奥多摩尾根歩き
峰見通り730m圏南東尾根(ロッカゲ沢右岸尾根)、栗ノ木沢ノ頭南尾根

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峰見通り730m圏→トヤド→(20分)栗ノ木沢ノ頭→栗ノ木沢ノ頭南尾根→(40分)道路


栗ノ木沢ノ頭南尾根峰見通り730m圏南東尾根と同じくこれといってクセのない尾根でした。ややこしい分岐もなく、デンジャラスな岩稜もなく、植林がちな尾根道を下りました。着地点は峰見通り730m圏南東尾根の取付点の近くとメドを付けられていたので楽ちんでした。

栗ノ木沢ノ頭をめざして峰見通りを東へ進みます。小ピークからの
急降下です。アップダウンがつづきます。
臼杵山。
トヤドを通過します。
ぐーっと
登り詰めると栗ノ木沢ノ頭です。724mの標高点が設定されています。栗ノ木沢ノ頭南尾根の方向を探ってぐずぐずしていると東と西からきた2人と同時に会いました。西からきた超ベテランハイカーは上川乗から数馬の間のバスが運休になっていることを教えてくれました。東からきた壮年トレイルランナーは「そこまで行きません」と言って足早に去っていきました。いや、あの、それだけの話です。
栗ノ木沢ノ頭南尾根を下ります。
膝まで届かない背の低い笹に覆われたそこそこの傾斜を下ってきて
植林に突入します。さらに傾斜はキツくなります。「なんかへんセンサー」が作動しました。下りはじめはこんなキツい急降下ではないはず。スマホGPSを引っ張り出して方角を確認。間違っています。
右のあちらの尾根が下りたい栗ノ木沢ノ頭南尾根です。まだ傷は浅いです。トラバース(山腹水平移動)します。
栗ノ木沢ノ頭南尾根に立ちました。いい雰囲気です。
先ほど突入しかけた植林の境界を下っていきます。
快適です。暖かい風が稜線を爪弾きます。。。「ンゴーーーー」って。それ、ヒコーキやないかーい。
610mあたりの分岐なんですが、右手のこの先にわざわざ踏み入って尾根間違いをすることはなさそう。直進します。
580m圏の分岐です。素直に直進します。
尾根の右側にも浅く植林が被るようになったと思ったら
すぐに雑木に囲まれて
すぐに完全に植林に囲まれました。
480m圏から平坦になった尾根道をてくてくと歩きます。
雑木が混じってきてもてくてくと
歩きます。
右手やや後方、市道山が見えている、のかもしれません。
尾根の左右に民家の屋根が見えてきました。
ロッカゲ沢に向かってやや右に下っていき、
峰見通り730m圏南東尾根(ロッカゲ沢右岸尾根)の取付点(右上の草地)が見える場所まで下ってきました。
この石段を降りようと思ったんですが、
炭焼小屋が目についたのでお邪魔しました。窯の天井の一部が落ちていますがちょっとの手入れでまだまだ使えそうです。
炭焼小屋の上に1本だけ立っているユズの木陰で休憩します。出発するとき、地面に落ちていたユズの枝の鋭い棘がザックに執拗に絡みついて難儀しました。
次は後編「峰見通り710m圏南東尾根(ナロー沢右岸尾根)弾左衛門ノ峰南尾根(ニシゲイト沢右岸尾根)」の峰見通り710m圏南東尾根(ナロー沢右岸尾根)です。