奥多摩尾根歩き
仁右衛門沢右岸尾根、榛ノ木沢右岸尾根

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六ツ石山→生首→榛ノ木沢右岸尾根→水根沢林道→[GOAL]水根バス停→JR青梅線奥多摩駅


榛ノ木沢右岸尾根の上端部はとんでもない急降下。下端部のほぼ垂直? みたいな坂は植林帯につくられたくの字くの字の道で回避できたけど林道直前の急降下はちょっと恐かった。

六ツ石山に団体が到着したところで榛ノ木沢右岸尾根のてっぺん生首をめざします。
あの山は御前山(ごぜんやま)だと思います。
はるか遠くの埼玉県。
あのピークが生首のようです。
ここが生首(1410m圏)ですが、榛ノ木沢右岸尾根のてっぺんはあの向こうのピークのようです。
これが榛ノ木沢右岸尾根です。覗き込むようなとんでもない急降下です。
ごはんにします。わたくし製目玉焼きとチーズのサンドイッチです。しじみのインスタント味噌汁も持ってきたんですがマホービンやコップを出すのがメンドーなのでこれは用意しませんでした。サンドイッチに味付けするのを忘れました。目玉焼きをつくったときのバターとチーズの塩味のみです。ほうじ茶でいただきました。微妙にヘルシーです。
腹ごしらえ終了。尾根のてっぺんいは黄色い杭が埋まっていました。出発します。
下ってきて、
下ります。赤帽白杭が立っていました。
左手に奥多摩湖が見えています。
下ってきて、
ここで尾根が分岐しています。1330m圏です。右に進みます。
下ります。
赤帽がなくなった杭を通過します。
太くて短い赤帽黒杭に選手交代。
下ってきて、
植林帯にぶつかります。1130m圏です。ここで尾根は左右に分岐しています。右に進みます。アシダキ沢右岸尾根を下ったときの960m圏の雰囲気とそっくりです。
かなりの急降下です。間伐材や枝打ちされた枝葉を足場にして下っていきます。
右手の自然林との境に移動してきました。
とんでもない急降下です。
植林帯に逃げます。
下ってきて、
下ります。
植林帯のなかに運動会の入場門みたいなものがあります。きょうは入場しません。
下ってきて、
下ります。すんごい急降下です。これはちょっとフツーには下れません。
と思っていたら植林帯のなかに小さなくの字くの字の道がつくられていました。くの字くの字もかなりの急降下ですが、
あのすーんごい急降下を下るよりはそーとー安全でラクだと思われます。
くの字を歩かなければこの崖みたいな坂を下って、
下ることになります。
くの字くの字を下ります。
くの字くの字は途中で左にズーッと延びて「く」が「一」に。おそらく赤帽白杭が立っていた尾根に続いていると思います。悩みます。あっちの尾根か間伐作業の告知があった尾根か。
そのまま直進して間伐作業の告知があった尾根を下ることに決定。くの字くの字はなくなりましたが、幸い勾配はちょっぴり緩みました。木につかまりながら下ります。
もちろんわたくしのためではないでしょうが、枝払い、ありがとうございます。
露岩のなんとなく荒々しいところを歩きます。
水根沢の音が大きくなってきました。
下ってきて、
下ります。急降下がやみません。
謎のバツ印を通過します。
もう少しで山道林道です。
もう少し。
下りてきました。
これにて榛ノ木沢右岸尾根はおしまいです。あー、キツかったけど面白かった。さようなら! 榛ノ木沢右岸尾根! 告知ポスターがヒラリと揺れたような。
さようなら! 榛ノ木沢右岸尾根の最下端部。
ついでにさようなら! 赤帽白杭の立っている道が延びている尾根!
榛ノ木沢を渡ります。奥の滝が凍っているようでした。
アシダキ沢を渡ります。
車道山道へは上がらずにそのまま山道林道を進みます。
落ち葉の積もったややノッペリな道を歩きます。
水根の集落が見えてきました。
おまる(?)の行列。
何を読んでいるかと思ったら……。
吠えるタヌキ。
水根バス停に到着。
バスがやってきました。なんとこのバスにTさんが乗っていました。Tさんは氷川屏風岩尾根をいっしょに歩いたアルパインクライマーです。きょうは倉掛尾根(くらかけおね)に絡むヘンな尾根をあちこち歩いてきたそう。お互い次のヘンな山歩きのことをあーだこーだと話しているとあっという間の奥多摩駅でした。Tさんはもえぎの湯でビール(多分)、わたくしは駅前のお土産屋さんで缶ビールを買って小走りでホリデー快速に。またみなさんお目にかかりましょう。
山の神様、地権者の皆様、きょうもありがとうございます。楽しかったです。