奥多摩尾根歩き
クマタカ沢右岸尾根、赤杭尾根、サス尾根

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エビ小屋山→赤杭尾根→サス尾根→(2時間20分)愛宕神社→コンビニ→(15分)[GOAL]JR青梅線古里駅


エビ小屋山から赤杭尾根を東へ下り、林道を少し歩いて尾根に復帰。赤杭山(赤久奈山)を経てズマド山の手前で古里駅方面の道へ。途中で登山道をはなれて478mの標高点や愛宕神社のあるサス尾根を下りました。愛宕神社参道の恐ろしいほど急なコンクリート階段を下って青梅街道に降り、コンビニに立ち寄ってゴール地点の古里駅に到着。エビ小屋山から東の赤杭尾根に踏み跡ができていてとても歩きやすくなっていて驚きました。

エビ小屋山から赤杭尾根を西へ下ると川苔山からの登山道に合流し、V字形で林道に下っていきます。
東はその林道へちょくせつ下っていきます。距離はこちらのほうが短いのですが、数年前の記憶ではかなりのキツい急降下だったはず。ちょっと思案。東へ。
山頂からの短いそこそこの急降下が終わると
1120m圏のこの木の
向こうで左は林道へ下る赤杭尾根、右はエビ小屋山尾根の分岐です。左へ。ちょっとわかりづらい分岐です。意識していないと左へ進みがちな地形です。
急降下がはじまりました。記憶にない小さなくの字くの字の道ができていてなんだか歩きやすいです。
下ってきて
下ってきて
下ります。そーとーな急降下ですが小さなくの字くの字はつづいています。
ズッザズッザと下ってきて
林道が見えてきました。
林道に降ります。林道の向こうに赤杭尾根がつづいています。
尾根はやめ、林道を歩きます。
957mの標高点直下を過ぎます。
林道から右へ。赤杭尾根に復帰です。
桃ノ木平を通過し、
赤杭山(三等三角点があって標高は923.49m、基準点名は大渡)に立ち寄って
快適な登山道をゆるやかに下っていきます。
峰戸山(三ノ戸山)のてっぺん(809mの標高点)を見上げながら通過し、『詳細図』に弁当尾根と記載されている尾根筋を歩き、
途中で古里駅への道へ。ここで赤杭尾根(や弁当尾根)をはなれることになるのでしょうか。よくわかりません。道は小尾根の右にのびています。
ビシッとした道もあれば
崩れた斜面に切り取られた道もあって
炭焼き窯跡を通過し、
小尾根に合流。
ニューロンみたいな木の根っこを通過し、
540m圏の分岐はどちらを下ってもすぐに合流します。
460m圏で道は左へ下っていきます。歩きたいサス尾根は直進です。
すぐに不思議なオブジェがあります。巣箱でしょうか。
道中。
478mの標高点あたりを通過します。小さな広場みたいです。
標高点を過ぎると細い木が林立する尾根になって
440m圏でポカリと明るい空間を通過。
黄色いプラスチック杭が並ぶようになって
下ってきて
下ります。サスは焼き畑のことらしいけれど確かに傾斜のゆるい尾根がつづきます。地形図を見ると東面は緩斜面で畑にはバッチグーな地形だと思われます。
屋根が見えてきました。
愛宕神社です。屋根は境内に建つ社務所(倉庫?)でした。
左の愛宕神社の社のほか、山神社、稲荷神社など3宇の社が立っていました。
神社を辞し参道を下ります。
コンクリート階段のとんでもない急降下です。疲弊した足腰には酷です。今回のルートでここがいちばん危険だったと思います。鳥居の先は青梅街道です。
階段をゆっくり登ってくるおばあさんとすれ違いました。「ご苦労さまです」って深くお辞儀されました。「いや、あの、こちらこそ」などと意味不明な挨拶を返したところで赤杭尾根弁当尾根サス尾根はおしまいです。
青梅街道を左へ。古里駅前のコンビニで缶ビールを購入して駅のベンチで電車を待ちました。
しばらくホームに停まっていた回送電車がサス尾根のトンネルに向かっていくのを跨線橋から眺めます。
山の神様、地権者の皆様、きょうもありがとうございました。2度目の入山でクマタカ沢右岸尾根を登ることができました。ついでに入川谷は右岸だけでなく左岸にも怪しげな作業道があることがわかりました。いつか、また来ます。よろしくお願いします。