奥多摩尾根歩き
上雲川右岸尾根、黒山北東尾根

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749mピークのちょい西→黒山→黒山北東尾根→林道常磐線→名栗川橋→[GOAL]さわらびの湯→西武池袋線飯能駅


黒山北東尾根は序盤の尾根の形がはっきりせず、植林帯をテキトーに下りました。最下端はズリズリズリと林道に着地

こちらは上雲川右岸尾根のてっぺんの東、749mのピーク方向。下って登り返しがあるのでパス。反対方向の黒山に向かいます。短い急降下で登山道(関東ふれあいの道)に合流します。
展望所みたいな場所からの景色。ほぼ南方向です。大丹波川沿いの大丹波地区の町並みが見えているんだと思います。
雨ノ沢右岸尾根」と「逆川ノ丸南西尾根」のてっぺんを通過します。
逆川ノ丸(さかさがわのまる)に到着。
逆川ノ丸のやまびこ広場からの景色。
これは以前歩いた逆川ノ丸東尾根の入口。黒山に向かいます。
820m圏のピーク。「雨ノ沢右岸尾根」を歩いたとき、ここから右に折れて林道常磐線に下りました。
先に進みます。スピードを上げます。しなやかに体をひねりヒョウそっくりに(イメージ)駆けます。
左下前方に見える尾根は「黒山南西尾根」です。
黒山南西尾根を覗き込みながら通過します。
黒山(842.26m)に到着。三等三角点があり、基準点名は古里。
頂上は南方向が開けています。
ベンチで休憩。というかベンチはたっぷり水を含んでいたので荷物を置いてブラブラしながら水を飲みます。
後からやって来た仲良し二人組は棒ノ嶺に向かいました。軍畑駅から高水山経由で登ってきたそうです。
ベンチの向こうに見えているのが黒山北東尾根です。
都県境尾根を東へ50mほど下り、どこから黒山北東尾根に突入するかウロウロしました。
テキトーに下り始めると、黒山南西尾根のてっぺんにあったのとそっくりなロープが幹に巻かれていました。
尾根の形ははっきりしません。傾いたまな板のようです。
しっかりした作業道が何本か横切りますが無視してまな板を下ります。
こんなヌタ場なのか食べ物を探した跡なのかわからない地面の掘り返しがたくさんありました。
下ってきて、
下ります。
葉っぱだけではなく、その下の土もフッカフカでヌモッという感じで靴が沈みます。
まな板が続きます。
まな板上の大根の尻尾。
560mあたりで尾根が左右に分かれます。左の穏やかそうな尾根に進みます。
やがてこんな感じになり、
前置き無しにまな板から菜箸に。
左手の下方から水が流れる音が聞こえてきます。
序盤とはうってかわって尾根らしい尾根になりました。
心地よいです。
こんなところも心地よいです。
新調した黄タオル(108円ショップ)と黄杭(埼玉県)の黄比べを終え、
尾根歩きは続きます。
下って、
下ります。
左手のはるか下に林道(大名栗線)が見えてきました。
尾根の突端を目指します。
突端の左側。高さ10m以上はある崖です。
突端。同じです。
これは右側。うまくいけばなんとか林道に下りられるかもしれません。
とんでもない急斜面を下ります。
あと少し。
やりました。ズルズリと落ちるように林道に着地しました。これにて黒山北東尾根はおしまいです。
尾根の先端に回り込んでみました。徒手空拳では下りられないですよね。下りられるのかな。

林道をテクテク歩きます。途中、左手下に社(熊野神社)が見え、その先の参道へ。これはうれしいショートカットです。大松閣という温泉旅館で林道は終わり、名栗川橋を渡り、県道をさわらびの湯まで歩きました。

一人反省会。なんだか寂しげな写真です。発言も少なく、本日の無事をしみじみと感謝する雰囲気でした。
さようなら、さわらびの湯。
ビシッとピンボケたサクラの花。
さわらびの湯バス停でズザズザズァーッとバスが旋回します。帰ります。