マジックマウンテンという名前の新しい杖(トレッキングポール)を購入してちょっとうれしい

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栂ノ山尾根 装備
栂ノ山尾根
体重をかけるとグニューッと縮むようになったコールマンの杖を買い換えました。
マジックマウンテン トレイルポール クワトロTグリップSLS(4段式1本)アップルレッド MP401SLという杖を買いました。ダブルストックではなく、これまで通りの一本杖です。ずっと使ってきたコールマンの杖にしようかと思ったんですが、もっとコンパクトになるものをと探していたらこの杖に行き当たりました。
値段は税込みで6千数百円とちょっとお高い買い物でしたが、わたくしがこれから買う物の多くは一生モノになる可能性大なので、まー、とんでもない出費じゃなければイイか、という前向きなのか後ろ向きなのかわからない思いで購入したのでした。
購入の決め手になったポイントは以下の通りです。
短い
カリマー dale 28リットルのザックに無理なく入る。愛用していたコールマンのT1という杖もしまえることはしまえるんですが、ザックを内側から突っ張り気味でした。MP401SLはスッポリ収まるサイズです。
グニューって縮まなそう
SLS(スマート アンド ロック システム)というのがグニューッてなるのを防ぐらしい。こういうシステムがあるということは、軸を回して締め付ける方式ではグニューッてなるのはある意味、宿命というか弱点なのでしょうか。
名前がなんかカッコイイ
magic mountain(マジックマウンテン)という名前がイイと思った。と書いたところでちょっと調べてみたんだけれどもマジックマウンテンって埼玉県にある会社の名前でした。「岩と氷のアルパインクライミングや雪山の世界が大好きなマウンテニヤーが働いて」(同社ホームページより)いるそうです。なんか、力強いです。グニューなんてことにはまずなりそうにありません。やはりこの杖を買ってよかったと思います。
マジックマウンテンは海外の登山用具を登山ショップで販売したりオリジナル製品の開発もしていて、購入した杖はオリジナル製品のはずです。はずですが同社の最新(2020)カタログにこの杖は見当たりません。もしや、廃版なのでしょうか。アマゾンでの取り扱いは2014年からと掲載されています。モデルチェンジみたいなのはどれくらいの期間で行われるものかわかりませんが、少なくとも6年間ほど販売されていたわけですからしっかりしたモノであるのは確かだと思います。
「枯れた」技術が尊ばれるということはどんな世界にもあります。MP401SLもそんな杖です、なんて言いすぎかな。
肝心の使い勝手ですが、いまのところなんの支障なく2本の脚といっしょにわたくしを支えてくています。購入してからの尾根歩きはまだ5、6回ですが、そこそこ過酷な5、6回の尾根登りと、さらに過酷な5、6回の尾根下りにグニューッてなることなく杖としての機能を発揮し、とくに問題はありません。
ところで、カチッて音がするんです。獅子舞の獅子が歯を打ち合わせたときのような音です。いや、もうちょっと高い音かな。いつもするわけではありません。グッと力を入れた後が多いかな。杖を前に振り出そうとグリップの力を抜くと、獅子舞がカチッって歯を打つんです。もうすっかり慣れて気にならなくなりましたが、当初はカチッて鳴ると大きな獅子の頭が思い浮かんだものです。獅子の口の奥の人と目が合うとちょっと気まずいですよね。そんなことどーでもいいか。どうやらSLSが発する音のようです。
尾根歩きができなくなっても街で使う一生モノになればいいなと思っています。
[仕様](アマゾンより)
ポール素材:ジュラルミン6061/6061/6061/7075
サイズ:伸縮長95-44cm、ポール径18-16-14-12mm
重さ:265g(ラバープロテクター付き)
細身のEVA(*)軽量グリップ
(*)EVAはエヴァンゲリオンのことではなく、エチレン ビニールアセタート コポリマーのことらしいです。なんのこっちゃですが、ビーチサンダルやバスマットなんかでよく使われる素材のようです。
カチッて鳴るSLS搭載の優れもモノ。
杖はスケールにもなります。
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