岩下谷右岸尾根、三ツ又窪尾根
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■アララギ谷岩下谷出合→岩下谷右岸尾根→(1時間30分)岩下谷ノ頭
岩下谷右岸尾根は名前のわからない細い谷に分割されていました。岩ゴツの急登に始まり、大木を背負った尾根ですが、小規模ながら岩場もあったりの素敵な尾根です。
岩ゴツで登りがいがありそうなこちらの右の尾根を選択。左の谷沢が尾根を分割しています。
アララギ谷の下流方向。
登ってきました。アララギ谷と岩下谷の出合を見下ろします
登ります。
岩がちな急登です。しっかりした手がかり足がかりはありますが浮石も混在しています。
右の岩下谷。あちらでも谷は二俣になっています。
左の名前のわからない谷とその向こうの岩下谷右岸尾根の片割れ。
右手。アララギ谷と岩下谷の出合に向かっていくつもの尾根が下ってきています。
登ってきて
登ります。大木がニョキニョキ生えています。
岩がばらまかれたような場所を通過します。
尾根の上にどっかりと居座った岩もあったりします。
登ってきて
登ります。そこそこの急登が続きます。
1410m圏の岩。
左側。手前に岩下谷右岸尾根の片割れ、奥に水松山南東尾根(中尾根)です。
そういえば尾根の幅がずいぶん広くなっています。
あのてっぺんで岩下谷右岸尾根の片割れと合流します。
振り向いて見えた天祖山。
タワ尾根と長沢背稜が見えています。
登ってきました。いつの間にか分割された尾根の合流点を過ぎていました。
登ります。ガラリと尾根の雰囲気が変わりました。
樹皮がボロボロの大きな木がたくさん立っていました。
もう少しで長沢背稜です。紅い葉の木を通過します。
ザレたキツイ急登です。
登ってきて
長沢背稜の縦走路に合流。
そのまま長沢背稜のピークを目指します。
藪がらみの急登です。
登ってきて
1708mの標高点に到着です。ここが岩下谷ノ頭だと思いますが微妙。朽ちた木の枝に「ワリ谷ノ頭」と書かれた白いテープが巻かれていました。『奥多摩 登山詳細図(西編)』(吉備人出版)には「岩下谷ノ頭(ワリ谷ノ頭)」の文字がありますがその場所はちょっとはっきりしません。というのもその文字の周辺には3つのピークがあります。そのどれが岩下谷ノ頭なのでしょう。
ということで東隣のピークに立ちました。
ということでさらに東隣のピークに立ちました。これで3つ目のピークなんですが、
すぐ近くの岩に古い木杭が立っていたり、
さらに東隣にピークがあって、地形図にはないピークを含め、岩下谷ノ頭の候補は5つというなんともモヤモヤする状況です。やはり1708mの標高点が岩下谷ノ頭ならおさまりがいいと思うんですが、地名というのはそういう問題ではないような気もします。んー、これにて岩下谷右岸尾根はおしまいとします。
岩下谷右岸尾根の後は西の水松山から水松山から南に下っている尾根を歩こうと思っていたんですが、コースタイムはあいかわらずキツキツかつ尾根下からのルートも判然としていなかったのでこの尾根下りは取りやめ。そのまま長沢背稜を東へ進むことにしました。
すぐにヘリポートに出ました。
ヘリポートを通過します。
埼玉県側から濃い雲が登ってきました。
東京側も薄く曇ってきました。天祖山とその奥に石尾根が見えています。長沢背稜を東に進みます。