今回は雨降谷左岸尾根(かやのきさわさがんおね)を登り、榧ノ木尾根(かやのきおね)を北上し、榧ノ木山からノボリ尾根(下端変)を下りました。雨降谷左岸尾根はテキトーな名付けです。
雨降谷左岸尾根は榧ノ木尾根の倉戸山のすぐ北、標高1780m圏(以降、「標高」は省略)をてっぺんにして西に下り、雨降谷と倉戸沢という谷の出合にがくんと落ち込んでいる尾根です。この出合から奥多摩湖に流れ込む峰谷川はすぐ近くです。
ノボリ尾根はかなり前に登ったことはあるんですが下るのは初めてです。ノボリ尾根は榧ノ木山をてっぺんにして北西に下り、峰谷川と井戸入沢という沢の出合に没している尾根です。取付、下山は雨降りバス停そばの電柱の立った階段、というのが一般的だと思うんですが、ですがです。ふふふ、今回は雨降りバス停ではなく、地形図上で本尾根と読み取れなくもない峰谷川と雨降谷の出合をめざして下山することにしました。(下端変)とした所以です。ただ、現場的には出合の上を峰谷川左岸の道路が通っているので、この道路上のポイントを目標にしての尾根歩きです。

雨降谷左岸尾根、ノボリ尾根(下端変)
(1/3 雨降谷左岸尾根)
■コース | JR青梅線奥多摩駅→[START]峰谷橋バス停→(20分)雨降谷倉戸沢出合→(15分)雨降谷左岸尾根取付→雨降谷左岸尾根→(2時間)榧ノ木尾根1180m圏→榧ノ木尾根→(1時間)榧ノ木山→ノボリ尾根→ノボリ尾根(下端変)→ウロウロ→(2時間40分)峰谷川雨降谷出合→(20分)[GOAL]峰谷橋バス停→JR青梅線奥多摩駅 (6時間35分) |
■歩いた日 | 2023年2月26日(日) |
※赤い線が歩いた軌跡です。ただ、正確無比なものではありません。あ〜、そ〜、このあたりを歩いたんだ、程度の参考にしてください。
■JR青梅線奥多摩駅→[START]峰谷橋バス停→(20分)雨降谷倉戸沢出合→(15分)雨降谷左岸尾根取付→雨降谷左岸尾根→(2時間)榧ノ木尾根1180m圏→榧ノ木尾根→(1時間)榧ノ木山
雨降谷左岸尾根へのアプローチはしばらく雨降谷沿いを歩きます。作業道で堰堤を越え、倉戸沢出合に着くと雨降谷左岸尾根は見上げるような急勾配でした。かなり顎を上げないと上の方は見えません。地形図でわかってはいたことなんですが、ちょっと腰が引けます。眺めていてもしょうがないので取付いたんですが、なんと予想に反してそこそこしっかりした作業道がありました。これにはちょっと拍子抜けというか、大助かりというか、大助かりです。作業道があるといっても勾配はかなりキツく、標高差で50m近く我慢すれば快適な尾根歩きが始まりました。このあとも何度か急登はあったんですが緩急のバランスが心地よく感じられる尾根でした。
























730mあたりのゴツゴツしたヤセ尾根をただ歩いているだけです。























寒いのですぐにノボリ尾根を下ります。