草木沢右岸尾根、草木沢左岸尾根、花折戸尾根669m標高点南尾根、花折戸尾根669m標高点東尾根[前編]
(草木沢左岸尾根 2/2)
■ゴンザス尾根と花折戸尾根の分岐点→(15分)花折戸尾根870m圏→草木沢左岸尾根→小高神社→(1時間45分)瀧之沢橋西詰(青梅街道)
草木沢左岸尾根の初っ端は藪にまみれながらの防獣ネットに付かず離れずの急降下。防獣ネットが尾根から離れていくと岩が出てきたり分岐がちょっとややこしかったりしたけれどそこそこしっかりした踏み跡がつづいていました。尾根末端近くに地図にない小さな神社と広い境内があって驚きました。参道を下っていくと遮断器のない小さな踏切(?)で青梅線を渡ることになってまたびっくり。
花折戸尾根を下ります。歩きやすい尾根です。
870m圏の分岐です。花折戸尾根はほぼ直進ですが、草木沢左岸尾根は右です。薄い踏み跡が見えます。下ります。
尾根のちょっと左下に防獣ネットが張られていました。ネットに沿って踏み跡がつづいています。
藪が濃いところは右の植林に逃げます。
ネットは尾根からはなれて左へ下っていきます。
いつの間にかネットが寄り添ってきていましたがまた左へはなれていきます。曲がり角でネットは倒れていました。
またネットが復活。藪を抜けると
急降下です。
下ってきて
植林の中に入ります。ネットはどこかへ。
ぐーっとぐーっと急降下がつづきます。
650mあたりの分岐です。直進しがちな分岐ですが、直進するとすぐ先で岩崖記号が待ち構えています。右の尾根を下ります。
急降下ですが、雰囲気のいい尾根です。電車の音が小さくくぐもって聞こえてきます。
ナメコそっくりのキノコ。小さいのを1つ食べてみたらめちゃくちゃ苦かった。渋いのか苦いのかわからないくらい苦かった。
口の中はともかく、快適な尾根歩きがつづきます。
下り勾配がキツくなってきました。左手から水の音が大きく聞こえてきます。
小屋があったのでしょうか。平坦な場所を通過します。520m圏です。
デンジャラスっぽい岩の突き出しです。根拠なく左へ回り込みます。
回り込んですぐの510m圏の分岐です。地形図ではさっぱりわからない分岐です。左が楽ちんそうですが右が下りたい草木沢左岸尾根です。
ちょっとした岩崖です。根拠なく右へ。
写真を撮るのを忘れるくらいそこそこシンドい道中でした。大きく回り込んできました。
また岩の突き出しです。
右手の小尾根にひらひらしたピンクテープが連なっているみたい。無視。
岩の急降下をまっすぐ下って
下ってきました。
岩ゴツの急降下がつづきます。
こちらにもピンクテープが並びだしました。ひらひらはしていません。なんのマークでしょう。たまに山中で見かける自己顕示欲まるだしのマークとは思えません。仕事用かな。
下ってきて
下っていると樹上にゲリラが仕掛けた罠みたいなのが見えてきました。
近寄るとワイヤーのインターチェンジみたいな構造物でした。四方八方、放射状にワイヤーが張られています。
すぐ下には作業小屋跡があってワイヤーを巻く重機なんかが残されていました。
左手は瀧之沢です。上流には石積で護岸された滝、
下流には滝の落ち口が見えました。水の落ちる音と同じくらい大きなエンジン音が青梅街道から聞こえてきます。
作業小屋跡の下には大小の屋根が見えました。社のようです。
下ってきました。小さいほうの社です。石祠と薄い碑が安置されています。
鈴が吊るされた大きい(といっても1.5m四方ほどの床面積)社には「小高神社」(おだかじんじゃ)と墨書された板が立てかけられていました。
社が建っている狭い土地から石の階段が下っていてその先に広い境内と鳥居が見えます。小高神社は地形図にもGoogleマップにも記載されていません。
境内から線路が見下ろせました。線路の下は青梅街道です。自動車やバイクが行き交っています。
鳥居をくぐると参道はくの字くの字の急降下です。てっきり線路の下に出ると思っていたらいきなり
踏切(?)にぶつかりました。参道は線路の向こうにつづいています。踏切を渡り、
くの字くの字を下ります。青梅線のコンクリート橋を見上げながらもう1、2度くの字を曲がると
瀧之沢橋のたもとに着地です。これにて草木沢左岸尾根、そして[前編]はおしまいです。
[後編]は瀧之沢橋を渡ってすぐのコンクリート階段と鉄骨階段で花折戸尾根669m標高点東尾根に取付きます。
[後編]は瀧之沢橋を渡ってすぐのコンクリート階段と鉄骨階段で花折戸尾根669m標高点東尾根に取付きます。