坪山北尾根(西ルート)、坪山東尾根、槇寄山南尾根
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■阿寺沢→槇寄山南尾根→槇寄山→西原峠→[GOAL]檜原温泉センター数馬の湯
槇寄山南尾根の情報は地形図ぐらいしかなく不安でしたが、しっかりした道がありました。バテていたので巻き道を無意識に選んだのが失敗。尾根に復帰するがツラかったのなんのって。
阿寺沢から槇寄山南尾根の取り付き口がある扁盃まで車道を歩きます。
グーグルマップのストリートビューで目を付けていた場所です。20分足らずで着きました。ここが槇寄山山南尾根のほぼ下端(のはず)です。
反対側には集落を見下ろすように祠が建っていました。
祠の下から尾根の取り付きを眺めます。
草に覆われていますが、しかっりした道があります。
扁盃の集落。
尾根を挟むように左右に道が伸びています。なんとなく左を選択。ちょっとバテ気味で手順を追って決定することがメンドーになってきています。
すぐに尾根の上に乗りました。行く手を眺めます。
植林帯に突入すると、すぐに祠が2宇ありました。
優しげな祠ではありますが、尾根は容赦のない急坂です。こんな尾根筋の薄い踏み跡と巻き道があれば、もちろん、右の巻き道に進みます。
左上の尾根を見上げながら、ほんのちょっぴり忸怩たる思いを引きずりながら、巻き道らしき道を進みます。
地図にない道なのでどこに連れて行かれるかわかりません。
そろそろ尾根に戻らないといけないんじゃないかと思い始め、本筋につながる小さな尾根を見上げます。GPSを見て決断。ここを登ることにしました。
道なんかは無く、テキトーに登ってきました。滅茶苦茶な急坂です。
間伐された木が行く手を阻みます。
そこそこ最近まで使われていたんじゃないかと思う炭窯がありました。
これは炭窯の天井に開いた穴。
ヒドイものです。腕で目を守りながら歩いていると、枝の先端に脇腹をグギッという感じで突かれたりします。
直登を諦め、左へ左へと逃げました。
で、こんな所を登ってきて、
やっとのことで尾根に乗ることができました。バテました。
こんな歩きやすい道が、ずーっと、
続き、
右から尾根がにじり寄ってきたりして、
あの左から来る尾根とぶつかると、
地図に記載されている登山道と合流です。
こんな所を登ってきました。
朽ちかけた丸太ベンチからの眺め。歩いてきた坪山東尾根が真正面にドンと見えました。
かなりバテ気味で、ここから下山しようかとも思ったんですが、数馬の湯と湯上がりに飲むビールを思い、鞭を入れました。
右に行けば槇寄山を巻いてより早く下山できるのですが、さすがにそれはココロが痛みます。道標の向こうに尾根を進む(道は無し)のが槇寄山への最短距離ですが、さすがにそれはカラダが痛みます。左に巻いてから槇寄山を目指すことにしました。
あの稜線を右に登れば、
槇寄山です。
槇寄山山頂に着きました。標高は1188.16m。三等三角点があり、基準点名は千軒平。
南方面の展望があります。
水を飲んだり、ずり落ちたズボンをビシッと引き上げたりして槇寄山を後にします。
西原峠に到着。
「数馬・仲の平バス停」に進みます。詳しくはこちら。
「檜原温泉センター 数馬の湯」です。ビールと舞茸の天ぷら(3ケ)です。今回は右の小皿にのっているハチクというタケノコみたいなのがサービス(?)でした。頑張った甲斐がありました。
玄関先でハチクが売られていました。おいしいし、名前もなんとなく縁起がいいので1袋購入。調べてみると、このハチクは淡竹で、ハチクの勢いは破竹でした。
駐車場奥で水をいただきました。
さてと、帰ります。