奥多摩尾根歩き
人形山東尾根、篶坂ノ丸東尾根、小川谷右岸最上段歩道(?)

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上段歩道→篶坂ノ丸東尾根→篶坂ノ丸→タワ尾根→一石山神社→[GOAL]東日原バス停


篶坂ノ丸東尾根は下から上まで幅広ーい尾根でした。たんたんとテキトーに登りました。けれどもゴール地点はちょっとした驚きでした。

篶坂ノ丸東尾根に向かって歩き始めます。
グニューッとねじれた桟道はやっぱりねじれたままで、
当たり前だけど落ちたらダメな谷もそのままで、
先週同様、高巻きます。
高巻き中。
道があるようなないような対岸をトラバースしていきます。
先週はなかったヌタ場がありました。
ねじれていない木橋を渡ります。
そろそろ篶坂ノ丸東尾根にぶつかるはずです。
あれです。尾根筋は植林帯にかかっているようです。
これは下端の小川谷の方向。見えなくなっているあたりからとんでもない急降下になっているのは目に見えています。
こちらがこれから登る方向です。なんだかザラッとした雰囲気の尾根です。
テキトーに登っていきます。
こんな感じがしばらく続き、
二重稜線みたいというか見たまんまのそうだと思うんですが、そのまま直進して尾根を乗り換えようとしたところ、目の前の立木に
リボンが巻かれていました。色味の乏しいこの尾根では目立ちます。おそらく、篶坂ノ丸東尾根を下ってきたとき、あっちじゃなくてこっちの尾根ですよ、という目印なのでしょう。単調さに一味唐辛子をちょっと一振り、といった風情です。
長沢背稜を背にして登ってきて、
登ります。
ザラっと感は止みません。勾配がとてもキツくなったりややキツくなったりで、これといった変化はありません。
新緑の頃はとんでもない緑に囲まれるのでしょうか。想像が付きません。
尾根はとらえどころのない形をしています。意味なく太陽に向かって歩いてみたり、
行く手に「何か」を探したりしながらテキトーに登って行きます。
左を見て
正面を見て
右を見て、水を飲んでちょっと休憩です。
あれがタワ尾根にある篶坂ノ丸東尾根のてっぺんでしょうか。
右手前方には四間小屋尾根(しけんごやおね)の向こうに長沢背稜が見えている気がします。
振り向けば長沢背稜です。
振り向けば(つまり、正面を向けば、ということになります)、なにやら小さなピークっぽいものが見えます。イベント大歓迎です。
辿り着いてみると、ピークの正体は2本の大木の根っこでした。山肌からベリッとはがれていました。
小さなイベントを終え、勾配のゆるんだ尾根を先に進みます。
ほんの少し歩くと、トラロープに出くわしました。タワ尾根に合流です。
あちらから登ってきました。タワ尾根を歩くときに見かけていたこのトラロープが篶坂ノ丸東尾根への下降点だとは思いもしませんでした。「あっ、えっ、ここなの」と軽い驚きです。
篶坂ノ丸まで歩きます。
篶坂ノ丸(1456m)の山頂に到着。これにて篶坂ノ丸東尾根はおしまい。上段歩道から約1時間10分の尾根歩きでした。ゆっくり水を飲んで、さて、タワ尾根を下りますか。
篶坂ノ丸東尾根を通過します。
わたくしは鳥風のように(イメージ)落ち葉を舞い上げながら、

金袋山や人形山、一石山を踏みしめながらタワ尾根を駆け下るのでした。(パート1)

一石山神社までタワ尾根を駆け下るのでした。(パート2)

一石山神社前の食堂で缶ビールを購入。ついでにユズも。一人反省会をしながら東日原バス停に向かいます。
しんちゃんのお尻みたい。
夕陽に照らされた山がきれい。
かなり嫌がるクマ。
麦秀黍離。
自撮り。
なーんにも反省せずバス停に着いてしまいました。きょうも山の神さま、地権者のみなさま、ありがとうございました。