奥多摩尾根歩き
杉ノ尾根、平石尾根、妙指尾根

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本仁田山→平石尾根→平石山→妙指尾根→寺地バス停→[GOAL]もえぎの湯


妙指尾根は楽しいながらも急降下一辺倒でした。近代化の槌音も聞こえてきます。

平石尾根の入り口まで戻ったきました。
ハラペーニョも購入できました。
すぐにモノレールが見えてきます。
停車中です。新車のようです。
せっかくなのでエンジン部をまじまじと観察させていただきます。消火器を積んでいました。用意周到、安全第一。
尾根筋には東京都水道局の境界杭が立っていました。そこそこ新しいものだと思います。
急降下です。というか、全編急降下と思っていたほうが精神衛生上楽チンだったと思います。
こんなところを下ってきて、
こんなところを下ります。緑がきれいです。
図根点を通過します。
ズザズザズザという感じで下ります。
峠道っぽいところを横断します。
平石山に到着です。細長い山頂を先に進むと、
こんな山名板とケルンがありました。
さらに少し先に進むと、工作物満載です。
出来たてホヤホヤっぽい作業道。ちょっとだけ辿ると、これから下る妙指尾根の東側をくの字くの字で下っているようでした。
ここが尾根の分岐点になっています。こちら(どちらかというと右)は平石尾根。
でもって、こちら(どちらかというと左)が目指す妙指尾根です。見た目、どちらがどうということはありません。似たように急降下です。
しばらくズザリズザンと下っていると、新鮮きわまりないおがくずが芳香を発散させていました。深呼吸していると、すぐ近くに作業員が体育座りをして音も立てずに休憩していました。驚きました。マダニに噛まれたことの次に驚きました。
急降下です。
とことん急降下で、
振り返って見上げるとこんな感じで、
行く手はこんな感じのやっぱり急降下です。
1075mのピークを通過します。
ちょっぴりややヤセ尾根もあったりします。
振り返って見上げたのは、
こんなちょっぴり平坦な場所です。
けれどもやっぱり急降下は続きます。
これは840mあたりです。左右に分かれた尾根は右に進みます。
下ります。
めっちゃ下ります。
下ってきて、
下ります。
炭窯跡。
そして下ります。
作業道を横断し、「日原線No.10号」に向かいます。
黄色い杭の近くにくくり付けられていた道標。
「日原線No.10号」に到着。
日当たりのいい場所にはノイチゴが控えめに自己主張しています。
なんだか見たことがあるような山容です。
草ボーボーで、適当に踏み跡らしきものを辿ると、
ビシッと尾根が急降下していました。
日原川の音が急に大きく聞こえてくるようになりました。
コンクリートの遺構です。
なにかの土台だったんですね。
くぐり中。
すぐ下に「向寺地のアカガシ」があります。
巨樹に寄り添う祠が2宇。屋根の向こうにコンクリートの遺構がちょっぴり見えています。
でっかいです。
さてと、下ります。
まぁ、なくてもいいか、けれどもやっぱあったほうがいいか、みたいな道標。
日原川に架かる右上の向寺地橋(むこうてらじはし)を渡ります。

数十分バスを待つほどの距離ではないのでもえぎの湯まで歩きました。

奥多摩駅のプラットホームから眺める本仁田山など。
で、いきなりですが、これは帰宅してから発見したマダニ(というか本当にマダニなのか実ははっきりしていません)。ワセリンで窒息させるとイイという情報があったものの、ワセリンはありません。似たものとして薬用歯磨き(LIONデントヘルス)をチョイス。マダニに盛りました。動揺していたので歯磨きを盛る前の写真は撮っていません。この後、歯磨きに加えてハッカ油を含ませたティッシュを被せて皮膚科に向かいました。
これは皮膚科で治療を待っているときの撮影。マダニは口先を皮膚に突っ込んで、体はフニャッとなっています。ヘンな毛ですみません。
医師が「ホルマリンに入れよう」ということで、皮膚から剥がしたマダニを看護師が小瓶に投入。「これはやっぱりマダニですか?」って聞くと、医師に「生物学者じゃないからわからいねぇ」と言われてしまいました。大丈夫か? 正直者? 病院選び間違った?
看護師が「これのほうがよく撮れるんじゃない?」とケースを持ってくれました。いいサービスです。施術、処方箋なんかで2800円くらいかかりました。
なんにも感染していなければ、あー面白かった、の尾根歩きでした(続)。