奥多摩尾根歩き
大多摩ウォーキングトレイル

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今回は大多摩ウォーキングトレイルを歩き、肝要峠まで登り、松尾沢左岸尾根(テキトー名付け)を下ってつるつる温泉をゴールにした尾根歩き、というには尾根歩きはほんのちょっぴりの山行を計画しました。
大多摩ウォーキングトレイルは、古里駅〜奥多摩駅間の多摩川沿いに設定されているハイキングコースです(地図はこちら 奥多摩観光協会)。全コースを歩くとコースタイム的につるつる温泉でゆっくりできなそうなので白丸駅から古里駅までとしました。
大多摩ウォーキングトレイルからはさらに多摩川沿いを歩き、御岳渓谷遊歩道へ。歩いて歩いて日向和田(ひなたわだ)駅あたりからぐーっと山間部に踏み入って肝要峠まで峠道を登り、松尾沢という沢の左岸尾根を下って奥多摩あきる野線をむふふのつるつる温泉まで、という、まるで温泉に入るためだけの尾根歩きというかウォーキングに出発したのはいいけれど、撤退に次ぐ撤退で計画倒れに突伏してしまいました。
※「標高」は省略しています。
コース [START]JR青梅線白丸駅→白丸湖畔遊歩道→鳩ノ巣渓谷→松の木尾根→(1時間50分)古里駅あたり→吉野街道(都道45号)→御岳渓谷遊歩道→吉野街道→(1時間40分)草思堂通り→吉野街道→(1時間10分)梅ケ谷峠入口交差点→大久野青梅線→(15分)肝要林道始点(撤退)→吉野街道→(1時間)[GOAL]宮ノ平駅
(5時間55分)
歩いた日 2025年8月4日(月)
※赤い線が歩いた軌跡です。ただ、正確無比なものではありません。あ〜、そ〜、このあたりを歩いたんだ、程度の参考にしてください。

[START]JR青梅線白丸駅→白丸湖畔遊歩道→鳩ノ巣渓谷→松の木尾根→(1時間50分)古里駅あたり


大多摩ウォーキングトレイルの終盤はあまりコースに沿っていません。暑そうな青梅街道に近づきたくなったのでできるだけ多摩川の右岸を歩きました。

おはようございます。白丸駅です。白いまん丸い待合室で首に手ぬぐいをかけて改札口を出て右へ。急な階段を降りて青梅街道を奥多摩駅方向へちょっと歩き、
数馬峡橋で多摩川を渡ります。
橋を渡って右へ。すぐに多摩川への道を下っていきます。
白丸湖畔遊歩道は白丸調整池の巡視路だという東京都交通局発電事務所の看板が何か所かに立っていました。
馬頭観音を過ぎます。かつては生活道だったのでしょう。
まだ気温は高くなく、虫もほとんど飛んでいません。快適な散歩です。
多摩産材の木橋をいくつか渡ります。
白丸ダムに着きました。上流方向です。手すりのすき間から見える水面に山の緑が映っています。
下流方向。左上に発電所からの放水が見え、その上の階段みたいなのが魚道の入口です。案内板によると魚は階段を昇ってぐーっと左の斜面を回りこんでダムを越えます。なんという体力、気力でしょう。
ダムを過ぎ、広々とした休憩所を過ぎます。テーブルもベンチも塗装されたばかりのようでピカピカでした。
ぐぐぐと川べりまで下っていき、
鳩ノ巣渓谷へ。
鳩ノ巣小橋を渡って多摩川の左岸へ。
橋の上から上流方向。
下流方向。
左岸の小道を歩いていくと岩壁の上に水神宮が建っていました。
岩壁の「鳩の巣の由来」。
峡谷と雲仙橋。
川べりから登ってきて雲仙橋を渡ります。
坂下の集落を抜け、東京都水道局棚澤第二ポンプ所の分岐を左へ。右は林道越沢(こいざわ)線です。ポンプ所の隣にはとてもきれいな坂下登山口観光トイレがあります。
道中。
東屋に到着。
ちょっと休憩。手前に坂下、多摩川の向こうに棚澤の集落が見えます。
東屋の横の道を下っていきます。松の木尾根というらしい。
381mの標高点を過ぎ、どんどん下って
越沢をホタル橋で渡り、
寸庭(すにわ)川を渡り、ふたたびか三たびか多摩川沿いを歩きます。
川べりから登ってきました。寸庭橋を渡って古里駅に向かうのが大多摩ウォーキングトレイルのルートなんですが、
あまり青梅街道に近づきたくなかったのでそのまま多摩川の右岸を歩きます。暑くなってきました。
石積沢左岸尾根をいつの間にか過ぎていて、手前に石積沢右岸尾根、短いガードレールのある後川の向こうに丹三郎山北尾根が見えます。
このすぐ先で吉野街道にぶつかります。左へ歩き万世橋を渡れば古里駅に着き、大多摩ウォーキングトレイルはおしまいです。けれども右へ。到達できなかった肝要峠をめざします。