奥多摩尾根歩き
鷹ノ巣山南尾根、浅間尾根

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入奥沢→(1時間30分)鷹ノ巣山南尾根取付→鷹ノ巣山南尾根→(2時間10分)石尾根合流→(15分)鷹ノ巣山


鷹ノ巣山南尾根は1400m圏の等高線のくっつきが不気味でした。ほぼ重なっています。最悪の場合10m前後の崖が立ちふさがっていることが予想されます。まっ、現場に行ってみないとことにはわかりませんが。
というか、現場に着く前にすでにとんでもない急登にヤラレまくってグロッキー気味。思い出すだけでふくらはぎがうずきます。それにつけてもセミの大音声よ。

ザックを担ぎ左岸に渡って入奥沢を遡ります。
ワサビ田跡やワサビ田を守る石積の上や下を進みます。
これは偽尾根です。鷹ノ巣山南尾根ではありません。
右俣へ。
行く手に鷹ノ巣山南尾根が見えてきました。
ようやく鷹ノ巣山南尾根に着きました。ザックを降ろして休憩します。また休憩です。しようがありません。暑いしバテ気味です。キビシい登りが予想されます。じゅうぶん休みます。
鷹ノ巣山南尾根に取付きます。なんとなくわきゃっちゃいたけれどいきなりの急登です
かなり登ってきたと思ったんですが、取付は足元のすぐそこです。
登ります。急傾斜なうえにザレ気味でやっかいです。
力を振り絞って登ってきて汗も絞られ、左右のふくらはぎは鉄アレイみたいになって、
嘆いてもしようがないので登ります。
1350m圏でややヤセ気味の尾根になり、
急登はやまず、
そのまま1450m圏の「魔の等高線くっつきゾーン」に突入です。突入といえば威勢がいいんですがかなりヘロヘロです。突入というよりは薄っすらとした絶望への没入です。
どうやら「魔の等高線くっつきゾーン」を突破したようです。突破といえば威勢がいいんですが、写真を撮る余裕もなく、ほぼ死に体です。
ほんのちょっぴり傾斜のゆるんだ尾根の平穏を噛みしめるように踏みしめて登ります。
尾根を草が覆うようになりました。
登ってきて石尾根南面の巻き道を横切り、
そのまま石尾根の稜線をめざします。
日の当たる稜線です。
稜線上の登山道に出ました。
鷹ノ巣山の山頂までゆるい登りですがシンドいです。
鷹ノ巣山の山頂に到着。何人かのハイカーが思い思いにすごしています。これにて鷹ノ巣山南尾根はおしまいです。
山頂には二等三角点が設置されています。標高は1736.61m、基準点名は長澤。鷹ノ巣山の三角点については是非こちらをご覧ください(『奥多摩トラバース』へ)。写真奥は稲村岩尾根です。
山頂からの景色。
これも。
登ってきた鷹ノ巣山南尾根はぎりぎり見えていないみたい。
ゆっくりしたいんですが、ワラビなんかの動画を撮っていると峰谷バス停の最終便に間に合うかどうか微妙なことに気づきました。とっとと下山します。

鷹ノ巣山南尾根を登った動画です。