今回はシンベイキ尾根を登り、丹波天平南東尾根(たばでんでいろなんとうおね)を下りました。
シンベイキ尾根という不思議な名前の尾根は丹波山村の天平尾根の丹波天平をてっぺんにして、シンベイキ沢とスンナワ沢というもうほとんど日本じゃないような名前の沢の間を延びて、後山川(うしろやまかわ)とシオ沢の出合いに向かって落ち込んでいる尾根です。前々回に登った釜ノ沢尾根(かまのさわおね)のひとつ西にあります。あのときは、自分の落とした岩で頭から流血するという、なかなか難しい技を決めた尾根歩きでした。
釜ノ沢尾根を登ったときと同じく、地形図や『奥多摩 登山詳細図(西編)』(吉備人出版 以下『詳細図』)に記載されている後山川右岸の点線を歩き、尾根に取り付きました。ほぼ廃道、とんでもない高巻きは健在でした。
丹波天平南東尾根は丹波天平をてっぺんにして、シンベイキ尾根とくの字をつくっている尾根です。前々回に釜ノ沢尾根を登った後に下った丹波天平南西尾根のひとつ東の尾根です。下端は落滝(おちたき?)地区で丹波川に落ち込んでいます。
シンベイキ尾根や沢の名前は『詳細図』によっています。丹波天平南東尾根の名前はテキトーです。

シンベイキ尾根、丹波天平南東尾根
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■コース | JR青梅線奥多摩駅→[START]親川バス停→(40分)高畑集落跡→(10分)後山集落跡→後山川右岸道→(2時間)大崩落地越え→(1時間40分)シンベイキ尾根→(1時間40分)丹波天平→(丹波天平南東尾根→(1時間40分)大菩薩ライン(青梅街道)→(30分)[GOAL]丹波バス停→JR青梅線奥多摩駅 |
■歩いた日 | 2020年3月21日(土) |




















※赤い線が歩いた軌跡です。ただ、正確無比なものではありません。あ〜、そ〜、このあたりを歩いたんだ、程度の参考にしてください。
■JR青梅線奥多摩駅→[START]親川バス停→(40分)高畑集落跡→(10分)後山集落跡→後山川右岸道→(2時間)大崩落地越え→(1時間40分)シンベイキ尾根→(1時間40分)丹波天平
ほぼ廃道から大崩落地をとんでもなく高巻きし、降下、シンベイキ尾根へ。序盤と終盤あたりの急登、ちょっとした岩山もあったりだけど、思ったりより穏やかな尾根でした。







































































































