森沢左俣左岸尾根、森沢右俣右岸尾根、森沢右俣左岸尾根、大羽根沢ナタ沢中間尾根
(2/4 森沢右俣右岸尾根)
■丸山→笹尾根→笛吹峠→(20分)笹尾根1060m圏→森沢右俣右岸尾根→(50分)森沢左俣
森沢右岸右岸尾根はとてもおだやかな下りに始まり、やがて植林に囲まれたとんでもない急降下に。下端はとんがった尾根末端から小さな崖を下って名前のわからない沢に着地する、ちょっぴり冒険チックな尾根歩きでした。
右手に森沢左俣左岸尾根を見ながら通過し、
笛吹峠を通過します。ヤマップによると標高は999mらしい。おしい峠です。右は「檜原村 笛吹峠入口バス停」、左は「山梨県 藤原村」。「笹尾根 西原峠・三頭山」方向へ直進します。
道すがら。
丸山の山頂から20分ほどで1060mの標高点あたりに到着。森沢右俣右岸尾根の下降点はすぐ近くです。
右手を探っていると尾根の形が見えました。森沢右俣右岸尾根でしょう。丸山山頂からの道中、薄く積もった雪に何度か滑りそうになったのでチェーンスパイクを履くことにします。
切り株に座って準備をしているとちょっと先の登山道脇に赤テープが見えました。こちらのほうが尾根直通っぽいです。ここから下ることにします。
すぐの分岐は右へ。
細い木が林立している尾根をゆるやかに下り、
やがて右手が植林になり、
下ってきて
快適に下ります。
分岐は右へ。どうやら森沢右俣右岸尾根は植林と雑木の境い目の稜線のようです。
ゆるやかに下ってきて
910m圏で植林帯に突入、と思ったらいきなりのとんでもない急降下です。
下ってきて
880mの標高点あたりで作業道を横断します。こんなキツい勾配の途中の標高点は記憶にないです。
あいかわらずのキビシい急降下から
急降下に
援軍が出現。左上からそこそこしっかりした踏み跡が下ってきました。くの字くの字で続いているようです。たどります。
下ってきて
水の流れる音が聞こえてきます。ギューッと尾根は絞られていきます。左に下る踏み跡に赤テープがありましたが
そのまま尾根を下ります。尾根はあの先でとんがっています。
尾根の突端に立ちました。眼下で森沢右俣に流れ込む名前のわからない沢が右から左へ弧を描いて流れています。ここを下るのはほぼ無理。
赤テープまで戻るしかないか、などと思いながら沢の上流を眺めていると
右下に、倒木や木の根っこをつかみながら下れば尾根の下端に回り込めそうな斜面がありました。
長いとは言い難いコンパスを限界までのばして下ってきました。
沢まであと少しです。不規則な階段状の岩を下ります。もう一度、短めのコンパスを酷使し、
沢に立ちました。右上の突端から向こう側に下り、水面から顔を出したワニのような大岩を回り込み、左の階段状の岩を下ってきました。
足元のつらら。
名前のわからない沢を渡りました。これにて森沢右俣右岸尾根はおしまいです。
次は森沢右俣左岸尾根を登ります。取付けるのかどうか、ちょっと不安をかかえての出発でした。
次は森沢右俣左岸尾根を登ります。取付けるのかどうか、ちょっと不安をかかえての出発でした。