風張尾根、浅間尾根、オンバコ平東尾根(その2の1)

今回は風張尾根(かざっぱりおね)を登り、浅間尾根(せんげんおね)の西端を歩き、オンバコ平東尾根(おんばこだいらひがしおね)を下りました。
風張尾根は風張峠という奥多摩周遊道路の最高地点(1146m 東京都でいちばん高い場所にある道路らしい)をてっぺんにして、山のふるさと村ビジターセンター近くの奥多摩湖南岸から突き出ている岬の先っぽまで延びている尾根です。
浅間尾根の西端は『奥多摩 登山詳細図(西編)』(吉備人出版)で「87浅間尾根上端尾根コース」として紹介されています。浅間尾根は風張峠から東へズーッとそーとー長く延びている尾根です。その西端でピュッと北に向きを変えたところを歩きました。
オンバコ平東尾根という名前はテキトーです。浅間尾根駐車場あたりのオンバコ平という場所をてっぺんにして東へ延び、北秋川が上流(白岩沢?)で二又になっているあたりを下端にしている尾根です。
奥多摩湖北岸の小河内神社(おごうちじんじゃ)バス停をスタートし、前回渡れなかった麦山浮橋をビシッと渡り、檜原温泉センター数馬の湯を目指します。

コース JR青梅線奥多摩駅→[START]小河内神社バス停→麦山浮橋→山のふるさと村湖畔の小道→奥多摩湖いこいの路→(50分)風張尾根→(2時間10分)風張峠→浅間尾根→浅間尾根駐車場→(40分)オンバコ平東尾根→(1時間30分)林道入間白岩線→(50分)数馬峠→(30分)浅間尾根登山口バス停→[GOAL](15分)檜原温泉センター数馬の湯→JR五日市線武蔵五日市駅
歩いた日 2019年9月19日(木)
※赤い線が歩いた軌跡です。ただ、正確無比なものではありません。あ〜、そ〜、このあたりを歩いたんだ、程度の参考にしてください。


JR青梅線奥多摩駅→[START]小河内神社バス停→麦山浮橋→山のふるさと村湖畔の小道→奥多摩湖いこいの路→(50分)風張尾根→(2時間10分)風張峠→浅間尾根→浅間尾根駐車場


風張尾根の序盤は階段が続きます。キャンプ場を過ぎると蛇行する登山道をできるだけ無視して尾根筋を辿ってみました。



おはようございます。奥多摩駅からバスに乗り小河内神社バス停で降車しました。前々回、自己責任の責任を思いっきり負って渡ることができずに引き返した麦山浮橋が優しげに浮かんでいます。ザックから黄タオルを引きずり出して首にかけ、杖の用意をし、軍手はとりあえずポケットに。浮橋への階段を下りていきます。

あの正面の尾根がこれから登る風張尾根のはずです。

浮橋を歩くのはなかなか難しいです。浮き上がってくる浮橋、沈み込んでいく浮橋、タイミングを合わせて歩くのは、男女の恋の駆け引きのようです。

駆け引きをこなし、浮橋を渡り終えました。

「山のふるさと村 湖畔の小道」から「奥多摩いこいの路」をちょっぴり歩き、風張尾根の取り付きまで競歩みたいに歩きます。


あの階段から風張尾根が始まります。

これは奥多摩湖側の風張尾根の下端方向すぐそこから崖になっているふうです。

よっしゃ、歩くぞ! と、武者震いまではしないもののそこそこ気合いをいれての出発です。そーしたら、いきなりのリス広場の道標です。リス? リスって、どーよ。トラ広場とかクマ広場とか、まーギリギリ、ネコ広場でしょ。いや、ネコじゃいまひとつ力はいらないな、などと思いながら気をぐんと取り直し階段を登ります。もちろんリスにはなんの罪もありません。ひとえにわたくしの我が儘です。

階段を登るとこんな感じ。

「おーい、見んなー、ここに3番があるぞー」。

長い階段です。

階段が終わったな、と思ったらまた階段でした。

で、広い休憩場所に到着し、

そのすぐ先はこんな感じで、

ん? 「みさき園地」ってどこでしょう? ん? リス広場は?

謎は謎として階段は続きます。

そーいえば、運動部の合宿なんかにピッタリな雰囲気です。「先輩ファイト!」なんて黄色い声をかけられながらこの階段を子鹿のように駆けあがるわたくしが目に見えるようです。

階段はまだまだ続く、と思ったらここまで? 横木で土留めされた階段の先は木の根っこ階段でした。

立派な四阿が見えてきました。

ビシッとした掲示板ですが、まっさらです。

まだ階段は続きます。

で、名前不詳の広場に到着。

右下には山のふるさと村のファイヤーサークルや炊事棟が見えます。

「リス広場」や「みさき園地」はいったいどこだったんだろう? 気にはなりますが、馬頭観音でしょうか2体の石仏に黙礼して先に進みます。

いきなりエイのような地形です。左右のヒレの上に道が伸びていますが、真ん中の尾根筋をチョイス。

尾根筋をゼーゼーと登っていると、巻き道というか登山道でしょうか、何度も何度も出合い、その度にビシッと横断して目の前の尾根筋に取り付きます。

ひたすら尾根筋を歩き、登山道を横切っていきます。

カップアイスをスプーンでクーッと削ったみたいな登山道と付かず離れずというか、付いたり離れたりしながら尾根筋を歩きます。

いちばん高いところを辿れば尾根筋を歩いていることになるかといえばそーでもありません。GPSを見てみると地形図の尾根筋からずれて歩いているところがあります。尾根筋をクーッと削ったり、

尾根筋と関係なくクネクネと蛇行して削ったり、登山道は変化に富んでいます。

道中。緑がきれいです。

ドガドガと登山道を横切りながら尾根筋を歩きます。

なだらかになったと思ったら、

奥多摩周遊道路に飛び出ます。いやいやいや、飛び出たら超キケンです。真正面からは尾根に取り付けないので

左にちょっぴり進んで、

道の向こう側のこの道標から風張尾根の続きに取り付きます。

こんなところを登ります。

分断された尾根の先っぽから下を覗いてみました。ヒーッです。股間の体感温度は確実に下がりました。

先っぽからの眺め 。

817mの標高点を通過します。

イイ感じの尾根歩きです。

大きなキノコ。

銭湯のキータグみたいなプラスチック片が呑みこまれつつあります。あっかんべーのようでもあります。

こんな尾根らしい尾根の場所は珍しいです。

尾根筋を辿ります。

とにかく尾根筋を辿ります。

登ってきて、

登ります。

しばらくスライドショーで歩きます。登山道は無視してできるだけ尾根筋を歩きます。


道標が見えてきました。風張峠を目指します。

奥多摩周遊道路が左手のズーッと下を走っています。

尾根筋はこんな感じで、とても歩きづらく踏み外すとデンジャラス。

尾根下の登山道を歩きます。

穏やかな道です。

道標を通過します。

風張峠に到着です。これにて風張尾根はおしまいです。そして浅間尾根が始まります。

水を飲んで「鞘口峠・三頭山」方面に進みます。ここを歩くのは2度目。道中は前回のほうが詳しいです

「浅間尾根・数馬」方面に進みます。

「戸沢峯 1249m」と書かれた手製の木札がかかっている分岐点。ただ『奥多摩 それを繞る山と渓と』(田島勝太郎 著 山と渓谷社 1935[昭和10]237ページ)には「(鞘口峠 さいぐちとうげ)から一〇〇米餘り上って獨立標高一三〇二米の戸澤峯に達する」とあり、戸澤峯はここじゃないのではないでしょうか。

「浅間尾根・数馬」方面に進みます。

前回は登山道を辿りましたが今回は登山道を外れ、

できるだけ尾根筋を歩きます。

崩落地を通過します。

あそこは

1217mの標高点でした。

眺めはこんな感じです。

これも。とくになにがあるわけではありません。先に進みます。

ここで尾根は分岐しています。ちょっと迷いましたが、早めに登山道に復帰する右の尾根をチョイス。

急降下です。

ズザズザと下っていくと、

登山道に着地です。

周遊道路が見えます。

周遊道路に向かってどえらい急降下です。

途中で左膝がグキっというかクギっという感じのクギで刺されたような激痛に襲われました。イテーって思いながら、1分ほど突っ立ってからおそるおそる歩き始めたんですが、これがなんともないんです。ヘンなの。

周遊道路を横断し、左へ。

この道標を過ぎると、

すぐに浅間尾根駐車場に到着。これにて浅間尾根はおしまいです。
 
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