小川谷下段歩道
(その2の2)

小川谷下段歩道→(3時間30分)三又→小川谷左岸登山道→(30分)小川谷林道→(2時間10分)[GOAL]東日原バス停→JR青梅線奥多摩駅


小川谷下段歩道の終盤はヒヤヒヤ8、ドキドキ2でした。

深く抉れた谷に向かいます。よく見えませんが、左下から中央上に向かってワイヤーがのびていて、中央上からはワイヤーにくくられた丸太がぶら下がっています。
少し進むと山肌に沿って青いロープが張られています。これがTさんの仕事でしょう。てっきり落ちた桟道にロープが張られたのかと思っていたんですが、崖沿いに谷の奥に向かってロープがのびています。右側は厳しく切れ落ちていてとてつもなくデンジャラスです。
名前はわかりませんが岩に器具(ハーケン?)が打ち込まれてロープが固定されています。
ロープをつかんで谷の奥に向かいます。
足場は狭く、岩の凹凸です。
ロープの終端。めちゃくちゃビビりながら歩いてきたので距離が判然としません。10mなのか20mなのか、うーん、わかりません。
谷を渡ります。
桟道(橋?)の残骸がぶら下がっていました。
谷を越えました。

深い谷を崖沿いに歩いてきました。
微妙な桟道です。土台になっている鉄骨の上を踏んでいけば渡れそうです。。。やっぱり微妙。高巻きします。
行く手を眺めます。あの桟道はめちゃくちゃ傾いています。
左下にその桟道。ずっと向こうに見えているのは長沢背稜(ながさわはいりょう)でしょうか。
横板の端に乗って渡りました。
桟道って傾いているものみたいです。山と桟道の間を歩きました。
四間小屋尾根(しけんごやおね)の本筋に乗りました。乗り越していく先に道は見当たりません。
尾根を登る道があります。
登ると
くの字1回で尾根を乗り越します。
小川谷が近くなってきました。
倒れた林班標識を通過します。
ロープが張られています。
正面奥から歩いてきました。右上への道は四間小屋尾根への作業道(登山道)です。
下段歩道を進み、小規模な崩落地を越えると
3、4分で三又に到着です。正面奥から酉谷(とりだに)、左から滝谷(たきだに)が出合って右へ小川谷が流れます。
あちらから歩いてきました。これにて下段歩道はおしまいです。この先は、
あの上滝尾根(かみだきおね 喜右衛門尾根 きえもんおね)を乗り越していく酉谷山への登山道につながっていたんですが、いまはそのルートは崩落して歩くことは難しそうです。下段歩道をそこそこの時間で歩ければ上滝尾根を登ろうと思っていたんですが、思いのほか時間がかかりました。小川谷林道で下山することに。三又でゆっくりします。
上からの酉谷、左からの滝谷が小川谷になるその出合を眺めたり
小川谷の下流を眺めたり
酉谷の上流を眺めたり
滝谷の上流を眺めたり
ごはんを食べました。メニューはわたくし製の焼きたらこのおにぎりと「おやつラーメン」。おにぎりは下段歩道の劇歩で元気のないニシキゴイみたいな形になっちゃいました。
酉谷に架かっていた橋の残骸。きょうほど壊れた桟道や激しく傾いた桟道をたくさん見た日はないんじゃないでしょうか。マホービンの白湯を飲みながら40分ほどブラブラして
滝谷、酉谷を飛び石で渡って小川谷左岸の登山道に向かいます。
さようなら! 三又!
落ち葉が道を隠しています。
朽ちた桟道を通過します。
大崩落地です。
対岸にMさんが設置したロープが下がっています。
崩壊した桟道が土になりつつあります。
場所が場所なら「千畳ナメ滝」とか名付けられて観光地になりそうな気がしないでもありません。
渡ってきました。
次の崩落地です。こちらはそれほどの規模ではありません。
渡ってきました。
素敵な道です。
ここにはMさんとTさんによるロープが張られています。足場は狭く、落ち葉を掃かないとデンジャラスな場所です。
向こうから右の擁壁の上を歩いてきました。
すぐに小川谷林道の終点広場です。
測量の木の杭がたくさん刺さっていました。奥に見えるのは犬麦谷橋(いぬむぎだにはし)です。
滝上谷橋(たきうえたにはし)を渡り、
100mくらい歩くと水場なのか擁壁の水抜きパイプなのか判然としませんが、小指の半分くらいの流れをペットボトルに汲んで持ち帰りました。
かろう橋を渡ります。
けさ、あそこから下段歩道へ登りました。
ゲートが見えてきました。
ここで小川谷林道はおしまいです。
東日原の集落に戻ってきました。夕陽に照らされているのは本仁田山(ほにたやま)でしょうか。
電柱を通過し、
ポストを通過し、
東日原バス停に到着です。
バスを途中下車して缶ビールを購入。久しぶりに奥多摩の男(ひと)に会いました。
「きょう歩いた小川谷下段歩道の終盤はもうほとんど黒部峡谷の下ノ廊下だったよ。ロープをつかんで崖の狭い足場を谷の奥に向かって歩いたり、小川谷に切れ落ちたのっぺり道を歩いていくんだ。危険なにおいがプンプン。奥多摩の下ノ廊下といえば下段歩道だね。下ノ廊下、歩いたことないけど。君たちは何があっても動じなそうだけど、遭難は他人事じゃないことはお互い肝に銘じておきたいよね。奥多摩の下ノ廊下をオススメすることはないし、オススメしない、なんて言うつもりもないよ。そろそろホリデー快速に乗るから、じゃ、また」
山の神様、地権者の皆様、きょうもありがとうございました。また、よろしくお願いします。