奥多摩尾根歩き
ヌカザス尾根

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三頭山(西峰)→(10分)ムシカリ峠→ブナの路→(50分)三頭大滝→ケヤキの路→三頭沢遊歩道→(50分)奥多摩周遊道路旧料金所→(25分)[GOAL]檜原温泉センター数馬の湯→温泉センターバス停→JR五日市線武蔵五日市駅


いつも一刻も早くビールにありつきたいばかりに急いで下るブナの路、ケヤキの路、三頭沢遊歩道をゆっくり歩いてみました。

まだ三頭山(西峰)です。北向きの山座同定盤と山並み。
石尾根(いしおね)、長沢背稜(ながさわはいりょう)がよく見えます。
反対方向の富士山。
時間的な余裕があるとお腹が空くのでしょうか。きょうはわたくし製の焼きたらこ入りおにぎらずとおやつラーメンでお昼ご飯にします。目の前の木でちょうど富士山が見えない場所に座っていただきました。
すぐ後ろに山梨県の山名柱が立っていました。「三頭山 山梨百名山 山梨県」と彫られています。
30分ほどゆっくりしました。食後の白湯がおいしかったです。中央峰、東峰は寄らず「笹尾根・西原峠・浅間峠」「三頭山避難小屋」方面に下ります。
そこそこキツい勾配の階段が続き、
ムシカリ峠に到着。
三頭大滝を目指します。ここからブナの路というらしいです。
歩きはじめてすぐにスッテンと盛大に滑りました。
振り向いて撮影。谷の対岸の残雪。
時すでに遅し。スリップしちゃいました。ここからも気をつけます。
鳥の巣が落ちていました。すばらしい造形です。
谷沢を何度か右から左へ左から右へと渡ります。
道が凍っていなければ避ける小石の上がいちばん滑らなかったりします。
石伝いの渡渉とほぼ同じです。
こんな道や
こんな道を歩きます。
すでに三頭沢沿いを歩いていたようです。どこから三頭沢なのでしょう。それにしても24種中の17種のカエデが都民の森でみられるとはちょっと驚きです。そもそもカエデに24種もあることが驚きです。都民の森でみられない7種のカエデをどこかにまとめて植林して「都民の森には日本のカエデの全種類があります!」みたいな計画はないんでしょうか。まっ、ないほうがよさげですが。
橋が見えてきました。
右から下ってきました。左は石山の路というらしいです。
さようなら! ブナの路!
手前は三頭大滝の滝口です。奥に高度感たっぷりの滝見橋が見えています。
滝見橋からの三頭大滝です。ほぼ凍っています。
そのうち凍るに違いない水の流れ。
ガッチンガッチンです。
下流側は完全に凍っています。
三頭大滝からウッドチップが敷き詰められた大滝の路を歩いていきます。
ここから大滝の路を離れてケヤキの路を下ります。
最初はちょっと荒れ気味ですが道中はこんな感じでとても歩きやすい遊歩道です。
奥多摩周遊道路が見えてきました。
「三頭大滝・三頭山」の道標が立っています。
奥多摩周遊道路に立ちました。さようなら! ケヤキの路!
道中。三頭沢に落ち込む尾根たち。
2つめの右カーブのガードケーブルの外に「数馬方面 都民の森 奥多摩方面」「数馬バス停」の道標が立っています。
ガードケーブルを乗り越えて「数馬バス停」方向へ。
そこそこの急降下です。突き当たりに
立っている道標。道は左に直角に曲がりますが、なんとなく擁壁に沿って沢のほうに行ってみました。
名前のわからない沢に滝壺が凍った小さな滝がありました。。。それだけです。
遊歩道に引き返します。
三頭沢にぶつかり右岸沿いを歩きます。
驚きです。三頭沢を渡渉するここはごく浅い流れが沢底に貼りついているような場所だったんですが、岩がゴロゴロ転がっています。切り替え画像は同じ場所を2017年10月18日に撮影したものです。
上流方向。
下流方向。この先が思いやられましたが
最初の木橋は無事でした。
次も。
橋を渡って右手奥にトイレっぽい建物がありました。トイレでした。
新旧の橋。まさかわざわざ左の橋を渡る人はいませんよね。
道標を通過します。左の道を登っていけば奥多摩周遊道路に出ます。
またトイレを通過します。かつてはかなり人気のあったコースだったことがしのばれます。
こんな原っぱを通過すると
道標の向こう(ほぼ中央)に小さな道標が立っています。
小さな道標は「菅平の滝」を指しています。この道標は初めて見ます。檜原村観光協会さんに問い合わせたところ「菅平の滝」は「すがだいらのたき」で、道標は2年ほど前に設置されたそう。
丸太で土留めされた階段がありました。下ります。ちなみにこの階段は檜原村ではなく、都がなんらかの工事の際につくったものだそう。せっかく観光協会さんに教えていただいたんで書いときます。
菅平の滝です。2段のナメ滝です。こぢんまりしていますがとてもきれいな滝です。
滝壺は深いです。底の岩陰からカエルの脚が覗いてユラリユラリしていて、水中で小さな魚(イワナかな)がピタッとホバリングしていました。
滝見物を終え、遊歩道に戻りました。この道の下のでっかいパイプを三頭沢が流れ、すぐ下流の左岸に岩子小屋沢という沢が流れ込んでいます。
小さな谷に架かった橋を渡ります。
夢の滝が見下ろせます。大きなナメ滝です。右上には奥多摩周遊道路が見えています。
こんな道の突き当たりを左にグッと曲がって下ると
奥多摩周遊道路の旧料金所です。
右を見て左を見て右を見て奥多摩周遊道路を渡り、旧道に入りました。これにて三頭沢遊歩道はおしまいです。
是非、挨拶したいと思っていた足の神様の前の道路が工事中でした。ちょうど工事の休憩時間だったので近寄って撮影させていただきました。足の神様、おかげさまでもう何年も痛風の発作に見舞われていません。御礼申し上げます。これからもよろしくお願いいたします。
碑群を通過します。
檜原街道に出ました。たくさんの行先です。
九頭龍神社(くずりゅうじんじゃ)を通過します。かつて御林山南西 尾根を九頭龍神社の裏に下ったことがあります。
「檜原温泉センター数馬の湯」に到着。
ビールと舞茸の天ぷらで一人反省会のはずだったんですが、話題はもっぱら舞茸の天ぷらの個数が3個から2個に減り値段は330円から180円になったことに集中。いったいなにがあったんでしょう。さらにロッカーナンバー「114」の件です。イヨ山のシンボルナンバーである「114」のロッカーを使えたことは吉兆に違いありません。いったいなにが起こるのでしょうか。武漢かぜの消失? 電車に乗ると山ガールがギッシリ? 宝くじを買うべきでは? なんていう意見が出たりもしたのでした。「313」のほうがよかったんじゃない? なんていう場の雰囲気を壊しかねない発言もあるなか、時間切れとなったのでした。
武蔵五日市駅行きのバスがやってきました。
山の神様、地権者の皆様、きょうもありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。久しぶりにお会いした足の神様もよろしくお願いいたします。