ノケ岩尾根、オロセ尾根
(2/2)
■ノケ岩尾根取付→ノケ岩尾根→(1時間30分)タワ尾根→オロセ尾根周辺をウロウロ→オロセ尾根→(1時間30分)孫惣谷林道→日原林道→(1時間5分)[GOAL]東日原バス停→JR青梅線奥多摩駅
ノケ岩尾根はフェンスに囲まれた植林帯を登っていきます。最後の3つ目のフェンスをくぐると尾根相・林相は一変。ミズナラ(しかわかりません)なんかの巨木がニョキニョキと立ち並ぶ明るい尾根になりました。
ノケ岩尾根を登ってきて
登ります。そこそこの急登が続きます。
倒壊した小屋を通過します。
1020mあたりで低いけれど幅広の大岩が尾根上をデンと塞いでいました。左右どちらから巻くかちょっと迷う。どけ! 岩! のけ! 岩! ノケ岩! ははは。
登ってきて
登ります。
でっかい木があちら
こちらに立っています。
扉。1100mあたりです。
扉をあけるというかグニューと押して進むとすぐに倒壊した小屋がありました。
小屋横のミズナラの大木。
小屋からすぐ、謎の広場がありました。鉄塔でもあったんでしょうか。
広場から先はちょっとした藪です。
藪と格闘しながら登っていると、いつの間にか尾根上にフェンスが登ってきていました。しばらくフェンス横を歩きます。フェンスの向こうはとても明るくて世界が違うみたいです。あちらに行きたいなあ、と思っていたら
扉が現れました。1130mあたりだったかな。扉を抜けると
こんな尾根になりました。
尾根の左。
右。展望はありませんが心地よい尾根です。
風を感じます。
植林を背負った尾根が左からにじり寄ってくると
尾根はヤセて急登になってきました。
登ってきて
登ります。
1290mあたりでそこそこしっかりした道が尾根を横切りました。
尾根は左に曲がっていきます。
またしっかりした道が尾根を横断します。この道は金袋山の下でタワ尾根を乗り越していく作業道だと思います。
バーンと尾根は広がってタワ尾根の稜線が見えてきました。
あちらから登ってきて
もうすぐです。
タワ尾根に立ちました。
すぐ近くに石標が立っていました。これにてノケ岩尾根はおしまいです。長ーいアプローチで尾根にたどり着き、3つの扉を抜けるというちょっと面白い尾根でした。
タワ尾根を篶坂ノ丸まで登ってオロセ尾根を下るつもりでしたが、タワ尾根の稜線の下をトラバースしてオロセ尾根まで歩いてみることにしました。
獣道っぽい薄い踏み跡をたどります。
ガニ沢の最上部だと思われる場所を渡ります。水はありません。下流方向を見るとビシッとしたV字形です。
尾根を乗り越し、なだらかな窪を渡り、
オロセ尾根に立ちました。上方を見上げ、下りかけたんですが、
んっ? なんかヘン。これは以前に登った栃ノ木沢左岸尾根ではないでしょうか。
引き返します。
オロセ尾根です。下ります。
紅葉の始まりの始まりといった風情です。
ズザズザと下ります。
1130m圏の分岐です。左の尾根を下ります。
1123mの標高点を通過しました。
尾根間違いのせいで時間がなくなってきました。14時台のバスを目指して急ぎます。
長い長いくの字くの字の下りを終え、孫惣谷林道が見えてきました。
階段を降ります。
林道に立ちました。これにてオロセ尾根はおしまいです。急ぎます。
あれは八丁山? ほうじ茶を飲みながらちょっと休憩後、小走りで林道を下ります。土砂を運ぶブルドーザーとショベルカーにあいました。
ガニ沢を覗き込んでみました。
出合に架かる橋を渡ります。
ノケ岩尾根を(新)日原林道から眺めます。
これも。
これも。
出発した階段を通過します。
間に合いました。
山の神様、地権者の皆様、きょうもありがとうございました。ずっと気になっていた尾根は尾根自体も取付までも思いのほか刺激的でした。ヒヤリとする場面もありましたが無事に帰ってこられました。また、よろしくお願いいたします。
山の神様、地権者の皆様、きょうもありがとうございました。ずっと気になっていた尾根は尾根自体も取付までも思いのほか刺激的でした。ヒヤリとする場面もありましたが無事に帰ってこられました。また、よろしくお願いいたします。