大寺山都県境尾根、シンナシ尾根
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■金風呂バス停(旧青梅街道)→シンナシ尾根取り付き→シンナシ尾根→入小沢ノ峰→三頭山→ムシカリ峠→大滝→ケヤキの路→三頭沢遊歩道→[G0AL]数馬の湯→JR五日市線武蔵五日市駅
シンナシ尾根は初っ端と最終盤あたりにキツい急登がありますが、中盤はじつに心地よい尾根歩きを楽しめました。
金風呂バス停から旧青梅街道を玉川キャンプ場に向かって歩きます。
川の向こうにキャンプ場の赤い看板が見えてきました。
小菅川に架かる新玉川橋(しんたまかわはし)を渡って玉川キャンプ場に向かいます。
キャンプ場の敷地内をちょっと通らしていただきます。中央やや右の帯やの階段を登ります。
すぐに祠がありました。
「玉」裏越しに旧青梅街道が見えました。
ここを登ります。右方向はキャンプ場内の舗装道路が続いています。
お次はこんなガレ場の急登で、
その先は岩が立ちはだかっています。右の方へ回り込みました。
登ってきました。
シンナシ尾根に乗りました。
作業道が横切ります。どこから来てどこに行くのでしょう。雑木の中の急登が続きます。
登ってきました。
730mあたり。勾配がゆったりしてきました。
なんとも心地よい尾根歩きです。
「東京都水道局 用地境界 No.1」
次は「東京都水道局 用地境界 No.61」でした。一般人には思い及ばない法則があるようです。
足元は決してイイとはいえないけれど、雰囲気はバッチグーです。
楽しいです。
右に巻き道らしきもの出現。尾根筋を追います。
何かを期待したわけではないけれど、ピークには石柱が一本。
右手は伐採跡地のようです。ヒノキやスギじゃない広葉樹が育っています。これは植林されたものでしょうか。
880mあたりの石柱。「一二一一」と読めます。どうやらここが都県境尾根との合流点のようです。
ほぼ北に向かって下っている都県境と思われる尾根。
南方向の眺め。
伐採跡地の縁を登っていきます。
900mあたりからほぼ西方向の眺め。中央右は余沢(よさわ)の集落で中央上に鹿倉山(ししくらやま)が見えているはずです。多分、アレです。
原っぱを散歩しているような気分です。
950mあたり。左から広い尾根が寄ってきています。
なんとなく撮った石柱。
こんな場所に着きました。
あちらから登ってきて、
こんな感じ。
こちらはおそらく玉川沿いから登ってきた登山道。
で、こちらに進みます。
すぐにはっきりした尾根になって、きつい坂です。
ザレ気味で、道はあるようなないような。
またこの石柱がありました。これが都県境なのかな。
心地よいけれどキツい坂が続きます。右手から尾根筋に道が来ていますが、巻き道でしょうか。そんな甘い誘いに乗るわけもなく、わたくしは尾根筋を歩くのでした。
また巻き道っぽいのが「こっち、こっち」と誘いますが、もちろん無視。
こんな所を登ってきて、
またまた右に道が見えてきて、無視。これは1150mあたり。
あの先でも巻き道っぽいのが右に伸びています。
もちろん尾根筋を選択。かなりバテバテですが、意地です。欠けた石柱がとんがっていました。
右にまた道です。向こうも意地になっているのでしょうか。
大きな木。
んっ、なんとなく前方の木立の向こうに空が見えているような。
やっぱりあれは空です。
左の尾根から人の声が聞こえてきます。
で、ついに入小沢ノ峰に着きました。ヌカザス尾根との合流点でもあります。
石柱。以前、このあたりに山名板が置かれていたはずですが、見つかりませんでした。
三頭山に向かいます。
は、はーん。あの作業道というのがしつこいほど尾根筋に絡んでいた道じゃなかろうか。
ヌカザス尾根を歩きます。快適です。
鶴峠への分岐を通過します。
以前、あの岩の裂け目を歩いたことをなんとなく覚えています。
三頭山の西峰に着きました。
ハイカーで賑わっていました。
落とし穴のようです。
富士山がうっすらと浮かんでいました。
食欲がないので氷が溶けた滅茶苦茶冷たい水を飲んでぶらぶらしながら休憩しました。あとは、三頭大滝を見て、数馬の湯に向かいます。
三頭山からムシカリ峠を経由して三頭大滝まで。
三頭大滝から三頭沢遊歩道(『登山詳細図』では「72数馬〜都民の森コースとして記載されています」)を歩いて数馬の湯まで。
一人反省会はビールに「舞茸の天ぷら3ケ」です。舞茸の天ぷらはマイタケだけでなく、野草らしき葉っぱの天ぷらが乗っていました。大寺山南都県境尾根で道を間違ったことなんかちっとも思い出すことなく、心憎い演出に感心しながらほろ酔い気分になるのでした。
伐採工事で止まっていた駐車場奥の湧き水(?)が復活していました。ペットボトルに水を汲んで、館内で買った缶チューハイを冷やしました。
今回も面白かったです。
今回も面白かったです。