奥多摩尾根歩き
遠ノ谷戸尾根

(ちょっとだけ)


今回は遠ノ谷戸尾根(とおのやとやまおね)をちょっとだけ歩いた記録です。入山尾根(いりやまおね)の続きです。
遠ノ谷戸尾根は山入川を挟んで入山尾根の北側の尾根です。てっぺんは523mの標高点。東にダーーーっと川口丘陵という丘陵の稜線を結ぶ尾根ですが、地形図を見てもグニョグニョで下端はここ、というのはよくわかりません。
遠ノ谷戸尾根の遠ノ谷戸山からは北の尾根を下山したんですが、公道に出るまでのほんの2、30mの道がうまく見つけられず、たまたま居合わせた地元の方に私有地に誘導していただいて下山することができました。
尾根そのものは不思議な地形と入山尾根の迂回路に負けないくらいの藪が刺激的だったんですが、下った尾根の掲載は控えておきます。

コース
[START]豆佐嵐山 →(30分)523m標高点→地形図の徒歩道へ突入→(30分)沢床→遠ノ谷戸尾根への取付→遠ノ谷戸尾根→(35分)[GOAL]遠ノ谷戸山
歩いた日 2020年12月19日(土)
※赤い線が歩いた軌跡です。ただ、正確無比なものではありません。あ~、そ~、このあたりを歩いたんだ、程度の参考にしてください。

[START]豆佐嵐山 →(30分)523m標高点→地形図の徒歩道へ突入→(30分)沢床→遠ノ谷戸尾根への取付→遠ノ谷戸尾根→(25分)[GOAL]遠ノ谷戸山


地形図の徒歩道は見つけられず。とんでもない藪漕ぎになったものの、遠ノ谷戸尾根へはそこそこしっかりした道をつかまえることができました。

こんにちは。入山尾根のてっぺん、豆佐嵐山(ずさわらしやま)から今熊山(いまくまやま)方面に向かいます。
「今熊山(まき道)」を選択。
こんな道をダーッと歩き、
巻かなかった道とあそこで合流し、
「今熊山」方面を選択。今熊山は巻いてはいません。
伐採地に出ました。北西から北方向がバーーンと開けています。ほぼ北西。
ちょっと北西。
ほぼ北。
すぐ近くの600m圏のピークに登ってみました。
五日市の市街が見えました。白い鉄塔の右上に見えるのは城山のはず。城山南東尾根を登ったことがあります。
尾根上にきれいな道がのびていますが、
このあたりからテキトーに下って登山道に戻ります。
登山道と合流します。
523mの標高点に到着。遠ノ谷戸尾根のてっぺんです。北から回り込んできました。「独標 五五三m」とかかれた山名板がぶら下がっていました。んっ? これは元の「二」が「五」に書き換えられてるんですよね。どうせなら「三」も「五」にすればよかったのに。
採石場をちょっと見ることができる石のベンチ。
遠ノ谷戸尾根はこの先です。事前調べ通りの看板が立っています。んーー、歩きたいです。喉から足が出るほどここから歩きたいです。地形図で見るとギュギュギューッて尾根は絞られてかなりのヤセ尾根になるはずです。見てみたいです。歩いてみたいです。けれどもやっぱりやめときます。
地形図の徒歩道を目指します。ちっとも見つかりません。この小さなモッコリに薄い踏み跡が付いています。
上から探しますがやはり道は見つかりません。
やっぱり見つかりません。
しようがありません。テキトーに下ります。とんでもない藪です。トゲトゲの草もウジャウジャ生えています。
薄い藪から薄い藪へ、徒歩道の痕跡でもないかと探しながら下ります。
藪プラス急降下です。
獣道? をたどってみます。
道は尾根に向かっていますが遠ノ谷戸尾根から離れていきます。
谷に向かって方向を修正します。藪の急降下です。
涸れ沢に立ちました。
遠ノ谷戸尾根を見上げます。直登は無理。
テキトーに斜上します。
藪の抵抗がキツいです。
突然、左下からやってきたしっかりした道にぶつかりました。涸れ沢をもう少し下ればこの道が見つかったんでしょうか。
登ってきて
登ります。
遠ノ谷戸尾根です。390m圏で遠ノ谷戸尾根に乗ります。採石場から重機の音が聞こえてきます。
あの下から登ってきました。
この先を登り詰めると523mの標高点です。どこまで歩けるのか気になるところですが少々バテ気味なのでやめておきました。
遠ノ谷戸尾根を東へ歩きます。
あれが遠ノ谷戸山でしょうか。
素敵な尾根です。
ややヤセ尾根です。
尾根の分岐です。左へ進みます。
380m圏の平らなピークで
尾根はまた分岐します。こちらは左のきれいな尾根。
まーまーきれいな右の尾根。こちらに進みます。
404mの標高点、遠ノ谷戸山です。
立派な山名板がくくり付けられていました。
これにてきょうの遠ノ谷戸尾根はおしまいです。ほんのちょっぴりしか歩いていません。いつかもっと東へ、グニョグニョ歩いてみるつもりです。
山の神様、地権者の皆様、きょうもありがとうございました。またよろしくお願いします。