幸神尾根、ロンデン尾根、麻生山北東尾根
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■麻生山→麻生山北東尾根→焼岩山→林道焼岩線→(GOAL)つるつる温泉
麻生山北東尾根は分岐でのルート選択がとても難しかったです。麻生山北東尾根は『奥多摩登山詳細図』では「90焼岩山ルート」として紹介されています。
麻生山から降りてきました。巻き道と合流します。
合流地点にある道標。「白岩の滝 肝要(バス停)」方面へ、下りてきた道を折り返すように右にグッと曲がります。
右上に麻生山を見ながら歩きます。
この道標の向こうが麻生山北東尾根です。先ほどの道標から4分ほどでした。
下ります。ワクワクドキドキです。
踏み跡のない尾根歩きは心地よいです。
下ってきました。
突然、先行する足跡が出現。調べたところどうもウサギのようです。
多分、日の出山を撮った写真。
尾根は突然、バシッと林道に向かって切れ落ちます。
下りてきた尾根。粉砂糖をバサバサかけたモンブランみたいです。正面やや左から下りたんですが、正面右のほうが下りやすそうでした。
尾根の突端に背を向け、そのまま林道を横切ります。
丸くてツルンとした感じの道中。
610m圏。尾根は右に分岐していますが直進。
道中。
ここが598mのピークだとわかったのはしばらく後のこと。尾根の分岐に悩みます。
赤テープの見えるこっちの尾根か、
それともこっちか。プロトレックが結露してしまっていて、高度計をあまり信用していないので現在地もあやふやです。方角的に赤テープのないこちらの尾根じゃなかろうかと下りました。けれども劇坂です。おかしいです。引き返しました。
すると、焼岩山(やけいわやま)の山名板が目の前に。先ほどはまったく気付きませんでした。ここが598mのピークだと判断。プロトレックの名誉のために書いておくと高度計の表示は602mで、なんの問題もありませんでした。
やれやれ危なかった−、などと思いながら先に進みます。するとです。すぐにまた分岐です。などとややこしい尾根が続きます。
650mあたり。またまた、
やや左のこっちか、
やや右のこっちか、悩みます。尾根の向きもそれほど違わず、大きな目標になるはずの鉄塔を探してみると、な、な、なんと、分岐の左右両方に鉄塔が見えるじゃないですか。お手上げです。イチかバチかでやや左を選択。
かなり急な坂を下りていきます。
鉄塔が見えてきました。尾根を間違っていなければ新秩父線22号です。
発表です!「二二」。ん? 「22」ではなく、「二二」。漢数字と算用数字は別の鉄塔じゃなかろうか。などとわたくしは慎重です。鉄塔をぐるりと回ってみます。
やりました! 間違いありません。新秩父線22号です。先ほどの分岐でちゃんと地図を読めばやや左に進むのが正解だとわかったはずです。結果オーライですが、ちょっぴり忸怩たる思いがあります。
鉄塔を過ぎると、ボブスレーのコースみたいな道になります。歩きづらそうですが、窪みの上に道が付けられていました。
急坂部分では大きくくの字を描いていました。
道中。
ボブスレーコースと合流。
すぐに林道が見えてきました。
最下部に下りると切り通しがありました。
切り通しは通らずに反対側の林道に下ります。面倒なのでテキトーに下ります。
林道に立ちました。麻生山北東尾根をなんとか無事に歩き終えました。
林道を進むと都道184号奥多摩あきる野線と合流します。左折すれば、
つるつる温泉はすぐそこです。
温泉に入り、ビールとサンキューセット(390円)の7番(唐揚げと冷や奴)を注文。
一日中雪を見ていたせいか、日本酒を飲みたくなりました。妙齢のおばさまに注いでいただきました。「サービス料いるんじゃないですか?」「あら、いただこうかしら。あははは」と、なんとも居酒屋のノリでごちそうさまでした。
そんなこんなでミもココロもつるつるになって温泉前のバス停に行くと、「機関車バス青春号」は雪のため通常のバスで代替運行ですと! ココロはちょっとザレました。
フツーのバス! 残念!
裏から歩き始めて表に戻ってきました。