今回は棒杭尾根(ぼうくいおね)を登り、ヨコスズ尾根を下りました。
棒杭尾根のてっぺんは長沢背稜(ながさわはいりょう)の上にあって(ざっくりですみません)、下端は倉沢谷(くらさわだに)が二又に分かれる塩地谷(しおじだに)と倉沢谷(くらさわだに)の出合です。棒杭尾根はかなり前に下ったことはありますが登るのは初めてです。
ヨコスズ尾根は長沢背稜の天目山(てんもくざん 三ツドッケ)から南西に下っています。ヨコスズ尾根はこれまで4、5回は歩いたと思います。先々週と先週も下っています。また下りました。下りすぎです。下りすぎではありますが、いつも登山道を歩き、キチンと尾根を歩いたことはありません。ヨコスズ尾根の尾根上をビシッと歩いてみようというのが今回の大きな目的です。
申し訳ないのですが、棒杭尾根は行きがけの駄賃というか帰りがけの駄賃というポジションです。けれども棒杭尾根もできるだけ尾根上を歩いてみようと出かけたのでした。

棒杭尾根
(棒杭尾根、ヨコスズ尾根)
■コース | JR青梅線奥多摩駅→[START]倉沢バス停→林道倉沢線→(1時間10分)棒杭尾根取付→棒杭尾根→(2時間)棒杭尾根のてっぺん(長沢背稜)→(40分)一杯水避難小屋→ヨコスズ尾根→(2時間20分)[GOAL]東日原バス停→JR青梅線奥多摩駅 (6時間10分) |
■歩いた日 | 2021年4月10日(土) |
※赤い線が歩いた軌跡です。ただ、正確無比なものではありません。あ〜、そ〜、このあたりを歩いたんだ、程度の参考にしてください。
■JR青梅線奥多摩駅→[START]倉沢バス停→林道倉沢線→(1時間10分)棒杭尾根取付→棒杭尾根→(2時間)棒杭尾根のてっぺん(長沢背稜)
棒杭尾根の取付は尾根の横っ腹から。登山道はくの字くの字で稜線の急勾配をうまくなだめながら高度を上げていくけれど、できるだけ尾根上を歩いてみました。ザレた急登を這い上がったりこぢんまりした岩場を乗り越えたり先の見えないアセビの茂みを突破したり、楽しかったです。














































余談です。先週の尾根歩きで水没させたカメラのことです。電池蓋を開けたまま放置して乾かしていたところ、電源を入れるとたまにすぐ電源が切れたり、電源を切るとたまに鏡筒が縮まる途中で2、3回ピストン運動をして停止したり、色味がヘン? にたまになったり、望遠レバーを動かしてもまったく反応しなくなったり、ピントがちょっと甘いんじゃないの? みたいなほんの少々の不具合だけで完全復活しました。


















悲報です。帰宅後に調べたところ、どうやら棒杭尾根のてっぺんはさらに100mほど先に行った1449mの標高点のようです。まっ、ドンマイ。



