沢井尾根、神塚尾根
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■沢井尾根(前回間違った分岐)→惣岳山→神塚尾根→八坂神社→遊歩道→御嶽駅
神塚尾根は最初の超劇坂を慎重にクリアすべし!
ということでまだ記憶に新しい大岩を通り過ぎます。
右は岩茸石山、左は御嶽駅。どちらでもなく、中央の白い山火事注意の看板の向こうに直進します。
短いですが、心地よい道だと思います。この先のピークが惣岳山です。
惣岳山の山頂に到着。青渭(あおい・あおぬま)神社はいつものようにしっとりとしていました(わたくしのイメージ)。
神塚尾根(かずかおね)は神社に向かって左、画面ほぼ中央の葵ザックのあたりから下ります。
ザックの左から眺めるとこんな感じです。
なんといいますか、ルートに確信がなければこんなところは下りません。
進路をまっすぐ取ることはとてもじゃないけれどできなかったので、くの字くの字できつい斜度をごまかしながら慎重に下ります。
曇天で見通しがきかないものの、劇坂中の景色は美しかったです。
下りてきました。10分くらいだったけど、わたくしにはスリル満点、おなかいっぱいです。
見たことがあるような山容です。
劇坂を終えると突然このような優しげな尾根です。
ザ・尾根歩きです。
大木。
これから、どーんと下って、ぐーんと登ります。
プロトレックの表示は614m。地形図では624mのピークのはず。空の一升瓶3本あり。この写真だとやや右に進む尾根と左に進む尾根が見える(見えないか)。で、ここは南に進路を取る左の尾根を選択。
こちらが南に伸びる尾根。美形です。
かなりの急坂です。
この坂を下ってきました。
紅葉。左下の落ち葉のつながりが尾根道。
快適な尾根歩きです。
「新秩父線No.34」鉄塔に到着。
支柱に付いていた不思議な装置というのか何というのか。鉄塔の4本の支柱のうち、1本にしか見つけられませんでした。何でしょうね。
鉄塔を越してすぐの倒木たち。これを避けて左へ方向転換。
すると、階段が現れました。
階段を見上げるの図。かなり長いです。階段をつくっている樹脂製のプレートに体重をかけるのは止めましょう。プレートがぐにゃりと前に倒れてしまい、段差が無くなってしまいます。はい、すみません。
奥多摩大橋が見えました。
プロトレックが表示する標高は466m。おそらく地形図の468mのピークでしょう。
鉄塔が見えてきました。「JR古里線32号」です。
南南西の方向。
左手(東)方向の景色。奥から二つめが歩いてきた沢井尾根じゃないのかな?
中央は奥多摩大橋。右には川井駅が見えています。
右に見えている山は本仁田山(左・ほにたやま)と川苔山(かわのりやま)でしょうか。
左手(東)方向。手前の尾根があるいてきた沢井尾根でその向こうは平溝尾根じゃないのかなあ。というか、これは左上の写真とほぼ同じですね。
鉄塔の土台下に立っていた標柱。右下の道を進めば「JR古里線31号」に行けるらしい。わたくしは行きません。トラバースながらもかなり厳しい道の香りが濃く漂っていました。
先に進みます。
ごく短い藪を越えたら、こちらへどうぞ尾根が出現。そこそこ急な坂です。
木の香り強くすると思ったら、切り倒してそれほど時間がたってなさそうな切り株たちに遭遇。たぶん、ヒノキです。鼻を近づけると風呂に入りたくなるほどの香りです。チェーンソーの音が遠くから聞こえます。
尾根筋を辿ります。チェーンソーの音がどんどん大きくなります。
現場でした。
間伐の作業のまっただ中に突っ込んでしまいました。「写真、撮らせてくださーい」「いいですよ」。わたくしも木を育て木を伐る人になりたかった。
足下は伐採された枝で地面はほとんど見えない状況。滅法、歩きづらいです。おまけに錆びた茶色の細い鉄線があちこちにぶら下げっていて、脚に引っ掛かったり顔を打ちます。
足下は伐採された枝で地面はほとんど見えない状況。滅法、歩きづらいです。おまけに錆びた茶色の細い鉄線があちこちにぶら下げっていて、脚に引っ掛かったり顔を打ちます。
左手(東)の尾根に見えた青い屋根。
こんなところを下りてきました。
なんとなく終着っぽい雰囲気。
しっかりした道に遭遇。右に下ります。
車です。う〜ん、神社じゃないんだ。
右奥から下りてきました。
で、神社です。ありました! 画面中央ちょっと右、小さく鳥居が見えています。
神社を目指して舗装道を進みます。この突き当たりをさらに突き進んでみます。どうも他の道はなさそうというか、見つけられませんでした。
突き進みました。左は舗装道路へ、これは鳥居から離れます。で、右の道というか石垣の上を進みます。
その後、ぐいっと右に戻る、道? みたいな道を進んでいくと八坂神社に到着。
本堂。
本堂の奥を見てみると、しっかりした石垣の上に道がありそう。
登っていくと石段。
大岩の下に小さな祠がありました。これから先は大岩で遮られています。
ただ、祠のすぐ手前に踏み跡が右に伸びていました。
歩いてみました。これはきついです。これは登れなくはないでしょうが、いかがなものか、という状況です。
見下ろした風景。中央右に神社の屋根。
木立の向こうが先ほど下りてきた尾根です。
で、階段のもう少し下に、もう一つ右に向かう道があるのを発見。右下の石がある方向です。
ズンズン歩いて行きました。下りてきた尾根の直下に続いていました(写真は尾根を見上げたところ)。
先ほど下りてきた場所に着きました。小さい横長の楕円を描いてぐるりと歩いたことになります。
後は青梅街道に下りて左へしばらく歩き、多摩川沿いの遊歩道に下り、御嶽駅を目指しました。
御嶽駅です。電車が来ました。あっ、柏手忘れた。