奥多摩尾根歩き
御坂尾根、鍋割山北尾根

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大岳山→尾根探し→鍋割山北尾根→大楢峠→[GOAL]JR奥多摩線奥多摩駅


鍋割山北尾根は道標はないものの、しっかりした道が続いています。

大岳山(1266.43m)の山頂です。新しい山名板の工事中でした。
山頂からの眺め。富士山は見えません。
山頂からの眺め。
山頂からの眺め。山頂には50人以上はいました。
大岳山には二等三角点があります。基準点名は大岳。なぜかお賽銭みたいなお金が供えられていました。水を飲んで出発します。目指すは馬頭刈尾根から神戸(かのと)に下る尾根です。
大岳神社に到着。
大岳神社の狛(左)。
狛(右)。
鳥居を抜けて右、馬頭刈尾根の方向へ進みます。
前方に桟道。
また桟道。
こんな道を歩いて、
直進する馬頭刈山方向と右にグーッと戻るように曲がる鋸山(のこぎりやま)方向の分岐に到着。
ちょっと直進すると祠があります。
判読できない文字が彫られた石柱もあります。地図を見ると神戸への尾根はこのあたりに下り口があるはずです。祠の先や鋸山のほうにも歩き、この周辺をウロウロウロウロしたんですが、マーキングをはじめ道らしきものも見つかりません。
これは道標から「道?」みたいな窪みをちょっと下ってみたところ。先がないので引き返しました。地図を頼りに歩けばいいんでしょうが、わたくしの登山偏差値ではデンジャラスです。道案内のキジが現れることもなく、この尾根は諦めることにしました。やはり、初めての尾根は登るのが鉄則なのでしょう。
道標にザックを立てかけ、これからの身の振り方を思案。かつて登ったことのある鍋割山北尾根を下って奥多摩駅を目指すことにしました。
大岳神社まで戻りました。右に折れます。
上に見えているのが御坂尾根です。
御坂尾根の乗越まで戻りました。これは登山道から御坂尾根を見下ろしたところ。
これは先ほど登った反対側の岩。先に進みます。
この後、珍しくわたくしが追い越したパーティー。
右は鍋割山を巻いて奥の院(甲籠山  こうろうざん)、御前山へ。サルギ尾根も右です。
鍋割山(1084m)の山頂に到着。
確か鋸山の方向。
これは大岳山でしょうか。
あの「この先は、登山道ではありません」と書かれたポスターがぶら下がったトラロープの向こうが鍋割山北尾根です。
急降下もありますが、道はしっかりはっきりしています。
奥の院ですよね。
こんな尾根筋もあります。
961mのピークのはずな場所。尾根が左右に分かれています。ここは左。鍋割山にもあった「高山境界票」が埋まっていました。
歩きやすいです。
道中の眺め。
ここから尾根筋を離れ、右に折れます。
岩の向こうを覗いて見ると、激しい急降下でした。
落ち葉が積もった道をくの字くの字で下っていきます。
植林帯に突入します。
林道に下りました。下り口の写真を誤って消去してしまいました。以前は相当わかりづらかったんですが、今は何本ものテープが木の幹に結ばれていました。あの先が大楢峠(おおならとうげ)です。大楢峠の写真は撮り忘れました。
奥多摩駅に向かって歩いています。
道中。
案内板。
左の道を進みます。右は城山へ。
もうちょっと脚が長ければ楽勝でした。
民家の屋根が見えてきました。
510mあたり。ここから尾根筋を離れ、右に折れます。
植林帯をひたすら下ります。
木橋なんかがあると飽きません。
もう1本。
橋から上流側を見上げたり、
下流側を見下ろしたりすると、飽きはじめたことを忘れられることもあります。
退役しているらしい水道施設らしい、要するに何かよくわからない建造物を通過します。
舗装道路と駐車している乗用車が見えてきました。道路に出ると、右方向は奥多摩霊園の入口です。左に進みます。
舗装道路をテクテク歩きます。
道標を通過します。
道中。
放置自動車。敷地内単純放置型です。
道中。
サルが道路を歩いていました。わたくしを見てピョンとガードレールを越えました。あとはイヌか。
奥多摩中学校バス停を通過します。この後、氷川キャンプ場あたりで急げば「ホリデー快速おくたま」に間に合うことが判明。ズッザズッザと小走りで奥多摩駅に向かい、
途中下車して一人反省会です。キジを助けたのはエラい、御坂尾根の上部にチャレンジしたのはエラい、初めての尾根を無理して下りなかったのはエラい、ホリデー快速に間に合ったのはエラい、途中下車の判断はエラい、、無理矢理イヌに出会おうとしなかったのは奥ゆかしい、などと自己賞賛の嵐のなか、ズブズブと酩酊の沼に飲み込まれるのでした。
プラットホームからの夕陽。奥多摩に沈んでいきます。