奥多摩尾根歩き
小棡峠北東尾根、小棡峠南尾根、小棡峠南東尾根

(2/2)


沢渡集落→西原古道→十文字峠→長尾→十文字峠→日武連山→(1時間10分)十文字峠→小棡峠南東尾根→(1時間20分)小棡峠→笹尾根→(40分)数馬峠の手前→(1時間)[GOAL]檜原温泉センター 数馬の湯→温泉センターバス停


西原古道を中尾という場所まで歩き、ちょっと引き返して小棡峠南東尾根へ。小棡峠南東尾根はクネクネ曲がる登山道が尾根を右から左へ左から右へと乗越ながら高度を上げるという、このあたりの笹尾根の支尾根でお馴染みの尾根姿でした。

碑の前に立っています。こちらは東方向。あの赤い手押し車の向こうには畑が見えます。
こちらは西方向。古道の雰囲気たっぷりの道です。地形図には記載されていません。あちらへ進みます。
沢を渡ります。
コンクリート舗装された坂道を登ると民家が見えてきました。沢渡の集落です。
集落のなかをテクテク歩いていくと大雄山威王院(だいゆうざんいおういん)というお寺がありました。
お寺の横の道を歩きます。
西原古道は「コース」になっています。
コース看板の向こうの山道に黄色い看板が見えたので行ってみました。引き返します。
暑くなってきたのでウインドブレーカーを脱ぎ、ついでにわたくし製サンドイッチを食べます。切り替え画像はできたてサンドの画像(いらないか)。ここでマウンテンバイクを押しながら登ってきた青年と立ち話。西原古道を藤原まで行くとのこと。お互いの健闘を祈り合う、といったら大げさですが高密度の短い挨拶で別れました。
道中。こんなクイズが出題されます。これは難問です。
こんな道を歩き、
ここで舗装は終わりです。堰堤の手前を左へ進みます。
林業従事者の減少理由が問われています。全て正解だと思います。
道中。
道中。いちばーん奥に見えているのは笹尾根でしょうか。その手前は先ほど歩いた小棡峠南尾根です。
十文字峠を越えます。何本ものパイプが這っていてテレビ中継の現場みたいです。
ほとんど起伏のない歩きやすい道が続きます。
沢を渡ります。
心地よいです。
踏む落ち葉がくすぐったそうな笑い声をあげます(メルヘンか!)。
中尾に到着。
丸山南尾根はここを下ってきました。そのとき幹にくくりつけられていたポスター(切り替え画像)がなくなっていました。
長尾根(ながおね)の電波塔の立っている雨降山(あめふりやま)や権現山(ごんげんやま)が見えています。十中八九。水を飲んで一休みしてから引き返します。
クマの爪痕があったらおもしろい。
十文字峠まで戻りました。
右へ登り、日武連山に立ち寄ります。
こんな道を
歩いて行くと
すぐに日武連山の山頂に到着です。標高は575m。
山頂からの景色。引き返します。
朱色の祠がありました。登ってくるときはまったく気付きませんでした。
本日3度めの十文字峠です。
向かいの小棡峠南東尾根に取り付きます。
現役らしいアンテナを通過。
薄く丸く抉れた道です。
道は無視して
できるだけ尾根の上を歩きます。
岩がちな珍しい場所。
尾根筋を追うと、
かなり歩きづらいです。
炭窯跡がありました。
道(左の凹み)のほうも歩きづらそうです。
登ってきて、
登ります。
こんなトラバースする道を
あちらから歩いてくると
小棡峠南尾根との合流地点に到着です。
小棡峠から下ってきた道を登ります。下りはできるだけ尾根筋を歩いたので登りは「道」を歩いてみようと思います。
骨みたいな倒木を通過。
道標がありました。
空が大きく見えるようになりました。
登ってきて、
登ります。下り始めは登山道に従ったので登り終わりは尾根筋を追いました。あそこが笹尾根の稜線です。
笹尾根の稜線に立ちました。これにて小棡南西尾根はおしまいです。すぐ近くの小棡峠を目指します。
尾根を下った地点に戻りました。丸い看板や写真中央に通せん坊の丸太が見えます。ここで右の登山道に移ります。
肝心の小棡峠の写真を撮り忘れ、小棡峠を通過して小棡峠北東尾根との合流点まで戻ってきました。先に進みます。後は数馬峠(かずまとうげ)あたりから檜原温泉センター 数馬の湯を目指します。
丸山には登らずに右の「まき道」へ。
道中。
笛吹峠(大日峠)を通過します。
グラディエーターサンダル地帯を通過します。
藤尾分岐を通過します。
稜線上の道を歩きます。
どーやら1121m地点です。1121mを笹ヶタワノ峰とするかどーか異説があるらしいけれど、その原典がわからないので笹ヶタワノ峰を通過します、とします。
ここで稜線上の道から右下の登山道に移ります。
数馬峠の手前のこの尾根を下って檜原温泉センター裏への着地を目指します。ここから下るのは確か2度目です。

すっかり冬枯れた景色を眺めながら下ります。分岐は左へ。伐採地の端から登山道を外れて温泉センター裏に落ち込む尾根を下ります。

温泉センターに到着。
ビールと舞茸の天ぷらで一人反省会です。「もーそろそろ笹尾根がらみはイイんじゃない?」「ソーダ、ソーダ、マンネリだ」「マンネリ打破!」「いやいやいや、日原入域ならぬいま、ぐっと地力を蓄える時期に笹尾根はありがたき稜線でござるぞ」「なんか笹尾根はたいしたことない、って言ってるみたい。ヤバくねー。ウケるんですけど」「ぬっ、おぬしは何を言っておるのじゃ。イミフーのイミフーじゃ」「私、失敗しないので」「あんた誰?」「後悔などあろうはずがありません」「あんた誰?」「ビールもう1本ください」「ロッカー番号見せてください」「いま、このいまのいま、ホントーに三又を水が流れていると断言できますか?」「そろそろ出ないと」。
温泉センターの真ん前にある温泉センターバス停です。武蔵五日市駅行きのバスがやってきました。
山の神様、地権者の皆様。本日も楽しく遊ばせていただきました。ありがとうございます。またよろしくお願いします。