逆川ノ丸南西尾根、長久保山北東尾根(その2の1)

今回は逆川ノ丸南西尾根(さかさがわのまるなんせいおね)を登り、逆川ノ丸から逆川ノ丸東尾根へ。林道常磐線、都県境尾根を経て長久保山(ながくぼやま)へ。長久保山から長久保山北東尾根を下って下名栗諏訪神社(しもなぐりすわじんじゃ)、さわらびの湯まで歩きました。
そうです。今回は『大丹波川左岸・名も無き尾根シリーズ(おおたばがわさがん・なもなきおねしりーず)』、略して『大左名無し尾根(おおさななしおね)』の5回目です。川井駅に近い南から順番に書くと「笹野沢右岸尾根」「雨ノ沢右岸尾根」「黒山南西尾根」「槙ノ尾山南尾根」、そして今回は「逆川ノ丸南西尾根」。位置は雨ノ沢右岸尾根と黒山南西尾根の間になります。
※順番を間違っていました。正しくは南から「雨ノ沢右岸尾根」「黒山南西尾根」「笹野沢右岸尾根」「槙ノ尾山南尾根」です[2018年9月30日修正]。
逆川ノ丸南西尾根は逆川ノ丸をほぼてっぺんにして、「食事処 ちわき」あたりに下端がある尾根です。「食事処 ちわき」は川井駅から行くと真名井橋の少し先にある古民家で営業する和食レストランです(入ったことありませんが)。わかりやすく、ちわき尾根とでも呼びたいところですが、勝手に使うのも気が引けるので逆川ノ丸南西尾根と呼びます。テキトーな名前です。
逆川ノ丸南西尾根は地形図通りの急登続きで、上部では急勾配に大きな木が立っていられなくなったのか、根に土を抱えたまま何本もの大木が倒れていました。ただ、この大木倒壊地帯を除けば、作業道だと思うんですが道はそこそこしっかりしたものがありました。最上部では雨ノ沢右岸尾根と合流します。
逆川ノ丸東尾根もテキトーな名前です。しっかりした道が続くのですが、林道常磐線に下りるのに肝を冷やしました。左は林道、右は谷にスパッと切れ落ちていて短いけれども難所でした。
長久保山北東尾根もテキトーな名前です。しかもそのてっぺんは長久保山から東へ200m近く離れています。『奥多摩 登山詳細図(東編)』(吉備人出版)に記載されている和泉入(って谷の名前ですよね。違うのかな)の右岸にある尾根で、下端は和泉入と和泉入に流れ込む小さな谷の出合いです。これには不意打ちを食らいました。だって、地形図からはあんなにザンザカ水が流れている谷川だとはちっともわかりませんでしたから。橋はなく、何とか徒渉し、石垣が崩れたところを林道まで這い上がりました。
あとは林道をブラブラ下名栗諏訪神社まで、県道をテクテク庚申の水で水を汲み、さわらびの湯まで歩きました。

コース [START]JR青梅線川井駅→(1時間)「お食事処 ちわき」手前の駐車場→逆川ノ丸南西尾根→(1時間50分)逆川ノ丸→逆川ノ丸東尾根→(40分)林道常磐線→(20分)都県境尾根→(20分)長久保山→長久保山北東尾根→(1時間30分)下名栗諏訪神社→峯バス停(庚申の水)→[GOAL](50分)さわらびの湯→西武池袋線飯能駅
歩いた日 2018年09月22日(土)
※赤い線が歩いた軌跡です。ただ、正確無比なものではありません。あ〜、そ〜、このあたりを歩いたんだ、程度の参考にしてください。


[START]JR青梅線川井駅→「お食事処 ちわき」手前の駐車場→逆川ノ丸南西尾根→逆川ノ丸→逆川ノ丸東尾根→林道常磐線


逆川ノ丸南西尾根の上部は山肌が荒れ気味でとても登りづらいです。


おはようございます。川井駅です。

大丹波川を渡り、右折します。

このところ、週末の天気は良くありません。

「火あそび」と読んでしまった。

青空がひとつ浮かんでいました。

昭和でしょ! みたいなタイルを通過します。

雨に濡れるヒガンバナと蜘蛛の巣。

真名井橋を通過してすぐ、

こんな水場を過ぎると、

左手に「ちわき」の駐車場が見え、右手から谷が流れ落ちています。

その谷川の右岸の踏み跡から逆川ノ丸南西尾根に取り付きます。

もうちょっと先に進んで尾根の下端部を撮影。道の向こうに見えているのが「ちわき」。駐車場の片隅を借り首に黄タオル、両手に軍手、左手に杖の正装に整え、靴紐も締め直します。

急登ですが、道はあります。竹林帯のなかの植林なのか、植林帯のなかの竹林なのか、とにかくそんなところを登っていきます。

祠がありました。

登ってきて、

登ります。竹はなくなりました。

作業道と思われる道が続きます。

急登ぶりを撮影してみましたが、なんか納得がいきません。

登ってきて、

登ります。

こんな勾配です。道は不明瞭になりました。ラクなところをテキトーに登りましょう、ということでしょうか。

頼んでもないのに、岩なんかがアクセントで登場します。

左手から自然林がせり出してきました。

あの岩の上で自然林を運んできた尾根と合流します。

厳しい急登です。

尾根は右にグッと曲がります。

左から尾根がやってきたり、

モッコリと盛り上がったり、

このあたりはなんだか奇妙な地形です。(切り替え画像)地形図はこんな感じです。

地面の雰囲気が変わって、ザレた感じになってきました。登りづらいです。小さなくの字くの字で少しずつ高度を揚げます。

大きな木があちらこちらで倒れている地帯に突入しました。道はなく、手足を使ってテキトーに這うように登っていきます。

急登、ザレ、朽ち木、浮き石の四重苦です。

岩のピークが見えます。

ピークに立ちました。展望はありません。

で、下を覗くと、雨ノ沢右岸尾根です。ここで尾根が合流します。と、あっさり書いていますが、実はここに来るまで全く気付きませんでした。なんかみた風景だな、とキョロキョロしていて突然思い出した次第です。ちょっとビックリしました。

見覚えのある岩場です。

先に進みます。

背の低い自然林に突入し、

水滴をぶら下げた蜘蛛の巣にヒッとかなりながら、

関東ふれあいの道に合流しました。

白い案内板の右から出てきました。「黒山・棒ノ折山」方面に向かいます。

5分ほどで逆川ノ丸(841m)に到着。

「やまびこ広場」からはガスの塊しか見えません。

今回は前回に来たときなんとなく気になっていた逆川ノ丸から東に伸びる逆川ノ丸東尾根を歩いてみることにしました。

歩き始めはこんな感じ。

途中、何本か地形図にない林道が尾根を横断していました。林道は無視して、尾根筋を下ります。

「丸紅道」。

歩きやすい尾根道が続きます。

岩があったりもします。

この先で左後ろからくた林道に合流し、

こんな尾根の形がはっきりしない場所に出ますが、とにかく東に向かって歩きます。

やがて尾根の形がはっきりしてきてきますが、

こんな感じで歩きづらいです。

メスを追いかけるオスでしょうか。叶わぬ恋です。悲しいです。

下って、

下ります。

左下に林道が見えました。が、4、5mほどの高さがあります。下端に進みます。

左は林道、右は谷へ切れ落ちています。

手探り足探りで、ジンワリジンワリ下っていきます。

なんとか林道に降り立ちました。こうして写真を見るとなんてことはない感じですが、今回のルートでここがいちばん怖かったです。
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