奥多摩尾根歩き
三ノ沢尾根、茅倉尾根

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鶴脚山〜茅倉尾根〜檜原小学校


茅倉尾根の前半は冒険心をくすぐってくれたゾ。後半は幸運で降りられた気がするのだ。

鶴脚山の山頂標識から右(南)側を見ながら歩き、茅倉尾根への降り口を探す。ネットで情報をいただいた「保安林」の看板と白いテープを発見。山頂標識から3分ほどだった。
白テープの拡大。「(和田向へ)」と書かれていた。和田向がどこなのかわからないけれどはっきりした尾根筋を降りていった。目指すは『静かなる尾根歩き』で終点として掲載されている払沢の滝(ほっさわのたき)入口バス停だ。
いきなりとてつもなく急な下り坂なのだ。
こんな尾根の形が曖昧な場所があるけれど、微妙な踏み跡をたどれば問題なし。
こんな場所も歩きました。このピンクのテープはしばらく道案内になりました。境界杭らしきものとセットでずっと続いていた。
かなりの急坂。
「御成婚」の看板を通過。
めちゃくちゃ急な坂を降ります。
道中。
道中。
こんなところを下ってきました。
下りはさらにきつい坂が続く。
晴れている空。
ここで尾根が判然としなくなった。地形図によると右方向が正解。植林と雑木の境界を歩くことにする。日当たりがいいし。
どんどん降る。
650メートルあたり
トゲトゲの植物が覆っていて、痛い痛いの道を通過。
610メートルあたり。平らな場所だ。ここで道らしきものは消えた。地図を信じて右(ほぼ西)に進む。
道中。道はあるようなないような。
で、道らしきものに出合った。
小枝がめり込んだサルノコシカケ(?)。
そのサルノコシカケ(?)の木。
600メートル付近。
岩が出現。ここは正面突破で問題なし。けれども岩の上から見ると、右にきれいに巻く道がありました。
なんだかお祭り状態の場所。地図を確認し、ここから右(南西)に進む。
尾根の形は曖昧模糊としている。
先に進む。3〜4メートル切れ落ちた崖になっている。
尾根筋の先も崩落した崖だ。
尾根筋から左に降りてみる。なんだか谷っぽい。地形図にある、両側から崖が迫った谷地形の場所じゃないだろうかとアタリをつける。こちらに降りるルートは見つけらず、先に進んでみた。
道らしきものが続いていたけれど、残念ながら、この先は崩落した崖だった。
で、前の写真の右側にかすかな踏み跡を発見。崖を巻く道だと確信。ズザラズズリンと踏み込んでいった。
バッチグーでした。危険な崩落地を巻いて、道らしきものもゲットしました。
ただ、相当きつい道です。斜度高し!
道らしきものがある尾根筋もあったゾ。
ズザリ、ズザザリと尾根を降りていきます。
こんな、急な坂なんです。
突然、林道らしきものに遭遇。
こんなところを下ったんだ。林道から見上げてみました。
尾根筋はこの先に通っている。
まったくなにがなにやらわからないけれど、尾根の先を撮影した写真。恐ろしいほどの急斜面で、純正の尾根歩きは断念。地図にはないけれど利道らしき道を下ることにした。
廃道らしき林道の道中。
天狗が草の鼻毛。
道中。
道中。道はあるようなないような状態が続いています。
あれはどこ? そもそもここはどこ? 途中にあった展望所(?)からの撮影。この展望所は最上部には階段があるのに、登ってくるまでの道はきわめて不明、というか無きに等しかった。とても不思議。
こんな道を進みます。
で、行く手にトラロープ。「入っちゃダメ」ロープなんでしょうか、「入ると危険」ロープなんでしょうか。左に回避ルートを探したけれど見つかりませんでした。ロープをくぐらせていただきました。
集落が見えた。この時点で「遭難はないよね」と勝手に安心する。
赤テープ発見。けれど、このあとテープ類は一片もありませんでした。山道なのか、たんに水の通り道なのか、山肌の窪みに沿って降りました。
落石防護柵の末端らしき場所に到着。土台は洗い流されていた。ここかしばらく下り、背の低い網フェンスに沿って左に折れて進んだ。
舗装道路が見えた。
車も走っている。
軽トラックの運転席側にズリズリと降りてきた。
無事、帰還! なのだ!
檜原小前のバス停。ここでしばらく休憩させていただきました。
檜原小学校。10数分の待ち合わせで、檜原小前バス停(前の写真のバス停とは反対車線)から武蔵五日市駅行きのバスに乗りました。