真名井北稜、赤杭尾根
(2/2)
■真名井沢ノ峰→赤杭尾根→赤久奈山→(2時間50分)[GOAL]JR青梅線古里駅
赤杭尾根も長い尾根です。上部の傾斜はキツいですが、しっかりした登山道が整備されています。
お腹が空いたのでわたくし製ハムサンドを食べます。当初の予定では川苔山まで登る予定だったんですが、「まっ、いいや」ということでそのまま赤杭尾根を下ることにしました。じっとしていると体が冷えます。ポッコリとした真名井沢ノ峰を後にします。
川苔山の方角をビシッと眺め、
真名井沢ノ峰を見上げ、
赤杭尾根を下ります。
赤杭尾根はいわゆる一般道ですが、けっこう厳しい場所もあります。
道中。
急降下です。
倒木を巻く道がつくられていました。
梢で尾根を掃いています。
この大木の先で登山道は左に下ります。直進するとエビ小屋山です。
下ります。
下ってきて、
左に家か畑があったような平地を見ながら通過します。
きれいな道が続きます。
林道が見えました。
しばらく林道歩きが続きます。
ずいぶん林道が狭くなったように思います。山側から攻め込まれているようです。
大きく崩落した場所もありました。
林道に分断された尾根は左上にのびていますが、すぐに林道に合流します。そのまま林道を歩きます。
真新しいバイクの轍が続いていました。
左からの尾根とここで合流。右の
こちらへ進みます。
登山道を左へ外れて尾根筋を歩いてみることにしました。
イイ感じです。
テキトーに歩きます。ときどき踏み跡に出合います。
残念ながらすぐに登山道にぶつかってしまいました。
このあたりは赤杭尾根で唯一(多分)展望がきく場所ですが、きょうは雲しか見えません。
直進して赤久奈山に向かいます。
すぐに赤久奈山(923.49m)です。三等三角点があり、基準点名は大渡。
スポーツドリンクを一口飲んで先ほどの分岐には戻らず「古里」の道標に従います。
快適な道です。赤久奈山の採石の音が聞こえてきます。
ふと思いついて右手の尾根上のピークを目指してみることにしました。
グググっという感じで急坂が続きます。
809mのピークに到着。峰戸山(三ノ戸山 みのとやま)のてっぺんです。
山名が書かれているらしい板がありました。
こちらは蝉沢左岸尾根を歩いたときに喘ぎながら登ってきた急坂。
赤杭尾根を下ります。
なかなか登山道に合流しません。赤久奈山の採石の音が大きく聞こえてきます。
ようやく登山道に合流します。
登山道の分岐。直進は「川井駅」です。右の「古里駅」方向へ。
こんなややのっぺりに見える道もありますが、歩くとどうということはありません。
ややのっぺりを過ぎて見上げたところ。表土が流されています。
ここも崩落していましたが、道はとてもよく整備されていました。
テクテク下ります。
道標を通過します。
ここから道は抉れます。
滑りそうで滑らないかと思ったらやっぱり滑ります。
樹間から赤久奈山南面の採石現場が見えました。
音がするようにピタッと静かになりました。採石の終業時刻かと思ったら15時ちょっと前でした。休憩時間かな。
登山道は尾根を離れて左に折れます。直進は以前に歩いたサス尾根です。
危なっかしい木橋を渡ります。
道は沢沿いに高度を下げていきます。
立派な石垣を見下ろしたりしていると、
古里の街並みです。
下山しました。ちょっと尾根から遠いですがこれにて赤杭尾根はおしまいです。
舗装道路を下ってきて向こうに古里駅が見えました。
駅前のセブン-イレブンで缶ビールを買って古里駅に到着。缶ビールを飲みながらボーッと電車を待ちました。
古里駅の跨線橋からさようなら! 真名井北稜と赤杭尾根の方角!
あの杭にはいったいなんて書いてあるんだろう、なんてまたボーッとしていたら電車がやってきました。止まりかけた車内を見て驚きました。目の前に奥多摩のトップガンMさんが座っているじゃないですか。たくさんの人が乗ってきて降りて乗って降りて乗って降り、車窓は薄暗くなるけれど、あーだこーだと話は尽きないのでした。
山の神様、地権者の皆様、きょうもありがとうございました。
山の神様、地権者の皆様、きょうもありがとうございました。