倉戸山南西尾根・峰谷橋ルート、大麦尾根、榛ノ木尾根(その2の1)

今回は倉戸山南西尾根(くらとやまなんせいおね)・峰谷橋(みねだにばし)コースで倉戸山へ登り、倉戸山から大麦尾根(おおむぎおね)を下り水根(みずね)へ、水根からトオノクボへ。トオノクボから榛ノ木尾根(はんのきおね)を下りました。
倉戸山南西尾根・峰谷橋コースは倉戸山をてっぺんにして南西へズーッと下って峰谷橋を下端にする尾根です。というか、わたくしがそー言っているだけです。かつて倉戸山南西尾根を登りました。これまたわたくしが勝手にそー言っているだけですが、かつては女の湯(めのゆ)バス停から登りました。今回のほうが方角的には圧倒的に南西尾根なんですが、まー仕方がありません。擁壁の階段から尾根に乗るまでが緊張の連続。滑落してもフェンスに引っかかるから死ぬことはないかな、けど転げてきた人間に驚いたドライバーがハンドル操作を誤って多重衝突事故が起きたりするんだろうな、などと思いながら手がかり足がかりを探って死闘を繰り広げるのでした。
大麦尾根は倉戸山からほぼ東へ延びて小河内(おごうち)ダム近くの水根(みずね)バス停あたりが下端です。尾根筋はとらえどころのない感じですが、テキトーに歩ける楽しい尾根です。
榛ノ木尾根は水根と六ツ石山の中間点あたりのトオノクボをてっぺんにして東へ延びている尾根です。かつて境(さかい)の集落に下るルートを歩いたんですが、今回は梅久保(うめくぼ)バス停を着地点にするルートをチョイス。とんでもない急降下に肝を凍らせる羽目に陥りました。デンジャラスです。

コース JR青梅線奥多摩駅→[START]峰谷橋バス停→倉戸山南西尾根取り付き→倉戸山南西尾根・峰谷橋ルート→(2時間30分)倉戸山→大麦尾根→(1時間)水根地区→(2時間)トオノクボ→榛ノ木尾根→(2時間30分)[GOAL]梅久保バス停→JR青梅線奥多摩駅
歩いた日 2019年11月30日(土)
※赤い線が歩いた軌跡です。ただ、正確無比なものではありません。あ〜、そ〜、このあたりを歩いたんだ、程度の参考にしてください。


[START]峰谷橋バス停→倉戸山南西尾根取り付き→倉戸山南西尾根・峰谷橋ルート→(2時間30分)倉戸山→大麦尾根→(1時間)水根地区


倉戸山南西尾根・峰谷橋ルートは穏やかな場所や広場みたいな場所、ヤセ、岩などいろんな表情があります。奥多摩湖やその南岸の山並みや峰谷川の最上流部の集落、石尾根なんかの景色が眺められました。ただ、その景観は取り付きの厳しさと釣り合うかどうかは微妙。どこか別の取り付きはないものでしょうか。



おはようございます。奥多摩駅前で「小菅の湯」行きのバスに乗り、峰谷橋バス停で降車。先に降りたおじさんといっしょに撮り鉄状態です。バスは紅葉のような峰谷橋に向かって走り去っていきます。

バス停からくるりと振り返ればターゲットの倉戸南西尾根・峰谷橋ルートの下端です。

道路を渡り駐車場、トイレ、四阿の三つ揃い地点で身支度です。深紅のタオルを首にまわし、 左右の端を左右の手でギュッギュッと引き下げて出発です。

バスで来た道を数十m戻ります。

坂本トンネルのちょっと手前のあの階段から尾根に取り付きます。

階段を上がりました。左右を見て、まず傾斜の緩そうなフェンスに沿って登ります。

這い上がってきました。これはデンジャラスです。かなりデンジャラスです。

作業道みたいな道が横断しています。あちらの稜線に向かっているようですが、のっぺり感がハンパないです。

なので、手がかり足がかりを探りながら上へ上へと這い上がります。

枯れ葉で滑るし掴めるような根っこはほとんどありません。岩のでこぼこや木の幹を掴みながらの登攀です。トーハンと言えば聞こえがいいんですが、滑り落ちたくないから上に進んでいる状態です。

こういう岩はガシッと抱けるのでホッとします。

登ってきて、

登ります。

もう少しで稜線です。

稜線に乗りました。青梅街道の階段から30分以上かかりました。これは尾根の下方向。バス停でバッサリ切れ落ちているのはハッキリしているので近寄りません。

こちらは上方向。登ります。

薄い踏み跡があります。

登ってきて、

登ります。

尾根上には水道局の石杭が埋まっていました。

尾根の左側は植林。

右側は自然林と奥多摩湖。

720mあたりです。

右手からの小さな尾根と合流しました。手前にもズーッと下にも赤テープがぶら下がっています。帰宅後、グーグルマップのストリートビューでブラブラしてみたんですが、この尾根に取り付けそうな場所は見つかりませんでした。

先に進みます。左にクッと曲がります。

バキバキな先に直進する尾根と左に巻き道が見えます。

尾根を進みます。

ヤセ尾根です。

「OKUTAMA Field」(旧小河内小学校)の赤い屋根が見えます。「OKUTAMA Field」は教室や校舎を映画やテレビの撮影場所、イベント会場、研修場所、ドローンのテスト飛行場なんかとしてレンタルしているスペースらしいです。

右の文字が読めない石杭。

穏やかな尾根になりました。

817mの標高点に到着。広場のようです。

817mからの眺め。

これも。

これも。

これも。

これも。

水を飲んで先に進みます。

地面の様子。

830mあたり。ここで尾根が分岐します。右に進みます。

奥多摩湖の向こうの山々。きょうはずっとヘリコプターが奥多摩湖の上空を行ったり来たりしている音が聞こえています。ずっとです。

右からやってきた尾根と合流します。

合流しました。880m圏です。ここで女の湯からの登山道と合流です。

わたくしが歩いてきた尾根にはトラロープが張られていました。

右手奥から登ってきました。左は女の湯からの登山道。

水を飲んで倉戸山に向かいます。

立派な登山道です。

御前山(ごぜんやま)なんかが見えているはずです。

行く手にドーンと倉戸山が見えています。

登ってきて、

テクテクと登ります。

登ってきて、

登ります。もうこの先にピークはなさそうです。

幅広の尾根を歩いていきます。

倉戸山の山頂に到着しました。これにて倉戸山南西尾根・峰谷橋ルートはおしまいです。倉戸山の標高は1169.31m、二等三角点があり基準点名は留浦村。

ヘリコプターも降りられそうなくらい広い山頂です。

わたくし製タマゴサンドを食べます。潰れちゃってます。

富士山の見える方角から右周りでほぼ360度です。

ちょっと右へ。

ちょっと右へ。

ちょっと右へ。

ちょっと右へ。などと撮影しているとマウンテンバイクを押しながら少年2人組がやってきました。挨拶を交わしてわたくしは山頂を離れます。

熱海バス停方面に下ります。次に歩く大麦尾根は途中から登山道を外れます。

ハッキリしない道をテキトーに下ります。

道中の景色。

直滑降でショートカットします。

登山道に合流。

林班界標を通過。

パンティーみたいな奥多摩湖を横目で盗み見しながら下ります。

あの下あたりで登山道を外れます。

950mあたり。ここから左の尾根に移ります。が、はっきりした尾根の形はありません。テキトーに下ります。

テキトーすぎて登山道にぶつかってしまいました。左へ軌道修正です。

消火栓の箱みたいな謎の物体を通過します。

あちらの尾根に移ります。

下ってきて、

えらく歓迎されているようなテープの間を通過。

あれが六ツ石山ならその右下にこれから向かうトオノクボがあってそこから榛ノ木尾根が延びているはずです。

大麦尾根はどーも尾根筋がハッキリしません。テキトーに歩けるのはとってもいいんですが、ときどき軌道修正が必要です。左へ左へとずれていかないといけません。

ホオノキの葉。

道中。

しっかりした尾根の形なんですが、進んでいくと

急降下で切れ落ちています。

左の尾根へ移ります。

道はないのでテキトーにドカドカズザズザと下ります。

一面ホオノキの葉です。

心地よいです。

「つる切」と書かれた作業用メモ。付せんなんかは使いません。

右手にフェンスが現れました。以前に大麦尾根を歩いたときはこのフェンスのどこかにある扉から展望所に抜けました。今回はもう少し尾根をたどってみます。

モノレールが現れました。フェンスとモノレールの間を下ります。

モノレールの向こうはデンジャラスです。

尾根の先は足がすくむほどの急降下です。オレンジの網を潜ってモノレールに沿ってみることにしました。

ところがモノレールもこれまたこの通り足がすくむほどの急降下。向こうの尾根までトラバースします。

ビシッとした道に出ました。

遊歩道の一部のようです。

以前もここに来た記憶があります。

小河内ダムに覆い被さるように立っているのは御前山でしょう。

御前山や

三頭山なんかの方向です。

水を飲んで水根バス停近くの水根沢に下っていきます。

かなり厳格につくられたくの字くの字です。向こうに先ほど別れたモノレールが見えます。

彼は動きません。風の流れと手ぶれをお楽しみください。

くの字くの字を下っていくと、1頭だと思っていたカモシカは2頭いました。夫婦の風情でした。

カモシカと別れて下ります。

モノレールをまたぎます。

またまたぎます。

この扉でくの字くの字はおしまいです。大麦尾根もここでおしまいです。

水根沢の右岸を歩こうと思っていたんですが 通行止でした。

左岸のこの道を歩きます。途中まで「奥多摩むかし道」と同じルートです。
 
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