今回はネズミザス尾根を登り、コマ尾根を下って登りしました。
ネズミザス尾根は日原の日原川と鷹ノ巣谷の出合からほぼ真南にせり上がり、東隣のカラ沢尾根と合流する標高1360m圏(以降「標高」は省略)がてっぺんです。
コマ尾根は石尾根の城山あたりから金左小屋窪と赤ナギ窪という谷の出合に向かってキビシく下っている尾根です。かなりそーとーキビシく下っています。で、登っています。
ハナから出合まで降りるつもりはありません。降りたら途方に暮れるはずです。暮れたらビバークどころではありません。遭難です。等高線がせめぎ合い、交差してるんじゃないか、みたいな場所もあります。ともかくある程度まで下ったら引き返すと決めていました。
この山域にあったらしいソリ道という道も見てみたいです。
コマ尾根に向かうのは見ることもできなかったときを含めると3度めになります。
はてさて。

ネズミザス尾根、コマ尾根
(1/2 ネズミザス尾根)
■コース | JR青梅線奥多摩駅→[START]東日原バス停→巳の戸橋→(10分)日原川と鷹ノ巣谷出合→(10分)ネズミザス尾根取付→ネズミザス尾根→カラ沢尾根合流→(3時間30分)石尾根(カラ沢ノ頭)→(10分)城山→コマ尾根(下り)→(1時間10分)到達点→コマ尾根(登り)→(1時間50分)城山→石尾根→(2時間30分)[GOAL]JR青梅線奥多摩駅 (9時間30分) |
■歩いた日 | 2024年6月22日(土) |
※赤い線が歩いた軌跡です。ただ、正確無比なものではありません。あ〜、そ〜、このあたりを歩いたんだ、程度の参考にしてください。
■JR青梅線奥多摩駅→[START]東日原バス停→巳の戸橋→(10分)日原川と鷹ノ巣谷出合→(10分)ネズミザス尾根取付→ネズミザス尾根→カラ沢尾根合流→(3時間30分)石尾根(カラ沢ノ頭)
ネズミザス尾根は急登だらけです。
序盤の岩崖はそこそこのデンジャラス感はあるものの命の危険を感じることなくよじ登れました。この崖はいつ終わるのかなあと思いはじめたころに終わりました。
崖が終わっても急登はひたすらつづきます。平坦な尾根もあるけれどごく短く、ちょぴり下った鞍部から30倍返しみたいな急登がはじまる、というのがネズミザス尾根の素性です。そんな急登のキビシさを雑木の緑の葉っぱがちょっぴり癒やしてくれました。

Mさんはナントカ茶屋のほうとうを食べに小菅の湯行きのバスに乗り込みました。Tさんは見通し尾根に向かうために倉沢バス停で下車。Oさんも同じバスに乗っていたようですが、東日原バス停のちょっと先の郵便局前で荷物をゴソゴソしているOさんに気づいて声をかけました。
東日原バス停から4、5分、でっかい魚はどんなとこにいるかなど興味の尽きない話しを聞きながら歩きました。日原川上流に向かうOさんの後ろ姿をちょっと見送り、黄色い手すりの階段から日原川に降りていきます。





































カラ沢ノ頭をめざして登ります。




