栗山尾根、ミサカ尾根、熊倉沢左岸尾根(その2の1)

今回は栗山尾根(くりやまおね)を登り、ミサカ尾根、熊倉沢左岸尾根(くまくらさわさがんおね)を下りました。
栗山尾根は雲取山の南西にある前飛竜(まえひりゅう)あたりをてっぺんにして南西に延び、下端はよくわからない尾根です。エラそーに言えばてっぺんと下端がビシッとわかる尾根のほうが少ないというのが、いまのわたくしの知見です。栗山尾根は下3分の1くらいから4つくらいに枝分かれしていてそのどれが主脈なのか判然としません。そのうちのひとつ1167mの標高点のある尾根を経て、栗山尾根を登りました。取り付いたのは小常木谷(こつねぎたに)と火打石谷(ひうちいしたに)という谷の出合い。等高線の陰影は濃く、地形はグニュグニュして岩場なんかもあって地形の変化は面白いんですが、ずいぶん時間がかかってしまいました。
ミサカ尾根は前飛竜からサヲウラ峠という峠までの尾根。段差のとても大きい急降下で下りはじまります。
熊倉沢左岸尾根は文字通り熊倉沢という沢の左岸にある尾根です。名前はテキトーです。トチ沢谷(トチ沢)という沢の右岸にある尾根なのでトチ沢谷右岸尾根、熊倉沢トチ沢谷中間尾根と呼んでも文字通りです。前回登った熊倉尾根は熊倉沢をはさんで西にあります。日没と最終バスの時刻に厳しく追い立てられるなか、1150mから950mあたりは厳しい急降下のハードな尾根歩きでした 。

コース JR青梅線奥多摩駅→[START]丹波バス停→(30分)余慶橋→(20分)栗山尾根への取り付き→栗山尾根→(4時間40分)前飛龍の前→(50分)熊倉山→(20分)1477m→熊倉沢左岸尾根→(1時間30分)大菩薩ライン→(10分)[GOAL]丹波バス停→JR青梅線奥多摩駅
歩いた日

2020年2月23日(日)

※赤い線が歩いた軌跡です。ただ、正確無比なものではありません。あ〜、そ〜、このあたりを歩いたんだ、程度の参考にしてください。


JR青梅線奥多摩駅→[START]丹波バス停→余慶橋→栗山尾根取り付き→栗山尾根


栗山尾根はモノレールにくっついたり離れたりしながら登りはじめ、急登があったりヤセたり岩場をよじ登ったりの長く変化に富んだ尾根です。



おはようございます。奥多摩駅からバスに揺られて小一時間、終点の丹波(たば)バス停に着きました。降りたのはわたくしと男性二人組。ずいぶんたくさん乗ったのに少しずついなくなり、最後は3人になりました。 深紅のタオルを首にかけ、軍手をはめて出発です。

丹波の集落を眺めながら大菩薩ライン(国道411号 青梅街道)を西へ進みます。

ゲートを通過します。このゲートは閉まったことがあるのでしょうか。

丹波川と上空を舞うトビ。

あの正面に見える右にせり上がっている尾根が下る予定の熊倉沢左岸尾根です。

大萩谷橋(おおはぎやはし)を渡ります。トチ沢谷に架かった橋です。うまくいけば、あの左に見える石垣あたりから下ってくるはずです。
結局なんとか、あのあたりに着地はできたのですが、まさかヘッドライトを頭にのせての下山になるとはこのときは知る由もありません。

番犬を通過します。

前回に登った熊倉尾根の取り付きを通過します。

1号桟道橋(いちごうさんどうきょう)という事務的な名前の橋を渡り、

2号桟道橋を渡り、

余慶橋(よけいはし)という情感ある名前の橋に着きます。

橋の袂のあそこから入山します。

短いフェンスに沿って道があります。

のっぺりした道です。ちょっと怖いです。左に滑り落ちると丹波川の懐に抱かれて冷たいめに会うことになります。今回のルートで2番目に怖かったです。

ねっ、怖いでしょ。

ねっ、そーとー怖いでしょ?

怖いのがまだ続くのか、と尻込みしならがらふと見上げると道らしきものの土留を発見。

這い上がってきました。 素晴らしい 道がありました。これは右から登ってきている道です。怖い道の手前に登る道があったに違いありません。どうやらしょっぱなから進路を間違ったようです。トホホです。

ほうじ茶を一口飲んでしっかりした道を進みます。

道は沢をとんでもなく高巻きます。

桟道を渡ります。

桟道を渡ると急に高度を下げ、ビシッと整備された道が続きます。

木橋を渡ります。

大きな倒木にはビシッと切れ込みが施されていました。

沢に急降下します。

落ち葉を払いのけながら下ってきました。

左奥から流れてきているのは小常木谷、右から流れてきているのは火打石谷です。

谷の出合い。

火打石谷の木橋を渡ります。この正面が栗山尾根への取り付きです。

火打石谷の上流。

小常木谷沿いの道をちょっと歩いてみました。ステキな道が続いています。いつかきっと歩こうと思います。

戻ってきました。いよいよ尾根歩きです。

ロープがありました。

登ってきました。

さようなら! 出合い!

しっかりした道があって、

その先には、

モノレールの駅がありました。

駅裏の尾根。そーとーな急登です。モノレールに沿って歩くことにします。

モノレールをまたいで作業道へ。

道はモノレールに併走したり、

離れて尾根に乗ったり、

跨いだりです。

駅裏からの尾根を見下ろしたところ。

モノレールが尾根に登ってきました。

パカッとなった石柱を通過します。

ヤセ尾根の背骨のようなモノレールに沿って登ります。

キツいですが心地よいです。

向こうの尾根。

しっかりした作業道が左に延びています。尾根を進みます。

でっかい木です。

上のほう。

グーッと登ります。

ボーッと歩いているとエラい目にあいます。

前回歩いた熊倉尾根のはずです。

登ってきて、

登ります。

1080mあたり。モノレールの向こうが激しく崩落しています。

こちらは激しく折れた大木。モノレールは尾根筋を離れることが多く、テキトーにというか無理矢理に尾根の上を歩いたりします。

遠くの山並み。

ミズナラとブナの門。

でっかいミズナラを通過します。

1150mあたりで急登がやみました。

標高点1167mと思われるところを通過します。

モノレールの終点です。1190m圏。

モノレールと別れてもゴキゲンな尾根歩きは続きます。

登ってきて、

登ります。

一升瓶を通過します。小屋でもあるのかな、と思いながら歩いていると、

ヘンな形の木が立っていました。

ゴツゴツした尾根です。

こちらは滑りやすそうな谷です。

栗山尾根で初めてクリのイガを見つけました。
さて、ここで問題です。クリのイガはどこでしょう? 答えは次の写真の切り替え画像です。

難問に疲れた頭をこんな尾根や

こんな景色が癒してくれます。

けれども体力は癒されることはなく、

登ってきて、

歯を食いしばって登ります。

左に見えるあの稜線は栗山尾根の主尾根です。

登ってきて、

主尾根に上がりました。石柱が立っています。小常木谷と火打石谷の出合いから2時間30分ほどかかっています。

ちょっと時間のかかりすぎです。エラいこっちゃです。ほうじ茶を飲んで先に進みます。

ここか、

ここの1574mの標高点を通過します。

楽しい尾根です。

ちょっぴりビビります。

枯れササを通過し、

倒木を乗り越え、

こんなところを登ってきて、

こんなところを登ります。

岩の上、1690mあたりからの眺め。

小岩ゴロゴロ帯を通過します。

枯れササを通過します。

1720m圏で微妙に左に進路変更、

先に進みます。

登ってきて、

登ります。急登になりました。

登ってきて、

登ります。

こんなところや

こんなところも登り、栗山尾根はまだまだ続きます。
 
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