奥多摩尾根歩き
丸山南西尾根、藤尾分岐南尾根、藤尾分岐南西尾根

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1080m圏(藤尾分岐)→藤尾分岐南尾根→(50分)藤尾集落→(10分)藤尾分岐南西尾根→(1時間30分)笹尾根1080m圏(藤尾分岐)→(20分)数馬峠(上平尾根)から北に延びる尾根→[GOAL](1時間)檜原村温泉センター 数馬の湯


藤尾分岐からの上り下りはほとんど丸く凹んだ道で、クネクネと続きます。テキトーにショートカットするのが面白かったです。最後は前回いまひとつだった温泉センター裏への着地に再チャレンジ。

あちらは笹尾根の先、数馬峠や槇寄山、三頭山方面です。ここにナントカ峠という名前が付いていないのはどうしてでしょうか。北面の檜原へ乗り越す道がないからでしょうか。
藤尾分岐はまだびみょーな紅葉でした。
さて、藤尾分岐南西尾根、藤尾分岐南尾根の上部に踏み入ります。
こんな道や
こんな道が続き、
下ってくると、
道標が立っていました。ここで笛吹峠からのトラバース道が左からやってきて合流します。
道はやがて丸く凹んだボブスレーのコース状になります。
コースを歩いたり高い場所を歩いたりテキトーに下っていきます。
コースから離れた933mの標高点です。なにがあるわけではありません。
933m標高点を下るとすぐに分岐です。左は藤尾分岐南尾根、右は藤尾分岐南西尾根です。幹のテープに左右どちらも藤尾バス停と書かれていました。藤尾集落の着地点はそれぞれそこそこ離れているんですが、県道のバス停はちょうど中間あたりにあり、どちらからも12、3分ほど(グーグルマップ調べ)です。ただ、藤尾分岐南西尾根からだとそーとー時短できるショートカットがあるとわたくしは睨んでいます。
こちらは右の藤尾分岐南西尾根。後ほど、あちらから登ってくる予定です。
分岐点にあるワイヤーと割れた四合瓶とテープの道標。
左の藤尾分岐南尾根を下ります。
ドザドザドザという感じで下ります。
足元。イイ感じにフカフカです。
笙みたいな切り株を通過します。
うねる登山道。
ウツボのようにうねる枯れた大木。
集落の屋根が見えてきました。重機がコンクリート削るような音が聞こえてきます。大きな音です。
水道施設を通過します。
藤尾の集落です。
舗装道路に着地します。これにて藤尾分岐南尾根はおしまいです。
道標と注意がありました。「わな」は知らなくて良かったです。
さようなら! 藤尾分岐南尾根!
馬頭観音が立っていました。集落の中を西に向かいます。
あれがこれから登る藤尾分岐南西尾根です。
沢を渡ります。橋の手前にニョキッという感じで蛇口がありました。ちゃんと水が出ました。
沢の様子。
あれが下ってきた藤尾分岐南尾根です。
藏を通過します。
道中の景色。
地形図によるとどうやらあの階段が藤尾分岐南西尾根の取り付きです。なんだか新品の感じでちょっと驚きました。
道標は旧品の感じ。かろうじて「笛吹峠」と読めます。ここが取り付きで間違いないようです。
藤尾分岐南西尾根、登ります。と、その前にわたくしの背後にまっすぐ延びる道があって、県道まで通じているはずです。先に書いた藤尾バス停へのショートカットです。多分。
階段を登りきったところにある碑。右から「猿田彦太神」「聖徳太子」、はっきり読めませんが馬頭観音です。
山道になります。すぐに右上に道があります。そちらに登ってみます。
グーーっと尾根を回り込んでいくようです。実は、というほどのことではありませんが、地形図に記載されている登山道はこのグーーっと尾根を回り込んでいく道です。わたくしはより早く尾根に乗れそうな先ほどの道に引き返しました。後日(本日)、とあるジュンク堂で『山梨東部の山 登山詳細図(東編)吉備人出版』の見本誌を見たところ、この地形図の登山道にはバツ印が付いていて、わたくしが歩いた道が赤実線で記載されていました。
左下に畑を見ながらテクテクと歩きます。
植林帯に入ります。大きなくの字くの字で登って行きます。
分岐です。正面の尾根筋に向かいます。
あの水道施設の横を通過します。
尾根を縫う、くの字くの字が止みません。
こういう尾根では尾根筋を無理に追いません。ちょっと尾根を歩いてすぐ登山道を横断、では楽しくないし、体力を消耗するばかりです。
そういえば地形図の登山道と合流するはずですが気付きませんでした。ここは730m圏。道があるようなないような。ちょっと前からこんな平地があちらこちらにあります。地形図には790m圏まで登山道の両側に畑マークが書かれていて、焼畑なんかが行われていたんでしょうか。
手前は先ほど下った藤尾分岐南尾根、奥はその前に登った丸山南西尾根。わたくし的には奇跡のショットです。
テキトーに歩けるところもあります。
かなりデッカい木。モミでしょうか。
ボブスレーコースを歩くか高いところを歩くか。
基本は尾根筋と思われる高いところを歩きますが、
コースも歩き、
ちょっと迷って尾根筋に登ったり、
テキトーに歩きます。
道中。
道中。
登ってきて、
藤尾分岐南尾根との分岐に到着です。
下ってきた道を登り返します。
下った分だけ登らなくてはいけないというのはわかりますが、登りはちょっとオマケで途中まででOKなんてことはないものでしょうか。
ようやく藤尾分岐に到着です。
これにて藤尾分岐南西尾根はおしまいです。さようなら! 藤尾分岐南西尾根! 藤尾分岐南尾根も!
水を飲んで出発です。「三頭山・西原峠」方面へ、数馬峠を目指します。
道中。
道標を通過。
道中の景色。ほぼ西方。
そのちょっと右の景色。
道中。
道中。
数馬峠から温泉センターを目指すつもりでしたが、この尾根を下っていけば数馬峠からの道に合流することが判明。下ります。
すぐに合流。

分岐までスライドショーで歩きます。前回と同じルートですが、1週間分、紅葉が進んでいました。

分岐も前回と同じく温泉センター裏に着地するために左へ。ただ今回は調子に乗って尾根をダッダッダッダと下っている途中で別の尾根に入り込んでしまいました。見たことのない小屋が下の方に見えたので右方向にトラーバース。ちょうど伐採地の上端に復帰できました。

伐採地直下です。登山道ではなく、右の尾根に進みます。
このあたりから尾根を下ります。
下ってきて、
方向を確認しながら下ります。
家か畑かその両方があったような平らな場所に出ました。
道らしきものがあります。
続いています。
眼下に温泉センター近くの橋が見えます。
荒れてはいますが道は続いています。
そーとー荒れてはいますがまだ道は続いています。
あの赤テープは向こうは「危ないよテープ」のようです。
温泉センターが見えてきました。
道を見失いました。テキトーに下るしかありません。
下ります。
右に方向修正します。これは道でしょうか。
温泉センターはすぐそこですが、急降下です。
尾根先端にある祠まで来てみました。
前回、祠が2宇見えると書きましたが、ひとつはトタン屋根を載せた切り株でした。トタン屋根は切り株用につくられたものなのでしょうか。錫杖を持った僧に見えなくもありません。
下ってきました。これにて今回の尾根歩きはおしまいです。
ビールと舞茸の天ぷら。一人反省会では今後の尾根歩きが議題に。日原方面は日原街道が復旧するまで当分の間歩けません。そーなると雲取山周辺か前回や今回のような笹尾根の支尾根、あるいはグッと東の青梅寄りの尾根か。納期があるわけじゃなく、誰かに指示されるわけでもなく、薄い酔いのなか、あーだこーだと贅沢な思案が続くのでした。
武蔵五日市駅息のバスがやってきました。
山の神様、地権者の皆様、きょうも遊ばせていただきました。ありがとうございます。また、よろしくお願いします。