オロセ尾根、篶坂ノ丸東尾根
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■篶坂ノ丸→篶坂ノ丸東尾根→(1時間10分)小川谷下段歩道→(1時間10分)林道小川谷線社→(40分)東日原バス停→(1時間20分)[GOAL]大沢バス停
篶坂ノ丸東尾根の下端部はいったいどうなっているのでしょう? 撤退は正解だったのかな? 帰宅後、調べてみたんですが謎のままです。
下り初めてすぐ、左手に酉谷山(とりだにやま)と避難小屋が見えました。
こんな感じの下りです。
下り初めて10分ほど。さっそく尾根を間違えたようです。右の尾根に移ります。篶坂ノ丸東尾根はほぼ真東にのびているので東へ東へと下ることを意識していれば、尾根違いはそうそう起きないはずです。
デンジャラス感はまったくありませんが、吸い込まれそうな谷の上を通過します。
尾根を乗り移りました。
下ってきて、
下ります。
1280mあたり。ここで尾根は左右に分岐します。右に進みます。
景色がザラついた感じになってきました。
ズザズザズザと下ってきて、
下ります。
赤テープがヒラヒラしていました。
二重稜線です。左の小さな尾根に移ります。
一升瓶を通過します。
下ります。
ここも先ほどの二重稜線と似た地形です。やはり向こうの小さな尾根に移ります。
下ってきて、
小川谷上段歩道にぶつかりました。1080m圏です。
スポーツドリンクを一口飲んでそのまま尾根を下ります。
この穴のあいた一斗缶は見覚えがあります。通過します。
1030mあたりでそこそこしっかりした道とぶつかりました。この後も確か2本くらいの道にぶつかり、そのたびに下段歩道かな、と思ったんですが下段歩道の標高はもっとずっと低いはずです。
尾根筋ではなく作業道を辿ってみることにしました。なんとなくです。大きなくの字くの字で標高を下げていきます。
この先は向こうの尾根に続いていそうなので、
篶坂ノ丸東尾根に復帰することにしました。とんでもない急勾配です。
シズシズという感じで尾根に近寄っていきます。小川谷でしょうか、水の流れる音が聞こえ始めました。
尾根に復帰し、下ってきて、
下ります。
急降下でした。
鞍部に立つと左下に見覚えのある小屋跡の残骸が見えました。あそこが下段歩道です。
鞍部の先にポコリとピークが見えます。
鞍部から小屋跡に向かって道がのびています。辿ります。
炭窯跡を通過します。小屋跡は炭焼き関連だったのでしょうか。
小屋跡と下段歩道が見えてきました。
あちらか下ってきて、
小屋跡に到着。標高は870mあたり。あのポコリとしたピーク、篶坂ノ丸東尾根のほうに下段歩道を進みます。
ポコリとしたピークのちょっと先のあそこが篶坂ノ丸東尾根の続きでした。
これは尾根の下方。
周りの景色。
これも。
スポーツドリンクを一口飲んで尾根の先に進みます。
大木がヤセ尾根をドカンとふさいでいます。
小川谷の流れが大きく聞こえてきます。んー、こんなヤセ尾根を歩いた記憶はありません。尾根はどんどんヤセていく雰囲気だし、地図を見るとこの先の等高線はみっちりと詰んでいます。デンジャラスです。撤退します。
下段歩道まで戻ってきました。これにて篶坂ノ丸東尾根はおしまい、ということにします。
下段歩道で下山することにしました。
篶坂窪(すずさかくぼ)を渡ります。
このちょっとした崩落地は確か前回は高巻きしました。きょうは高巻きしなくてもいいようなステップがつけられていました。
「23|24」の林班界標が立つ尾根(峰小屋尾根)を乗り越し、
伏木窪(ふしきくぼ)を渡り、
小川谷を見下ろし、
赤い葉っぱなんかを眺めながら歩き、
人形山東尾根、上段歩道の入口を乗り越します。
人形山東尾根、上段歩道の入口。
ここから左に下れば小川谷林道ですが、前から気になっていた通せん坊された下段歩道の先を歩いてみることにしました。
歩き初めは下段歩道の続き、といった雰囲気で何の問題もありません。
ところがいきなりの崩落です。向こう側の道は判然としません。ここできょう3度目の撤退です。
崩落地の下は林道から登山道への登り口でした。登り口の目印になる朽ちた木も見えます。
ここを下ることにしました。
堰堤の上に出ました。降りられません。写真ではわかりませんがかなりの高さがあります。4回目の撤退か? と思ったんですが、堰堤の上を左に移動すれば登山道に降りられそうです。
堰堤の上を歩き、ザレた斜面を移動してきました。
もう少しで登山道です。
なんとか林道に立ちました。東日原バス停に向かいます。
梵天岩を通過します。
日原鍾乳洞を通過し、
小川谷橋を渡ります。
東日原の集落に到着です。バス停にはハイカーが一人。16時台のバスまで1時間以上あります。歩くことにしました。
紅葉はもっときれいだったんですが上手に撮れません。
閉鎖中の川乗橋バス停を通過します。
歩行者用通路が山側に設置されています。
平石橋(ひらいしはし)を渡ります。
大沢バス停です。バスが平石橋を渡り、坂道を登ってきます。
山の神様、地権者の皆様。きょうもありがとうございました。3度の撤退を乗り越えて無事帰ってくることができました。スマートな尾根歩き、なんてことはさらさら考えていませんので今後ともよろしくお願いいたします。
山の神様、地権者の皆様。きょうもありがとうございました。3度の撤退を乗り越えて無事帰ってくることができました。スマートな尾根歩き、なんてことはさらさら考えていませんので今後ともよろしくお願いいたします。