奥多摩尾根歩き
三頭山中尾根、ハチザス沢ノ頭東尾根

(2/2)


三頭山→(30分)ハチザス沢ノ頭→ハチザス沢ノ頭東尾根→(2時間)檜原街道→[GOAL](20分)檜原村温泉センター数馬の湯→JR五日市線武蔵五日市駅


ハチザス沢ノ頭東尾根は「都民の森」に網の目のように整備された探索路のひとつ「深山の路」の廃道になりつつある尾根でした。

4人パーティーの後ろを歩きます。
ムシカリ峠を通過します。
三頭山避難小屋を通過します。
大沢山に到着。
やっぱり真っ白。
先に進みます。
道中。
ハチザス沢ノ頭に到着です。
道標だらけです。
この三頭大滝方面の道は「深山の路」で、
ハチザス沢ノ頭東尾根です。ひっそりとしています。
いい雰囲気です。
あそこは1334mの標高点でした。なにもありませんでした。
そのすぐ先で『七人の侍』みたいな柵が出現。
柵の横に立っている道標。いちばん下の両端が切り落とされた道標は「数馬 駐車場 約○○分→」とか書かれていたんじゃないでしょうか。ここから三頭大滝方面は「石山の路」です。
で、こちらは切断された数馬方面。「深山の路」はあちらへ続きます。
アディオス! 『七人の侍』の柵! 進めなくなったら戻ってきます!
歩きやすい尾根道です。
看板は健在です。
とんでもない急降下です。
下ってきて、
下ります。
丸太の階段の痕跡が残っています。
道中。
尾根は右にグーッと曲がったりします。
1140mあたりの分岐です。
道標もなにもありませんが、北に延びるあちらの尾根道が「深山の路」です。
ここで「深山の路」を外れ、東へ延びる尾根をチョイス。
こんな道から
こんな道へ。
ここで尾根はまた分岐します。左へ。
ここも分岐です。左へ。急降下です。このあたりから地形はクニャクニャしていて慎重に尾根を選ばないと思わぬところへ迷い込んでしまう可能性大です。
急降下。
下ってきて、
炭窯跡みたいなのがあって、
急降下です。
沢の音を土台にしてエンジン音が大きく聞こえるようになってきました。
ズルッズル滑ります。
急降下から、
やっと穏やかになったと思ったら
ここも分岐で、右へ進み、
ちょっと下ったんですが、方向がなんかヘン。930m圏です。
左のあちらの尾根へ移動します。
下ります。
下ってきて、
下ります。
落石防護網を引っ張るワイヤーロープが出現。
「ここから向こうは危ない!」的な青テープが出現。
テープに沿って下ります。道路が見えてきました。
右下は網に守られた畑です。
尾根の下端に回り込んでいくと、お墓の裏に下りる踏み跡がありました。
周遊道路に下り立ちました。これにてハチザス沢ノ頭東尾根はおしまいです。
アディオス! ハチザス沢ノ頭東尾根!
ハチザス沢に架かる蜂巣沢橋(はちのすさわはし)を渡ります。
九頭龍(くずりゅう)の滝に立ち寄りました。
九頭龍神社を通過します。このあたりの温泉「数馬の湯」は九頭龍神社所有の山林に湧出していた冷泉がはじまりで、湯壺は9尺(約2.7m)四方あってそばには浴室もあったんだけれどもいかんせん人里離れているのでここから湯を自宅まで運んで沸かして入浴する。小河内の温泉と同じく頭痛や打ち傷なんかにバッチリ効く。なんてことが『武蔵名勝図会 多摩郡之部 巻第10』(大正14-15 国立国会図書館蔵)に書かれています。
「檜原村温泉センター 数馬の湯」に到着。
舞茸の天ぷらとビール。前回や前々回はミョウガの天ぷらが1個おまけ的に付いていたんですがきょうはナシ。もう秋です。
今回もヒヤヒヤドキドキしながらの楽しい尾根歩きができました。
山の神様、地権者の皆様、ありがとうございました。