
倉戸山南西尾根・峰谷橋ルート、大麦尾根、榛ノ木尾根
(2/2)
■水根地区→(2時間)トオノクボ→榛ノ木尾根→(2時間30分)[GOAL]梅久保バス停→JR青梅線奥多摩駅
榛ノ木尾根のイソツネ山から梅久保バス停まではこれまで経験したことのないような急降下だったと思うんですが、恐怖の封印でしょうか、あまりはっきり思い出せません。
                水根沢の左岸を登ります。あちらがくの字くの字で下った斜面です。もうカモシカはいなくなったようです。
 次はタヌキ。六ツ石山への登山道までスライドショーで歩きます。
 ここで「奥多摩むかし道」を離れ、手すりに沿って三石山への登山道に入ります。地元の方としばし立ち話。サルが50匹くらいやってきて畑を荒らしたばかりだそう。今年はクマは5頭仕留めた。怖いのはイノシシ。いろんな人がネコを捨てていくんでいまは24匹の野良化したネコがいるんだそうです。「野生の王国だよね」と笑っていました。
 
噂の野良猫を通過します。
 
 民家の軒下を通り、
 
配水所を通過し、
 
 薄暗い植林帯に入ります。
 
道標を通過します。
 
 産土神社(うぶすなじんじゃ)です。
 
山の神を統べる大山祇命(おおやまつみのみこと)を主神とした神社だそうです。
 
   愛宕神と稲荷神を合祀したとことを記した板。
 
  アディオス! 小さくなった産土神社の青い屋根!
 
   登ります。
 
  大きなくの字くの字で高度を上げていきます。
 
   了解!
 
  登ってきて、
 
   登ります。
 
  登ってきて、
 
   登ります。880m圏です。なんだか直登ぽくなってきました。
 
  登ります。そういえばこの水根から六ツ石山までのルートは奥多摩三大急登にノミネートされることが多いようです。稲村岩尾根(鷹ノ巣山)、大休場尾根(本仁田山)はほぼ当確で、ヌカザス尾根(三頭山)や天祖山の表参道なんかが組んずほぐれつの熾烈な3位争いを繰り広げている模様。
 
   薄暗い植林帯を登ってきて、
 
    明るい自然林のなかを登ります。
 
   989mの標高点と思われる場所。
 
  こんなところです。
 
   トラロープも張られています。この先の南西方向にはえらく等高線が詰んだ尾根が延びています。
 
  風ノ神土(かぜのかんど?)を通過します。1020mあたりです。
 
   このあたりから本格的な急登でしょうか。
 
    4人のパーティとすれ違って、
 
   登ります。
 
  あれはこれから歩く榛ノ木尾根じゃないでしょうか。
 
   道標を通過します。1180mあたりです。
 
  これはあの向こうの山を撮った写真なんでしょうか。よくわかりません。。
 
   登ってきて、
 
  登るんですが、いつの間にか道がなくなっています。まっ、いいか。
 
   右の方を熊鈴を鳴らしながらハイカーが下っていきました。どーやら尾根筋を歩いているうちに登山道を外れてしまったようです。おまけに目的地のトオノクボを通り過ぎていました。とうの昔に。
 
  テキトーに下ります。
   トオノクボに到着。右に下れば水根に戻ります。榛ノ木尾根は真っ直ぐです。
 
  榛ノ木尾根はしばらくこんな道が続きます。防火帯らしいです。
 
   薄ーく雪がまぶされた枯れ葉を蹴散らしながら歩きます。
 
  向こうの白いところには紅葉した遠くの山が見えていたはずです。
 
   向こうの(以下同文)。
 
  下ってきて、
 
   下っていると、
 
  巨大な反射板が出現。以前はとても驚いたんですが、ふふふ、今回は心構えがあったんでさほど驚かずにすみました。
 
   向こうの白いところには奥多摩湖が見えていました。
 
  こちらは反射? 入射? する方向。
 
   電波の通り道。
 
  アディオス! 反射板!
 
   植林が途切れたと思ったら、
 
  また植林帯になって、尾根は分岐。
 
   右をチョイス。植林帯と自然林の境を下るようになります。
 
  ちょっと疲れてきて、快適なのか単調なのか判然としないまま歩いています。
 
   道から外れたあの岩塊が沖ノ指山(おきのさすやま)です。独特というか異様というかちょっと不思議な山です。
 
  登ります。
 
   沖ノ指山の山頂です。かつての渋ーい山名板は見当たりませんでした。
 
  登山道はあの下です。
 
   水を飲んでそのまま進んでみます。
 
  急降下です。
 
   下ってきて、
 
    下ります。
 
   炭窯跡に下りてきました。
 
  道がほとんどわからなくなってテキトーに歩いていくと、
 
   大きく傾いた鳥居と祠がありました。
 
  大木が3本並んでいます。
 
   左手に開けた場所が見えます。
 
  原っぱの入口に赤テープがぶら下がっています。
 
   あれは本仁田山(ほにたやま)でしょうか。
 
  原っぱと植林の境目が尾根筋です。
 
   尾根筋があやふやになりましたが、あの植林の切れ目に進んでみます。
 
    踏み跡? みたいな薄ーい踏み跡があります。
 
   植林の切れ目を通り抜けると、なんだか同じような風景です。
 
  植林の中を歩くようになりました。
 
   道中。
 
  岩場です。下ります。
 
   下ってきました。
 
  こんな道? を進み、
 
   初冬の山並みを愛で、
 
  あの陽があたっているところが尾根の続きです。
 
   三ノ木戸山でしょうか。
 
  歩きやすい尾根になりました。
 
   イソツネ山の山頂に到着です。とはいっても、ピークらしいピークはありません。左奥のちょっとした出っ張りが山頂です。イソツネ山には三等三角点があり、標高は846.13m、基準点名は小中山。
 
  山頂からの眺め。
   そのまま尾根を進みます。ここからは初めて歩く尾根です。
 
  ここで尾根は分岐します。
 
   左の方が穏やかそうですが、進むのはこちらの右。急降下です。
 
  下ってきて、
 
   下ります。
 
  790mあたり。ここも分岐です。右へ。
 
   赤テープが4か所も付いている謎の木を通過します。
 
こちらは岩を突き抜けて枯れた木。
 
   右から回り込んで下りてきました。
 
  そーとーな急降下です。
 
   下ってきて、
 
  下ります。しつこく書いておきますがそーとーな急降下です。
 
   キレイですがデンジャラスな急降下です。
 
  尾根の右側は落ちてはいけません。怖いのでちょっとこちら側を下ります。
 
   このあたり、帰宅後に地形図で計算してみると斜度は33.6度。奥多摩三大急登にエントリーされることがあれば、悪くても敢闘賞は固いと思われます。
 
  下ってきて、
 
   下ります。左の植林帯に逃げ込めばかなりラクだと思うんですが、尾根筋にこだわります。
 
  下ってきて、
 
   下ります。尾根の上も植林になりました。
 
  下ります。
 
   木の幹にぶつかるように掴まりながら下ります。
 
  下ってきて、
 
   528mの標高点です。とくになにもないと思っていたら、
 
  苔むした謎の石杭が埋まっていました。そこそこ大きいです。
 
   滑りやすい急傾斜です。
 
  道中の景色。
 
   急降下は止みません。
 
  岩をワイヤー押さえつけていました。
 
   これも。こんな落石防止策があるんですね。
 
  紅葉。
 
   ギューンとした急勾配のその下に青梅街道が見えてきました。
 
    下ってきて、
 
   下ります。左手が原っぱみたいになっています。
 
  崩れた小屋がありました。どうやら畑があったようです。
 
   そろそろ梅久保トンネルの上です。左は奥多摩駅方向、右は奥多摩湖方向。
 
  奥多摩湖方向。道路とセンターラインがちょっと見えます。
 
   アンテナのポールを通過。
 
  車がブーンって走り去ります。
 
   お墓の裏に出ました。急勾配との死闘はようやく終了です。
 
  あちらから下りてきました。これにて榛ノ木尾根はおしまいです。スゴい急降下でした。
 
   青梅街道です。
 
  道路を渡った向かいに梅久保バス停があります。
 
   あの梅久保トンネルの上から降りてきました。奥多摩駅行きのバスがブゴーッてやってきました。
 
  久しぶり! 奥多摩の男(ひと)! そこでニヒルに笑ってるだけじゃなく今度いっしょに尾根歩きしない? 楽しいときもあるよ。えっ、行かない、あっ、そう。じゃ、また!山の神様、地権者の皆様、きょうもありがとうございました。肝を凍らしながらも無事に帰ってこられました。また、よろしくお願いします。








