今回は笙ノ岩山西尾根(しょうのいわやまにしおね)を登り、松岩ノ頭西尾根(まついわのあたまにしおね)を下りました。
どちらも鳥屋戸尾根(とやどおね)の支尾根で、西側の倉沢谷(くらさわだに)に向かっています。
笙ノ岩山西尾根は笙ノ岩山をてっぺんにして倉沢谷と笙ノ岩沢の出合に落ち込んでいます。林道倉沢線(以降、倉沢林道)から出合を目指して下降し、倉沢谷を渡って笙ノ岩山西尾根に取り付くはずでしたが、うまくことは運びませんでした。
松岩ノ頭西尾根は松岩ノ頭(1268m)からシオジ窪という谷が二俣に分かれる830mあたりに下っている尾根です。下端部の急勾配をヒヤヒヤしながら下り、シオジ窪、長尾谷を渡って倉沢林道へ。倉沢林道をてくてく歩き、スタートした倉沢バス停に着いたんですが、バスの時刻まで時間があったので川乗橋バス停まで歩きました。
※倉沢谷の渡渉は『花のひかり』(komado氏)を大いに参考にさせていただきました。2つの尾根の名前も『花のひかり』によらせていただきました。ありがとうございます。

笙ノ岩山西尾根、松岩ノ頭西尾根
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■コース | JR青梅線奥多摩駅→[START]倉沢バス停→倉沢林道→鳴瀬橋→(40分)笙ノ岩山西尾根取付→笙ノ岩山西尾根→(2時間35分)笙ノ岩山→(35分)松岩ノ頭→松岩ノ頭西尾根→(1時間10分)シオジ窪二俣→倉沢林道→(35分)魚留橋→倉沢林道→(40分)倉沢バス停→(35分)[GOAL]川乗橋バス停→JR青梅線奥多摩駅 (7時間) |
■歩いた日 | 2021年12月18日(土) |
※赤い線が歩いた軌跡です。ただ、正確無比なものではありません。あ〜、そ〜、このあたりを歩いたんだ、程度の参考にしてください。
■JR青梅線奥多摩駅→[START]倉沢バス停→倉沢林道→鳴瀬橋→(40分)笙ノ岩山西尾根取付→笙ノ岩山西尾根→(2時間35分)笙ノ岩山
倉沢谷を見下ろしながら笙ノ岩山西尾根に取り付ける場所を探し、なんとか倉沢谷を渡渉。支尾根に乗ったんですが、主尾根方向に向かってのびる薄い踏み跡(獣道?)があったんでたどってみました。主尾根の尖ったピークに立ち、尾根歩きを開始。ザレ気味のキビシい急登が続きました。
















































山頂には三等三角点があって標高は1254.78m、基準点名は北ノ沢。北ノ沢は山頂近くから東側の川乗谷に流れ落ちている谷のようです。




近所の地鎮祭に通りがかり、笙の生演奏を聞いたことがあります。時々、明らかにヘンな音が出て思わずつまづきそうになったりしたんですが、雅楽の音階ってあーなんでしょうか。なんか違うような気がします。事故もなく(多分)立派な家が完成したんでなによりです。山道を歩いていてあんな音が聞こえたらちょっと危険です。