奥多摩尾根歩き
大岳山北石尾根、大岳山北石尾根北支稜、枠木沢右岸尾根

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今回は大岳山北石尾根を登り、大岳山を経て枠木沢右岸尾根を下り、大岳山北石尾根北支稜を登り、大岳山北石尾根の合流点から同尾根の下部を下りました。字面だけだとちょっぴりややこしいルートです。
大岳山北石尾根は大岳山をてっぺんにしてほぼ真北に下って海沢(うなざわ)と枠木沢(わくぎさわ)という谷の出合あたりに没している尾根です。
枠木沢右岸尾根は大岳山と鍋割山を結ぶ稜線上の鍋割山の南、標高1070m(以降「標高」は省略)あたりから北西に下っているごく短い尾根です。ちょうど1年前に歩いた鍋割山西尾根(「鍋割山西尾根、琴沢二俣中間尾根」)の南隣の尾根です。
大岳山北石尾根北支稜大岳山北石尾根の下部でシカの蹄のように分かれている東側の小さい尾根です。岩記号がびっしり並んで禍々しい粒々を描いています。山行はアルピニストTさん改めbistariさんが奥多摩のトップガンMさんとともに登った記録を参考にさせていただきました。山行だけに。。。名前もbistariさんの「大岳山北石尾根北稜(仮)」にならいました。ありがとうございます。
あまりスマートなルートとは思えませんが、大岳山北石尾根大岳山北石尾根北稜を同一日に歩くための苦肉の策でした。まっ、無事に帰宅できただけでバッチグーです。
コース [START]JR青梅線白丸駅→林道海沢線→(1時間30分)海沢園地→海沢探勝路→(1時間5分)大岳山北石尾根取付→大岳山北石尾根→海沢探勝路合流→(2時間10分)大岳山山頂→鍋割山分岐→(50分)枠木沢右岸尾根下降点→(45分)枠木沢と名前不明の沢との出合→(10分)大岳山北石尾根北支稜取付→大岳山北石尾根北支稜→(1時間10分)大岳山北石尾根合流点→大岳山北石尾根→(25分)海沢探勝路→(35分)海沢園地→林道海沢線→林道大楢線→大楢峠→林道越沢線→(1時間35分)[GOAL]JR青梅線鳩ノ巣駅
(10時間15分)
歩いた日 2025年1月26日(日)
※赤い線が歩いた軌跡です。ただ、正確無比なものではありません。あ〜、そ〜、このあたりを歩いたんだ、程度の参考にしてください。

[START]JR青梅線白丸駅→林道海沢線→(1時間30分)海沢園地→海沢探勝路→(1時間5分)大岳山北石尾根取付→大岳山北石尾根→海沢探勝路合流→(2時間10分)大岳山山頂→鍋割山分岐→(50分)枠木沢右岸尾根下降点


大岳山北石尾根は序盤のガレ、ザレの急登でかなり体力を消耗してしまいました。植林を抜けるとガレ、ザレは収束。急登は据置。左から登ってきた北稜と合流するとおだやかな尾根歩きがつづき、右から登ってきた海沢探勝路と合流します。
大岳山を左手に見ながらのそこそこの急登を覆う厚い落ち葉を踏みながら登っていくと、大岳山から北西に下っている稜線の登山道にぶつかります。左へ。岩場をえっちらおっちら登っていくと大岳山の山頂です。

おはようございます。白丸駅です。日の出ちょっと前です。寒いです。きょうは長丁場になりそうなので最寄り駅からひと駅先まで歩いていつもより早い快速電車に乗りました。改札を出て急斜面を下り、青梅街道を渡って右へ、奥多摩方面に向かって歩き、
多摩川に架かる数馬峡橋を渡ります。
橋の上から。寒々とした景色です。寒いです。
橋を渡ってすぐ右の小道へ。奥多摩駅から古里駅につくられている大多摩ウォーキングトレイルの一部、数馬峡遊歩道です。
この道標で直進し、
柿平橋(かきだいらはし)を渡ります。右上は数馬峡遊歩道観光トイレと休憩所です。坂を登り、
立派な道路に上がり、右の「アメリカキャンプ村」方面に進みます。
「アメリカキャンプ村」を通過し、
観音橋を渡り、海沢隧道をくぐってすぐの
蟬の橋(せみのはし 漢字はテキトー)を渡ると海沢林道になります。
カモシカと見つめ合ったりして
海沢園地に到着です。
東屋でザックから杖を出しだり脱いだ防寒着兼雨合羽やダウンジャケットをザックに入れたりの準備をして出発です。
すぐに三ツ釜ノ滝の横を鉄の階段で登っていきます。奥は養生されたワサビ田です。
ネジレノ滝や
大滝には立ち寄らず、
大滝の水が落ちる音を聞きながら海沢探勝路をずんずん
進みます。
そろそろめざす大岳山北石尾根の下端です。ワサビ田を覆う白いネットがナメ滝を流れるさざ波みたいに見えます。
探勝路からズザザザと下ってきて
対岸を見渡します。下流のあの稜線が大岳山北石尾根の下端っぽいです。
取付きます。
ガレ場の急登です。すごく登りづらいです。
テキトーなくの字くの字でキツい勾配をいなしながら登ってきて
登ります。急登、ガレ、ザレ、枝打ちされた枝葉、序盤からなかなかの仕打ちです。
標高850mあたりでなんとなくようやく傾斜はゆるみました。
岩がゴロゴロの尾根になりました。
山仕事の痕跡をあちらこちらで見かけます。
ぐっと落ち着いた
風情の尾根になり、グーっと登っていくと
950mあたりで大岳山北石尾根北稜と合流、右へ。おだやかな尾根歩きがつづきます。
大岩の横をゆるく登ると
左右から登ってきたモノレールが尾根上でビシッと合流しました。珍しい光景です。ここがモノレールの終点。終点の先を登っていくと
1010m圏で尾根相はがらりとカラリとしました。
左手に鍋割山北尾根が見えます。
前方に岩峰がニョキリ。ちょっと荒ぶったゾーンです。
左に巻き道らしきものがのびていましたが、正面突破です。よじ登ってきて
まだ先があります。
どこが見えているのでしょう。
登り詰めると1070m圏のピークです。先は岩ゴツのちょいヤセ尾根です
写真ではよくわかりませんが岩の先でガツンと切れ落ちています。
ちょっと戻って踏み跡らしいものを下っていくと岩の下にロープが張られていました。このロープ場が恐怖でした。最初の一歩がどーにもこーにも踏み出せません。ん? 2歩めだったかな。とにかく怖いのなんのって。巻き道を選ばなかったことを激しく後悔しました。ちなみにロープの反対側に激しい勾配の滑り台みたいな狭い斜面があったんですが、そちらのほうが怖くなかったかも。
なんとか下ってきました。
達成感というか安堵感に薄っすらと包まれて歩いていくと突然の道標です。右から登ってきた探勝路との合流点でした。1080mあたりの鞍部です。
逆光で黒く映える大岳山。
探勝路らしく歩きやすい尾根道がつづきます。ほどよい厚さの落ち葉を心地よく踏みしめていると
大岳山から北西に下っている稜線にぶつかりました。通せん坊が横たわっています。しっかりした登山道を左へ。
岩場を黙々と登っていくと
賑やかな大岳山の山頂に到着です。これにて大岳山北石尾根はおしましです。山頂には二等三角点が設置されています。標高は 1266.43m,基準点名は大岳(おおだけ)。
大雑把にいうと東京湾方面。
富士山方面。
御前山方面。っていきなり近い。右端に雲取山が見えているみたい。写真や動画を撮ってペットボトルに詰めてきたほうじ茶を一口飲んで山頂を辞します。

大岳山北石尾根のダイジェスト動画です。海沢園地から海沢探勝路をたどり、海沢を渡って大岳山北石尾根を大岳山まで登りました。
大嶽神社。大岳山の所有者は大嶽神社です。
鳥居をくぐって左へ。鍋割山方向へ。
岩がちな急降下がつづきます。頼りにされっぱなしでウン十年。ピカピカになった木の根っこ。
そこそこ頼りにされてウン年の鎖。
分岐は左上の「鍋割山・奥院を経て御岳山」方面へ。
大岳山。やはり微妙に逆光です。
枠木沢右岸尾根の下降点をめざします。