スベリ沢右岸尾根、山ノ神沢左岸尾根(その2の1)

今回はスベリ沢右岸尾根を登り、山ノ神沢左岸尾根を下りました。
スベリ沢右岸尾根、山ノ神沢左岸尾根の名前は『新バリエーションハイキング』(松浦隆康著 新ハイキング社)によります。スベリ沢右岸尾根、山ノ神沢左岸尾根は前回の大沢右岸尾根とクドレ沢右岸尾根に続き、大岳山南西面の支尾根です。各尾根の場所は下の地図にまかせます。
地図を見ると大岳山の南西にはシワッシワでギューッと詰まった色濃い等高線の束がくねりながら延びています。このデンジャラスな香りが立ちのぼるゾーンが大岳山南西面の支尾根の特徴じゃないでしょうか。
スベリ沢右岸尾根のデンジャラスゾーンに岩の記号はないんですが、ビシッとした岩場になっていて、無謀にも正面突破を試みたわたくしは途中で撤退。巻き道に引き返したんですが、少し進んで岩場に再挑戦し、なんとかよじ登ってデンジャラスゾーンを通過しました。予想外の時間がかかってしまいました。
山ノ神沢左岸尾根では急降下で岩場を回り込んだんですが、回り込んでから見上げた岩場の凶相にビビりました。回り込む道も緊張を強いられるデンジャラスゾーンです。
どちらのルートも『新バリエーション ハイキング』の「大岳山南西面の支尾根」をおおいに参考にさせていただきました。

コース JR五日市線武蔵五日市駅→[START]神戸岩入口バス停→(30分)取り付き点→スベリ沢右岸尾根→(3時間)馬頭刈尾根→(20分)大岳山→(40分)降下点→山ノ神沢左岸尾根→(1時間30分)鋸山林道→(50分)[GOAL]神戸岩入口バス停→JR五日市線武蔵五日市駅
歩いた日

2020年1月4日(土)

※赤い線が歩いた軌跡です。ただ、正確無比なものではありません。あ〜、そ〜、このあたりを歩いたんだ、程度の参考にしてください。


[START]神戸岩入口バス停→(30分)取り付き点→スベリ沢右岸尾根→(2時間50分)馬頭刈尾根→(20分)大岳山


スベリ沢右岸尾根の岩場で正面突破を目指すもジタバタ、タジタジ、冷や汗を流しました。



おはようございます。武蔵五日市駅前です。バス型の自動販売機は夜明け直前の闇の中です。

1番バス乗り場から藤倉行きに乗り、神戸岩入口(かのといわいりぐち)バス停で下車。空っぽのバスが走り去ります。

バス停前の横断歩道を渡って正面中央に見えている待合所に向かいます。

支度中を終えて神戸川沿いに歩き始めます。この待合所は神戸川に少し突き出ていてちょっぴり恐いです。

春日神社を通過します。

かつて登った矢越沢右岸尾根に朝日が当たっています。

重機を通過します。

バス停から30分ほどで「ロッヂ神戸岩」の看板に到着。そのすぐ先の

この橋を渡って

すぐ右のバンガロー沿いの道を登ります。

最初はこんな感じ。

大岩を右に回り込みます。

とんでもない勾配ですが、道はくの字くの字で登っていきます。素直にくの字くの字に従います。

倒木を超えると稜線は近いです。

尾根に乗りました。セブンイレブンで買ったほうじ茶を一口飲んで出発します。

神戸岩が見えました。

引き続き、

くの字くの字で登っていくのはいいんですが、

ここのくの字くの字はかなりキツいです。

し(草書体)の字し(草書体)の字じゃないの、というところもあります。

登ってきて

登り、

登ってくると、

600m圏です。細い石柱が立っていました。

地形図でははっきりわかりませんが、左からのこんなヤセ尾根との合流点です。

先に行ってみました。ザンッと切れ落ちていました。

暑くなってきたのでヤッケをザックにくっつけます。

こんな穏やかな尾根道が続きます。

下る予定の山ノ神沢左岸尾根が見えているかは謎です。

心地よい道が

続きます。

ポコリとしたピークに到着。689mの標高点ですポコリ以外はとくになにもありません。

薄ーい道みたいなものを横断すると、

だんだん勾配がキツくなってきました。大木がニョキニョキしています。

ツガかモミだと思うんですがどーなんでしょう。落ちていた小枝でホッペをツンツンしてみましたがチクチクしません。わたくしの見立てではツガです。と現地では思ったんですが、いま調べてみるとモミでも老木になると葉先は丸まりチクチクしなそう。オマケに葉の付け根がポッコリと盛り上がっているのはモミの特徴らしい。よってこれはホッペがチクチクしないけれどモミで間違いないです。

ダラーンと尾根が広がったところを通過します。

そこそこの急登と大木が続きます。

登ってきて、

登ります。

ブルーシートを通過します。

赤テープ出現。おそらく遊び用だと思うんですが、正直なところここにマークを付ける意図がわかりません。分岐も危険もありません。

ザレた急登です。

向こうに見えている尾根は矢越沢右岸尾根です。

まだまだそこそこの急登と大木が続き、

岩岩してきます。

そしてドバーンという感じで岩場が立ちふさがります。この写真だとイマイチ伝わりませんがとにかくドバーンという感じです。

こちらは尾根の左側。岩岩しています。

こちらは右側。やはり岩岩です。

右に岩場を巻くハッキリした道が延びています。けれども正面突破もイケるんじゃないの? 舐めた態度でわたくしは、

このしっかりした巻き道ではなく、

こちらに取り付いたのでした。

ですが、ここまで登って立ち往生。ビビるココロを鼓舞したり、新年早々そんな無理をすることはない、などと上を見たり下を見たりしながらの立ち往生です。

で、撤退の決断。しかし下りるのは登ってきたとき以上に恐いです。

ようやく巻き道まで下りました。

あちらが登ってきた尾根と歩いてきた巻き道。

巻き道といってもバッチリ安全というわけではありません。落ちたらしばらく止まりそうもありません。

なんとなく撤退が癪です。わたくしは懲りずにここから斜面を這い上がることにしました。

うーん、この写真はわたくしの先ほどまでの苦闘を伝えるにはあまりにも表現力が貧弱すぎます。

ともかく、巻き道に合流しました。1020m圏です。

これは巻き道がやってきた方向。かなり大きく巻いているようです。

1020m圏で左からの尾根と合流しています。踏み跡があるのでちょっと先に行ってみます。

途中、ちょっとしたビューポイントがありました。

正面は御前山で右端にピョンと尖って見えているのは鋸山だと思います。

さっぱりです。

まだ先に踏み跡は続いていますが、ここで引き返すことにします。地図を見るとデンジャラスゾーンに沿う尾根です。あまり近づかないほうがよさげです。

戻ってきました。

こんな尾根道を歩きます。

大岳山が見えます。

このモッコリは矢越沢右岸尾根との合流点です。1110m圏です。

矢越沢右岸尾根を見下ろしながら通過します。

穏やかな尾根を歩き、

謎の縛られポールを通過し、

藪の切れ目を進みます。

またもや謎の縛られポールを通過し、

このあたりから馬頭刈尾根の登山道に合流します。これにてスベり沢右岸尾根はおしまいです。

祠を通過します。

直登コースで大岳山の山頂に向かいます。

大岳山の山頂に到着。たくさんのハイカーがいました。

わたくし製タマゴサンドとほうじ茶で休憩します。
 
<<トップページへ
次へ>