
刈寄山南西尾根(日向沢右岸尾根)、舟子尾根
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■刈寄山→舟子尾根→(2時間20分)刈寄川逆川出合→檜原街道→(40分)[GOAL]JR五日市線武蔵五日市駅
舟子尾根はそこそこ長い尾根です。刈寄山から舟子尾根ノ頭というピークまでは道標がビシッと立っているんですが、以降は鉄塔の巡視道をたどる尾根歩きになります。2、3か所ほど、ん、4、5か所かな、わかりづらい分岐や急降下があるんですが、ゆったりと歩ける尾根でした。










舟子尾根のてっぺんは刈寄山かなあ、などと思っていたんですが『奥多摩』の107ページのつづきに「此處で尾根は不規則に三分し、先づ眞東に走って瀨東で終るのは入山尾根で、これには一ツ石山・金毘羅山などがある。(東北にのびる尾根の今熊山の記述があって)主脈は北に舟子尾根となつて走り」という記載があります。つまり『奥多摩』によれば舟子尾根のてっぺんは豆佐嵐山だということになります。ちょっとすっきりしました。



















先に引用した『奥多摩』のつづきには「主脈は北に舟子尾根となつて走り、閉鎖曲線五〇〇米の古愛宕山で今熊山に相對する。--その突端の逆川をグイと押曲げる山嘴は龍山(四〇〇米)だ」と記述されています。ということは、舟子尾根は古愛宕山から東寄りに下っていく尾根です。上の写真の右のすっきりした尾根道です。






















山の神様、地権者の皆様、きょうもありがとうございました。前回の臼杵山につづき、戸倉三山の2座目、刈寄山の山頂にへんな尾根ルートを歩き無事に立つことができました。4つの尾根はどれもメリハリの効いた尾根で楽しかったです。もう少しメリが多くてもよかったかなと思ったりもします、いや、ハリかな、どっちかどうなのかよくわかりませんが、とにかくまた、よろしくお願いします。