大寺山・鹿倉山縦走ルート
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■鹿倉山→シロヨシ山→(50分)村村境界線下降開始→(40分)峠道→(30分)→大丹波峠→山梨県道18号上野原丹波山線→(1時間)[GOAL]田元橋バス停→JR青梅線奥多摩駅
大丹波峠への分岐を通過してそのまま尾根上を歩き、丹波山村と小菅村の村村境界線を辿って劇降下。
鹿倉山を下り、林道に合流したりもしましたが
基本的には蛇行する林道を無視して尾根筋を直線的に歩きます。
「遊歩道」という尾根道を歩きます。
登り詰めると1240m圏のピークです。尾根は左右に分岐しています。
右のこの素敵な尾根を歩きたいのはやまやまなんですが、
ルートはこちらのまーまー素敵な尾根です。
しぶしぶといった雰囲気をまとわせながら林道を歩いたりもします。
1257mの標高点を見上げながら通過します。シロヨシ山という名前があるようです。
尾根筋に林道が通っている場所もあります。
尾根筋を歩いてきて
林道に合流すると大丹波峠への分岐点でした。
道標はあまり目立ちません。大丹波峠は左に下っていきます。
そのまま直進します。
林道を無視して直進します。
下ってきて
そろそろ丹波山村と小菅村の村村境界線が南西に折れる地点です。
左斜面を覗き込みながらウロウロしますが村村境界線らしき道も境界杭も見つかりません。テキトーなのでしょうか。丹波山村と小菅村には領土問題はなさそうです。
ならばと、テキトーに下ることにしたんですがとんでもない急降下です。できるだけ斜度の小さい斜面を探します。これにて大寺山・鹿倉山縦走ルートはおしまいです。
作業道らしき道にぶつかりました。あまりに傾斜がキツいのでたどることにします。
道は小尾根に乗ります。乗り越していくとどんどん村村境界線から離れるので
尾根を下ります。
少しずつ左にトラバースして境界線に近寄っていきます。
作業道みたいな道を再びゲット。
道は尾根を乗り越していくんですが、
すでにあちらの境界線を越えています。
とんでもない急降下で境界線ににじり寄っていきます。
スマホGPSで確認。いま、境界線上に立っています。この窪みが境界です。なんとかダマシダマシ下っていけそうな気がしないでもありません。
下ってきて
下ります。ザレています。滑ります。掴む木が遠いと己の不運を呪いたくなります。
勾配はちっとも緩みません。
ふと顔を上げると真正面にウズモ山が覆い被さっていました。境界線はあのウズモ山の頂上を通っています。実は当初の計画はこのまま境界線を辿ってウズモ山に登って向こう側の今川峠(いまがわとうげ)に下って小菅の湯まで、というものでした。無理です。いま下っている斜度とほぼ同じ斜度を登ることになります。舐めてました。舐め回していました。無理です。ウズモ山はパスです。
水の流れる音が聞こえてきました。何という谷でしょう。一ノ谷? ちょっとビックリしました。谷地形だけれども水が流れているとは思いませんでした。谷の音だけでなく、先ほどからウズモ山の上の方から犬の吠える声がさかんに聞こえてきています。
マリコ橋と大丹波峠をつなぐ峠道に降りました。
下ってきました。これにて村村境界線はおしまいです。
こちらはマリコ橋の方向。
反対の大丹波峠に向かいます。
ドシャドシャーと下った分をじんわりじんわり登り返していきます。ぴえん、です。
谷を離れます。
大きなくの字くの字で登っていきます。少し前にオレンジのジャケットを着たハンターに会いました。犬の鳴き声は猟だったようです。斜度を抜きにしてもウズモ山に登らなくてよかったみたいです。
薄暗い峠道を抜けると
通せん坊がされていて、その先に
通行止めの看板が立っていました。
ここにもハンターが一人いました(左の木の右側に小さく見えます)。
大丹波峠に到着です。
道標が立っているモッコリは古墳だそうです。登ってみると首が落とされた石仏がありました。仏舎利塔に廃仏毀釈、うーん、何かを感じたほうがいいのでしょうか。
あの道を登っていくと縦走ルートにぶつかります。
林道を小菅村の集落に向かいます。
道中の景色。御前山や三頭山(みとうさん)が見えていると思うんですが。
山梨県道18号上野原丹波山線に合流します。
合流地点の道標。
林道コアラシ線という可愛い名前の林道の終点を通過します。
くねくね道をショートカットしたりしながら下ります。
「発砲注意」
林道棚沢今川線という硬派な名前の終点を通過します。
このあたりの地名が一戦場なのでしょうか。
渓流魚の養殖場(多分)があるばかりです。
宮川(みやかわ)に架かる宮寝橋(みやねはし 漢字ははっきりしません)を渡ります。
橋をわたってすぐの諏訪神社を通過します。
ハイキングコースなどの大きな案内版を通過します。
運転中ならイチローなみの動体視力が必要と思われる道標を通過します。
箭弓神社(やきゅうじんじゃ)は通過せずに
ちょっとだけ寄り道。神社に隣接する舞台です。
商店で缶ビールを購入。小菅村役場を通過します。
すごくゴージャスです。
遠くから一礼。
集落をテクテク歩きます。
田元橋(たもとばし)バス停に到着。それほど待たずにバスに乗れそうだったので小菅の湯に寄るのはやめました。缶ビールを飲みながらバスを待ちます。
田元橋から小菅川の上流を眺めたり
下流を眺めたり、ザックから防寒着やマスクを引っ張り出したりしていると
バスが田元橋を渡り、グォーンと右折してきました。
朝、歩いて渡った深山橋です。
バスは留浦で折り返しました。また深山橋です。
山の神様、地権者の皆様、お釈迦様もありがとうございました。また、よろしくお願いいたします。
さようなら! 奥多摩の女(ひと)! きょうはあまり話すことないや。またね!
さようなら! 奥多摩の女(ひと)! きょうはあまり話すことないや。またね!