奥多摩尾根歩き
倉戸山南西尾根、大麦尾根

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倉戸山→大麦尾根→水根→奥多摩むかし道→(GOAL)もえぎの湯→奥多摩駅


大麦尾根はだだっ広く、道は無いといっていい尾根。進路を定めて好きなように歩くのが吉。

「熱海方面」に向かいます。歩き出しがはっきりしません。なんとなく進んでいくと道がありました。
途中、道は右にグッと曲がりますが、ここはこの斜面を下ったほうが楽しいし、早そうです。かなり急ですが靴底を滑らしながら下ります。
そして痛恨のミス。何気なくザックのサイドポケットを確認したら、地図を挟んだクリアファイルがありません。グッと見上げると、赤帽白杭の根元にそれらしきものが落ちています。あそこです。画像にポインタを乗せてみてください。見える範囲でよかったんですが、ここの登り返しはキツいです。
地図を回収し、登山道に合流。下りてきた坂を見上げたところ。
右手にはずっと奥多摩湖が見えています。
1040mあたりの東方。影の形に雪が残っています。これから溶けていくのでしょうか。
林班界標を通過
ハートのようなハ○ンティーのような。
950mあたりです。あの道標が大麦尾根の下部への進入口です。
近づくとこんな感じ。
もっと近づくとこんな感じ。登山道を離れ、この木の向こうに向かって歩きます。
古ぼけた赤テープがぶら下がっていました。ご覧のようにだだっ広い尾根です。西に向かってテキトーにブラブラ歩いていきました。
わざわざ、こんなところをくぐったりしてみます。
奥多摩湖が見えてきました。
860mから北東を眺めたところ。おそらく三ノ木戸山(みのきどやま)だと思われます。
右が植林ぽくなってきました。このあたりからだんだん尾根の形がはっきりしてきます。
ホウノキの葉。ズザッズザッて踏んでいきます。
行く手が急降下になっていました。左の斜面を下りることに。
テキトーに下り、尾根筋っぽい地形に復帰します。
この先、右手に門のように赤テープが2本ぶら下がっていて、その間を右に進んでみます。
柵に行き当たります。右に続いている踏み跡をたどります。
扉がありました。
針金で戸締まり。
大麦尾根、歩き終えました! 眼下は奥多摩湖ダムサイトパーキングです。休日はカッコイイ二輪車や四輪車でいっぱいになります。
大麦尾根、面白かったです。
さて、扉を出て左に向かいます。ベンチではシブいハイカーが、黙々と食事の準備中でした。
下の方に道標が見えたので、大麦尾根の歩き方そのままにテキトーに下っていきます。
目指すは水根沢口です。そこから奥多摩むかし道に入ります。
このあたり全体をみはらしの丘というようです。[拡大 緑の丸で囲んだところが扉のあるベンチです]。
八方岩展望台からの眺め。
くの字くの字の坂を下ります。水根が見えてきました。
本日2つ目の扉です。
扉を出て左へ、水根沢谷の右岸を上流に向かいます。あの橋を渡り、車道まで階段を登ります。
階段を登り切ると水根口です。二宮金次郎とお地蔵さんが道の反対側にいます。左に登り、右に折れ、奥多摩むかし道を歩きます。
道所橋を通過。
しだくら橋が見えてきました。正面はシダクラ尾根、手前はシダクラ沢左岸尾根の下端です。
右に見えるのは「耳神様」。穴のあいた石を供えて耳の病気の治癒を祈ったということです。今もたくさんの穴のあいた石が供えられています。ということなら、
すぐ近くにある穴のあいたこの巨大な「弁慶の腕ぬき岩」を供えれば完治は保証されたようなもの。
「境の清泉」で水を汲ませていただきました。
奥多摩むかし道、終了です。結局、冒頭でも書きましたが柚子はゲットできませんでした。
もえぎの湯で一風呂浴び、ビールを飲みました。ご存知でしたか? 奥多摩町のマスコットキャラクターは「わさびー」です。後ろにクマ! 逃げてー!