奥多摩尾根歩き
ハンギョウ尾根、上滝尾根(?)、ヨコスズ尾根

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「素っ裸でしぶきを浴びるとめちゃくちゃ気持ちいいよ」って優しい隣人が薦めてくれたのがカロー大滝だ。それ以来、カロー大滝を見てみたいという欲望がじんわりじんわりと熱を持ち続けて冷めなかった。そろそろ冬という時期に滝のしぶきを浴びるのは勇気がいるけれど、とにかく見てみたい! それに酉谷山避難小屋泊まりをプラスして、新しく歩く尾根はハンギョウ尾根とウトウノ頭から伸びる四間小屋尾根という、ちょっとゴージャスな山行計画を立ててみた。なお一部、通行止めを突破して歩いていますが、決して推奨しているわけではありません。
結果、惨敗でした。やられました。カロー大滝にはたどり着けず四間小屋尾根も踏めず……。原因は下調べ不足。とくにカロー大滝は行けばわかるんじゃね〜の、と地図に書き入れることもしなかった。加えて想像以上に荒れた道が気力も体力も奪っていった。まあ、だからこそカロー大滝を深追いせずに早めにあきらめたんだけどね。
大相撲でいえば5勝10敗、大きく負け越して来場所の番付が怖い、みたいな山行記録です。よろしければ読んでみてください。
コース JR奥多摩駅→鍾乳洞バス停→かろう橋→ハンギョウ尾根→長沢背稜→酉谷山避難小屋(泊)
[2014年11月21日]
歩いた日 2014年11月21日(〜22日)
※赤い線が歩いた軌跡です。ただ、正確無比なものではありません。あ〜、そ〜、このあたりを歩いたんだ、程度の参考にしてください。

JR青梅線奥多摩駅〜鍾乳洞バス停〜かろう橋〜カロー大滝へ


道が崩壊しているところがあるというより、崩壊地にところどころ道があった。

平日だからか、バスは空いてる。
鍾乳洞バス停から歩く。小川谷橋を渡って右へ進む。
一石山神社が見えてきた。
手水。
ん? まあ、人は通ってもよさそう。
日原鍾乳洞の向かい側あたり。んっ? んっ? 今度こそダメ? この先に行きたい。
のしかかるような燕岩。
風化真っ最中と思われる建物。
屹立する梵天岩。
籠岩の下部。たくさんの籠状の穴に石像が祀られている。
放置されたエンジン。
ガードレールの墓場なのか出番待ちの待機場なのか。
スリル満点。こういう場所は駆け抜けたほうがいいのかゆっくりそろ〜りと歩いたほうがいいのか、いつも迷う。結局、たいていは早歩きでやりすごす。
保安林区域図。[拡大
かろう橋が見えた。
かろう橋の親柱。
橋を渡ってすぐ右手。直進方向には上下2本の道、左にはぐんと登る道がある。左は尾根に登る道なので今回はパス。直進方向の下の道を進んでみる。
ほんの少し進んだところ。
堅牢な柵があった。その先の手すりは落石で相当やられている。これは進めません。引き返します。
でもって、先ほどの直進方向の上の道を歩く。
道かなあ? という道があったりなかったり。
分岐。わかりづらいけど、右と左へ。沢に近づく右の道を進む。
立派な石垣の横を通る。
振り返ってみた。
紅葉。
道中。
こんな尾根も。
落ちたら止まれそうにない。
髪を伸ばしたニョロニョロみたいな大木。
どこ歩くんだ?
滝と滝の頭に架かる橋。
峠だけあっていろいろな場所への分岐点になっている。ここで一人の男性登山者に会ったけど、コナラを見上げているうちにいなくなっていた。
滝はたくさんある。
左の滝のアップ。
たくさんの石垣。
道中。
この先の木橋を渡って右へ。小さな谷側の右岸を登る。
上流に架かっていた木橋。橋はリスキーなので谷床を経由して左岸に渡る。
いつもなにか流れがなくなった谷を適当に登る。
立派な石積みが見えるけど道は最悪。
こんな道のような道を進む。
ここは右に巻く。
我慢して登るも、ついに道らしいものもなくなった。引き返します!
先ほど渡った下流側の木橋まで戻ってきた。ここを右へ進む。
なんとなく気になって撮った場所。画面右は小屋跡っぽく整地されたいる。
後日、知ったんだけどカロー大滝へは右奥に見える林班境界標の方向に進むらしい。とはいえ、この時点ですでにカロー大滝はあきらめてます。ハンギョウ尾根に登るため、できるだけ楽そうな道を探している状態なんです。
平地から木橋が続く。相変わらずリスキーな雰囲気は消えない。
木橋を渡った。
道中。
道中。カロー大滝のことはすっぱり忘れてハンギョウ尾根を目指すゾ。
こんな斜面もがしがしがしがし登ったゾ!
これは踏み跡か? これは道か?
紅葉。
ひたすら登ります。
歩きやすそうだなあ、と眺めた。