今回はヘイゾウ沢左俣右岸尾根を登り、ヘイゾウ沢左俣右俣中間尾根を下りました。いずれもテキトーな名付けです。
ヘイゾウ沢左俣右岸尾根は赤指尾根のウエンタワからほぼ南に下り、下端は小袖川(こそでがわ)とヘイゾウ沢の出合にガツンと落ちこんでいます。
ヘイゾウ沢左俣右俣中間尾根は赤指尾根(あかざすおね)の1100m圏をてっぺんにして南西へ下り、ヘイゾウ沢の左俣と右俣の分岐に没しています。分岐のすぐ下流に堰堤が2つ並んでいて堰堤から150mほど下ると小袖川です。
アプローチは鴨沢橋(かもざわはし)の山梨県側から村道(七ッ石山、雲取山登山道口)をちょと登り、小袖川に降りました。

ヘイゾウ沢左俣右岸尾根、ヘイゾウ沢左俣右俣中間尾根
(1/2 ヘイゾウ沢左俣右岸尾根)
■コース | JR青梅線奥多摩駅→[START]留浦バス停→青梅街道→鴨沢橋(小袖川)→(15分)小袖川右岸の村道下降点→(20分)ヘイゾウ沢左俣右岸尾根取付(小袖川)→ヘイゾウ沢左俣右岸尾根→(4時間10分)ウエンタワ(赤指尾根)→(30分)赤指尾根1100m圏→ヘイゾウ沢左俣右俣中間尾根→(1時間30分)左俣右俣出合→小袖川左岸中腹道→(40分)鴨沢橋→(5分)[GOAL]留浦バス停→JR青梅線奥多摩駅 (7時間) |
■歩いた日 | 2024年7月28日(日) |
※赤い線が歩いた軌跡です。ただ、正確無比なものではありません。あ〜、そ〜、このあたりを歩いたんだ、程度の参考にしてください。
■JR青梅線奥多摩駅→[START]留浦バス停→青梅街道→鴨沢橋(小袖川)→(15分)小袖川右岸の村道下降点→(20分)ヘイゾウ沢左俣右岸尾根取付(小袖川)→ヘイゾウ沢左俣右岸尾根→(4時間10分)ウエンタワ(赤指尾根)
村道から小袖川への下降は土砂崩れで思ったより難儀でした。ヘイゾウ沢左俣右岸尾根の取付にはヘイゾウ沢が勢いよく流れ込んでいて短い崖を登ると次は小さくて丸く突き出たピークへ這い上がり分岐あたりの地形はなんとも不思議な空間に「ふむー」なんて思っていると山の神が建っていたりしてそのままキッツい勾配の尾根歩きがてっぺんのウエンタワまでえんえんとつづきました。

JR立川駅で久しぶりに奥多摩のトップガンMさんとダンディSさんと会いました。あーだこーだと話しながら奥多摩駅へ。Sさんは東日原行きのバスに乗り、Mさんは同じバスで留浦の先の山梨県へ。










平将門の妻、芙蓉が袖を洗ったことから小袖川の名前がついたいう説があるようです。先週、ウエンタワ南西尾根の取付で顔を洗ってしまったんですが、、、関係ないか。

『丹波山村誌』(丹波山村 1981)によると丹波山村では8月初旬に小袖川や後山川でカワノリを採って20cm四方の川海苔に仕上げていたらしい。うどんやそばの汁に入れて食べたそう。むまそう。ヒキガエルと関係ない話ですが。








































次はヘイゾウ沢左俣右俣中間尾根を下ります。ペットボトルに詰めてきたほうじ茶をひとくちふたくち、つづけてごくごくと飲んで出発します。
小袖川とヘイゾウ沢出合から崖、山の神を経て急登がつづくヘイゾウ沢左俣右岸尾根をダイジェストで紹介。小袖川左岸中腹道から眺めたヘイゾウ沢左俣右岸尾根もちょっとだけ。