上雲川右岸尾根、黒山北東尾根(その2の1)

今回は上雲川右岸尾根(じょううんがわうがんおね)を登り、黒山(くろやま)へ。黒山から黒山北東尾根を林道大名栗線(りんどうおおなぐりせん)まで下り、さわらびの湯まで歩きました。
そうです。今回は(も)『大丹波川左岸・名も無き尾根シリーズ(おおたばがわさがん・なもなきおねしりーず)』、略して『大左名無し尾根(おおさななしおね)』の7回目です。川井駅に近い南から順番に書くと「雨ノ沢右岸尾根」「逆川ノ丸南西尾根」「黒山南西尾根」「笹野沢右岸尾根」「槙ノ尾山南尾根」「槙ノ尾沢左俣右岸尾根」、そして今回の「上雲川右岸尾根」の位置はいちばん南になります。
上雲川右岸尾根はテキトーに付けた名前ではありますが、地元のかたに沢というか川というか、尾根右の流れの名前を伺ったうえでの命名です。
川井駅から大丹波川の右岸を上流に向かって40分ほど歩くと、北川橋(きたがわばし)で大丹波川の左岸に渡ります。そこから4、5分歩くと上雲橋(じょううんはし)という小さな橋を渡ります。この橋が跨いでいるのが上雲川です。先の地元のかたによると、近在の●●というお名前に因んで●●沢という呼び方もするそうです。流石に●●沢右岸尾根などと、見ず知らずのかたの個人名で尾根の名前を付けるのは気が引けます。ということで、上雲川右岸尾根です。
てっぺんは岩茸石山と黒山のほぼ中間にある749mピークのほんのちょっぴり西で、下端は上雲橋です。最下端から歩きたかったんですが、どうしても人様ンチをかすめそうなので断念。ちょっと先から尾根に登りました。道というかしっかりした踏み跡はありました。展望はなかったものの、コンパクトながら急登や藪、植林帯、自然林、露岩、ヤセなど尾根歩きのいろんな楽しみが詰まっていました。
黒山北東尾根もテキトーな名前です。『奥多摩 登山詳細図(東編)』(吉備人出版)に記載はなく、ネットでも見付けられませんでした。黒山北東尾根は文字通り、黒山をてっぺんにして林道大名栗線まで北東に伸びている尾根です。林道への着地が不安だったのですが、不安は的中。エラい目に遭いました。
林道に下りてからはテクテクと、名栗川橋、庚申の水なんかを経由してさわらびの湯まで歩きました。

コース [START]JR奥多摩線川井駅→(45分)上雲橋→上雲川右岸尾根→(1時間10分)749mピークのちょい西→(50分)黒山→黒山北東尾根→(1時間)林道常磐線→(1時間)名栗川橋→[GOAL](50分)さわらびの湯→西武池袋線飯能駅
歩いた日 2018年10月06日(土)
※赤い線が歩いた軌跡です。ただ、正確無比なものではありません。あ〜、そ〜、このあたりを歩いたんだ、程度の参考にしてください。


[START]JR奥多摩線川井駅→上雲橋→上雲川右岸尾根→749mピークのちょい西


上雲川右岸尾根はコンパクトだけどいろんな表情があってとてもイイ感じ。


おはようございます。川井駅です。なんだかこれから晴れる気まんまんの空のようですが、そうでもなかったです。改札を出て左の階段を下りてガードをくぐり、大丹波川を渡ります。すぐに 右折。大丹波川右岸の道を

テクテクと歩きます。


目指す上雲川右岸尾根の最寄りバス停は八桑(やくわ)のようです。

ちょっと進むと奥多摩町消防団第1分団第2部があって、その隣はゲートボールなんかが行われている地元での通称「スポーツ広場」を通過します。

スポーツ広場の隣が上雲橋(じょううんはし)です。

これが上雲川(●●沢)の上流側です。このあたりから尾根に取り付きたいのですが、人様ンチを通ることになりそうなのでちょっと無理。先に進みます。

目指す上雲川右岸尾根は右上です。あのお墓の前に階段があり、お墓の裏から尾根に登ることにします。

階段でザックから杖や軍手、おニューの黄タオルを引きずり出し、靴の紐を締め、正装に身を固めました。お墓の方に歩いていくと左奥に小さな社が見えました。

その手前、木の右側に踏み跡があります。ここから登り始めます。

確か、1回のくの字で尾根筋に到着です。

尾根筋には古びたペットボトルが置かれていました。朽ちかけた鉄条網も垂れていたのでネコ除けではなく、シカ除けだと思われます。

尾根を見上げます。

道はあるものの笹が覆いかぶさっていて歩きづらいです。

すぐにU字形の道になりました。

U字の底はつまづいたり滑ったりなので高いところを歩きます。

赤帽黒杭が設置されています。

あのピークで左からの尾根と合流します。

登ってきて、

登ります。

530mあたりで尾根はググッと左に曲がります。

快適な尾根歩きです。

モミだと思うんですが、尾根筋に大木が何本も立っていました。

あのピークでまた左からの尾根と合流します。

580mあたり。登ってきて、

そんなに登りません。このあたりはなだらかで、ノンビリとフカフカした地面の感触を噛みしめるように踏みしめながら歩きます。

「お二人さんいらっしゃい」
「いや、一人です」
「アラ、アラどうしちゃったのかしら。きょうは飲みましょう。一杯目はお店のおごりよ」
みたいなサルノコシカケ。

ちょいヤセ尾根が続きます。

右手の山肌を岩が這い上っています。

露岩かつそこそこの急登です。

ゴツゴツしていますがデンジャラス感はありません。

岩の上に立って下を覗いてみました。

シカだって滑ります。「ヒヤッ」としたりするのでしょうか。

尾根が曲がるところではついシャッターボタンを押してしまいます。

久々の急登です。

あんなところを歩きます。

こんなところでした。

右前方に稜線が見えます。

もう少しで上雲川右岸尾根のてっぺんです。

到着しました。

こんなところを登ってきました。

上雲川右岸尾根のてっぺんはこぢんまりとしたピークでした。
 
<<トップページへ
次へ>