今回は倉戸山南西尾根(くらとやまなんせいおね)・峰谷橋(みねだにばし)コースで倉戸山へ登り、倉戸山から大麦尾根(おおむぎおね)を下り水根(みずね)へ、水根からトオノクボへ。トオノクボから榛ノ木尾根(はんのきおね)を下りました。
倉戸山南西尾根・峰谷橋コースは倉戸山をてっぺんにして南西へズーッと下って峰谷橋を下端にする尾根です。というか、わたくしがそー言っているだけです。かつて倉戸山南西尾根を登りました。これまたわたくしが勝手にそー言っているだけですが、かつては女の湯(めのゆ)バス停から登りました。今回のほうが方角的には圧倒的に南西尾根なんですが、まー仕方がありません。擁壁の階段から尾根に乗るまでが緊張の連続。滑落してもフェンスに引っかかるから死ぬことはないかな、けど転げてきた人間に驚いたドライバーがハンドル操作を誤って多重衝突事故が起きたりするんだろうな、などと思いながら手がかり足がかりを探って死闘を繰り広げるのでした。
大麦尾根は倉戸山からほぼ東へ延びて小河内(おごうち)ダム近くの水根(みずね)バス停あたりが下端です。尾根筋はとらえどころのない感じですが、テキトーに歩ける楽しい尾根です。
榛ノ木尾根は水根と六ツ石山の中間点あたりのトオノクボをてっぺんにして東へ延びている尾根です。かつて境(さかい)の集落に下るルートを歩いたんですが、今回は梅久保(うめくぼ)バス停を着地点にするルートをチョイス。とんでもない急降下に肝を凍らせる羽目に陥りました。デンジャラスです。

倉戸山南西尾根・峰谷橋ルート、大麦尾根、榛ノ木尾根
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■コース | JR青梅線奥多摩駅→[START]峰谷橋バス停→倉戸山南西尾根取り付き→倉戸山南西尾根・峰谷橋ルート→(2時間30分)倉戸山→大麦尾根→(1時間)水根地区→(2時間)トオノクボ→榛ノ木尾根→(2時間30分)[GOAL]梅久保バス停→JR青梅線奥多摩駅 |
■歩いた日 | 2019年11月30日(土) |
※赤い線が歩いた軌跡です。ただ、正確無比なものではありません。あ〜、そ〜、このあたりを歩いたんだ、程度の参考にしてください。
■[START]峰谷橋バス停→倉戸山南西尾根取り付き→倉戸山南西尾根・峰谷橋ルート→(2時間30分)倉戸山→大麦尾根→(1時間)水根地区
倉戸山南西尾根・峰谷橋ルートは穏やかな場所や広場みたいな場所、ヤセ、岩などいろんな表情があります。奥多摩湖やその南岸の山並みや峰谷川の最上流部の集落、石尾根なんかの景色が眺められました。ただ、その景観は取り付きの厳しさと釣り合うかどうかは微妙。どこか別の取り付きはないものでしょうか。





















































登ります。もうこの先にピークはなさそうです。















































彼は動きません。風の流れと手ぶれをお楽しみください。






