかったことのひとつが、わたくしが今までに登った最高峰はどうやら2281mの剣ヶ峰(けんがみね)だということです。

剣ヶ峰という名前の山は全国に何十もあるようですが、いちばん有名なのは富士山の山頂でしょう。けれどもわたくしが登ったのは長野県と群馬県の県境に火口を持つ浅間山(あさまやま)のすぐ南西にある剣ヶ峰です。
地形図を見るとまん丸い浅間山の南西に前掛山(まえかけやま 浅間山は火山活動で立ち入り禁止のため前掛山登頂=浅間山登頂という国際合意ができています。違うかな?)があって、その南西に剣ヶ峰があります。浅間山の火口からの距離は約2km。ドーーーーーーンとした浅間山と文字通り剣のようなピークを持つ剣ヶ峰を狭い樹海が分けています。

剣ヶ峰に登った記録は6回分残っていますが、多分、7、8回くらい登ったと思います。ルートはいつもほぼ同じで、
[START]しなの鉄道信濃追分駅→(45分)石尊山登山口→(3時間)石尊山→(1時間30分)剣ヶ峰登り口→(40分)剣ヶ峰→ヒサシゴーロ尾根→(1時間30分)天狗の湯浅間山荘→(2時間)[GOAL]しなの鉄道・JR小諸駅
です。

『山と高原地図 浅間山 軽井沢』(2013年版)では追分宿(おいわけしゅく)から石尊山(せきそんさん)までのルートは赤実線で描かれていますが、石尊山から剣ヶ峰までのルートは薄い破線で記載されています。
石尊山から剣ヶ峰はそこそこしっかりした道があったんですが、廃れゆく雰囲気むんむんでした。今はどうなっているんでしょう。石尊山から浅間山方面は軽井沢町長の名で「この先は行かないでね」みたいな看板が立っていました。

当時は『奥多摩尾根歩き』みたいに数多くの写真は撮っていません。公表するつもりはなく、気になる風景をスマホやカメラでテキトーに撮っていました。そんな写真や動画をひとつにまとめてみました。歩いた時期はバラバラですが、全て2013年です。

【前編】は石尊山の登山口から石尊山までです。

石尊山の登山口。
これも石尊山の登山口。
道中。左側は確か「馬飼いの土手」という場所です。
登山道は林道を横断します。
林道を左へ。「座禅窟」に寄り道します。
洞窟からの眺め。
洞窟内の石像。
登山道に戻り、先に進みます。息を止めて撮影した記憶があります。
「おはぐろ池」。この池の少し下には「血の池」や「血の滝」があります。水に含まれる鉄分が空気に触れて赤褐色になるようです。
濁川の源流。
石尊山山頂からの浅間山の眺め。
中軽井沢あたりの街並み。

右が浅間山。左の尖ったピークが目指す剣ヶ峰です。

今までに登った最高峰は2281mの剣ヶ峰でした【中編】

タイトルとURLをコピーしました