奥多摩尾根歩き
新秩父線44号尾根、真名井北稜

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真名井沢ノ頭→曲ケ谷沢下降点→曲ケ谷沢→大丹波林道→[GOAL]JR青梅線川井駅


曲ヶ谷沢は美しい沢でしたが、道はそこそこハードでした。

真名井沢ノ峰は赤杭尾根との合流点です。水を飲み、曲ヶ谷沢への下降点を探しながら赤杭尾根を川苔山方面に歩きだします。
登山道ではなく、尾根筋を右側を見ながら歩きます。
そろそろじゃないのかな、と思いながら歩いていると前方で倒木が道に倒れ込んでいます。
その倒木のすぐ先に、左右をテープに挟まれた踏み跡がありました。地形図の破線よりずいぶん先に来ていますが、まずここが下降点にちがいありません。
歩き始めはこんな感じ。
そこそこ勾配のきついしっかりした道が続きます。
大きなくの字くの字で、
尾根を何度も乗越ながらどんどん高度を下げていきます。
深い谷底から水の流れる音がせり上がってきます。
曲ヶ谷沢です。渡ります。
上流側。
下流側。
左に登る道と谷沿いの道に分岐。谷沿いをチョイス。
対岸にワサビ田跡が続いていました。
崩落してちょっぴりデンジャラスな場所が何カ所かありました。
新しそうな桟道をわたります。
振り返ったところ。
あちらこちらで曲ヶ谷沢に小さな沢が流れ込んできます。
だんだん道が怪しくなってきて、
これ以上はちょっと進めない雰囲気になりました。
対岸を見ると、なんとなく道らしきものが見えます。
こんな所を渡りました。途中、長い赤テープが木の幹に結ばれていたんですが、おそらくあそこが対岸へ渡る目印だったんだと思います。
こちらはバッチリというにはほど遠いのですが、道はあります。
沢のようす。
こちら側に渡ってこなければ、あの崖にへばりつくことになったかもしれません。
ただこちら側の道も負けてはいません。あの木橋はVサインを出しています。
橋は危険すぎます。ちょっと上流を石伝いで渡りました。
木橋を石で叩いた人がいるようです。
次から次へと桟道や木橋が現れます。
かなり滑った桟道を渡り終えて。
CGみたいな風景です。
木橋を石で叩きすぎたようです。とても渡れません。
階段も登場。もちろん滑ります。
対岸への橋はどこに行ったんでしょう。
対岸からこちらへの橋はどこに行ったんでしょう。
ここはほぼ中央の岩沿いに下りていきます。もちろん落ちてはいけません。
尾根に登る道と分岐。石の転がっている沢沿いに進みます。
沢の流れが穏やかになったように感じますが、
道の切れ目が縁の切れ目みたいな場所。沢はかなり下を流れています。
高度差のある滝もあります。
こんな桟道はもう慣れました。
んっ、という感じの木橋。明らかにこれまでの橋と形も違えば雰囲気も違います。なんか、こう、「お疲れさま」みたいな雰囲気が漂っています。
そしてそのすぐ先。眼下に曲ヶ谷沢と大丹波川の出会いが見えました。
下りてきました。これにて曲ヶ谷沢はおしまいです。
これは以前に登った曲ヶ谷沢左岸尾根の下端です。水を飲んで休憩して出発します。
あるはずの橋がありません。ちょっと上流を石伝いに渡りました。
あの橋が架かっていたのでしょう。
この橋は一見大丈夫そうですが、位置がヘン。押し流されています。
面白い形の岩。
これはしっかりした橋。
穏やかに流れる大丹波川です。
そして大丹波林道に到着です。
わたくし、それ、知ってます。ただ、もう少し早く知っていれば心構えができたんじゃないかと思ったりもします。

あとは大丹波林道を川井駅まで歩くだけです。一人反省会の議事録は残っていません。