今回は高ワラビ尾根を登りました。長沢背稜(ながさわはいりょう)の「向こう側」、秩父への遠征です。
高ワラビ尾根は秩父鉄道の浦山口駅(うらやまぐちえき)近くから南東に向かってせり上がり、小持山(こもちやま)をてっぺんにした尾根です。小持山からは北に向かってまっすぐ伸びた稜線を下って登って武甲山(ぶこうざん ぶこうさん)へ。下山は裏参道から林道橋立線(以降、橋立林道)を歩き、浦山口駅に戻りました。
のはずでしたが、30cmを越える積雪に体力と時間をじわりじわりと溶かされ続け、ぶ厚い雪をかぶった岩場の急登で息の根を止められ、小持山までたどりつけませんでした。小持山の1.5kmほど手前の武士平(ぶしだいら)の分岐で高ワラビ尾根を離脱。タワノ尾根を下って林道茶平(ちゃだいら)線を経て、すっかり日の落ちた夜道をてくてくと西武秩父駅まで歩きました。(高ワラビ尾根の残り、武士平の分岐から小持山を歩き、武甲山に登った記録はこちら 2022.2.26)

高ワラビ尾根、タワノ尾根
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■コース | [START]秩父鉄道浦山口駅→橋立橋→(20分)高ワラビ尾根取付→高ワラビ尾根→(1時間30分)城山→(3時間10分)伊勢岩ノ頭→(1時間25分)巣山ノ頭→武士平分岐→タワノ尾根→(1時間20分)タワノネ→(5分)茶平林道→(25分)埼玉県道73号秩父上名栗線→(55分)高ワラビ尾根取付→国道の裏道→(1時間)[GOAL]西武鉄道西武秩父駅 (10時間10分) |
■歩いた日 | 2022年2月12日(土) |
※赤い線が歩いた軌跡です。ただ、正確無比なものではありません。あ〜、そ〜、このあたりを歩いたんだ、程度の参考にしてください。
■[START]秩父鉄道浦山口駅→橋立橋→(20分)高ワラビ尾根取付→高ワラビ尾根→(1時間30分)城山→(3時間10分)伊勢岩ノ頭
30cm以上はある新雪に悪戦苦闘、高ワラビ尾根の完歩はなりませんでした。城山までは初っ端の急登がキツく、後はやや急登やそこそこの急登となだらかな尾根のセットがいくつもやってきました。獣の足跡しかない尾根道をテキトーにズボリズボリと歩くのは爽快。けれどもじわりじわりと体力も時間も消耗していったのでした。




















































































雪の状況は変わりません。小持山〜武甲山は無理? と思いながら先に進みます。